黒猫のうたた寝

  

監督・岩井俊二＆音楽・小林武史というこの作品
あちこちに、そのテイストが溢れてる
上映時間が長いけど、世界観に浸っていたら
なんかあっという間だった気がします

話すときに声が出せない、でも歌うときには
パワフルな声でみんなの心に歌が届く
路上ミュージシャンのキリエ
東京で彼女と再会して、マネージャーを引き受ける
彼女の友人だけど今は謎の多いイッコ
震災で行方不明になった婚約者を探す夏彦
今の時間軸の中で進む物語と、過去の時間軸の
中で進む物語
3人の重なりがだんだんわかってくる中で
誰をフォーカスするかで感じ方がちょっと
違ってくるかもしれません

夏彦のココロの痛み、あのときこうしてれば
東北の震災をベースにすることで
そこを境に、相手と向かいあうときに自分本位で
それくらいはと、何も起こらなければ考えもしなかった
いろいろなことが10代～20代の若者たちにのしかかる
上映時間は長いはずなのに、その長さを感じさせない
パワーと没入感と、岩井監督だなぁ～という
映像と・・・満喫した時間でした

うたた寝指数は0
評価は◎

  

お気に入りのカフェで出会った二人
偶然出会って、再び巡り会って・・・
連絡先を交換せず、行きつけのカフェが
約束の場所
でもそこで逢えなくなってしまったら縁が終わる？

二宮くんと波瑠主演で原作はビートたけし
ゆっくり進む関係性は、なんとなく微笑ましい
彼女が、いろいろなことに躊躇している理由は
後半で明かされるけど、いろいろあるにも
関わらず、彼が彼女を忘れずに想いを遂げられた
物語は、みんなキライじゃないはず

連絡先なんで交換しないかな～という突っ込みは
まぁ置いといて（笑）
うたた寝指数は0
評価は◎よりの〇

映像の構図の切り取りは、いろいろなシーンで
ちょっとキュンとなる  

観てたら、なんとなく続編風味
Netflixで鑑賞後に1作目探して観てみました。
韓国と北朝鮮の捜査官が、ある事件について
タッグを組むことになる
それぞれ背後に上からの別の思惑もあるけれど
最終的には、そんな思惑何のそので事件を
解決するストーリー
展開は、1作目を踏襲してるんだな～と思いつつ
2作目だけでも、全然おもしろい作品
北の捜査官がイケメンのヒョンビンで、南の捜査官が
奥さんと娘に頭があがらないベテラン刑事にユ・ヘジン
このデコボコ加減もいい設定

韓国作品、面白いのつくってるな～で
うたた寝指数は0
評価は◎（1作目も2作目も）