黒猫のうたた寝

メアリー・ノートン原作の『床下の小人たち』
うーーーん、読んでたっけなぁ？記憶が遠い今日この頃
内容知ってたから、読んでいた気もするけど、まさか
ジブリがこの作品をアニメ化するとは・・・
でも、テイスト的にはあってもおかしくなかった気もするな。
いずれにしても、賛否両論になる原作もの。
とはいえ、これは、猫は好き♪
好奇心と冒険心に満ち溢れたアリエッティのキラキラした
瞳がいいな。

楽しみにしていた初めての”借り”
ところが、ここで彼女は人間の少年に存在を気づかれて
しまう。
両親は人間に見られてしまったら、もうそこには住んで
いられないっと教えられてきたけど、この床下の家は
居心地がいい、素敵なところ。
どうにかして共存することはできないのかな？
だって、彼女が出会った翔は、信用できる人間だから。

なんとなく、共存できるんじゃないかなっと期待してしまう。
そんな想いを抱いて観ていた人も多いんじゃないかな？
翔も、彼の祖母も小人の存在を認め共存できるタイプの
人間・・・
でも、小人の存在を認めても共存できないタイプの人間の
ほうが、圧倒的に多いのは・・・否定できないのよね。
そんな状況が垣間見えて哀しい気持ちになる。
希少な種は淘汰されてしまうのか？
そんなことはない、きっと仲間はいる！っと強く信じている
アリエッティの前に現れる同じ種の小人の少年。
そして彼女は新天地に向かう。
そこには同族が待っている・・・んだろうね・・・だけどね、、、
なんとなぁく人間の男の子と小人の女の子のラブストーリー
になってもいいじゃーーんっと密かに思ってしまったり(笑)
まぁ、そうなると妄想走りまくりますが(爆)
『耳をすませば』に登場したムーンのような猫のニーヤが
脇役のくせに、いい味出してます。
あとは、あのカラスくん・・・あれは爆笑ものだったわ。
小人仲間の少年にジムシーテイストを感じた猫は、そこで
なんでうまそうが一緒にいないのかなって思ったり
うたた寝指数は0
ハルさん、ほんっと残念でしたね(笑)