黒猫のうたた寝

  

サム・ロックウェルが主演、監督はあのデビッド・ボウイの
ご子息ってことが猫的に注目のSF作品です。

3年間、たったひとりで月面基地での採掘作業を行う男
地球との直接通信は現在できない状況で、定期的にビデオ
メールを送って家族と会話する。
あと2週間で契約の3年が終わろうとしているとき男は事故
に遭う。
そして、目が覚めたとき、そこにはもう一人のオレがいた。
明らかになる驚愕の事実は？

3年間ひとりぼっちの契約って、あまりにも過酷であり
しかも直接通信ができない状況。
宇宙での生活が長期間化すればするほど、地球とは違う
環境なのだから人体に異常が生じないわけがない。
っと、SF好きならなんとなぁく、予測がついてくる。
だからこその企業側の作った体制がこの月面基地の秘密。
男の家族はこの契約について、どう思っていたのかなぁ。
人類の為に貢献している偉大な男の家族として一生面倒
をみてもらえる補償ってどうなんでしょうね。
娘はたぶん知らないんだろうな･･･事が暴かれるまでは
でもね、企業にどれだけ補償されるとしても、こんな
殉職は嫌ですよね、、、ほんと。
ひとりぼっちのサムとコンピューターのガーティ。
本来なら、サムの暴走を止める存在であるはずのガーティ
が最終的に彼に協力し企業を裏切る人間臭さが機械なのに
粋なこと（笑）
表情としてスマイルマークなのも面白いです。
うたた寝指数は10分
閉塞的な空間だけが舞台っていうのも眠くなる素因な
猫なのです。  

沖縄返還の際、日本とアメリカで結ばれた密約を
新聞に公表した新聞記者と、その情報をリークした
として訴えられた外務省事務官の女性が法廷で裁かれた
実話が1978年にTVドラマ化され、1988年に劇場でも
公開されたこの作品が、2010年の今、再度公開されて
います。
なんというか、本当に裁かなきゃならないことが
すり替えられてしまっています。
本当に裁かれなきゃいけないものが何かってことを
ウヤムヤにしちゃって終わって口封じ･･･
そういうことが起こっていたこと、気にはしているんだ
ろうけど、日々の生活に追われていて、メディアが出す
情報が果たしていいのか、悪いのかなんていうこと
考えてもみてないしなぁ。
自分に降りかかってこないことならっと、目をつぶって
しまっています。
なるようにしかならないけど、やろうと思えば事は成就
できることもあるのですから、できることから何か始め
ていかなきゃなって気持にはなりました。
それにしても、鑑賞年齢が高いこと。
本当は、もうちょっと若い世代にまんべんなく観てもらい
たかったんでしょうが。
うたた寝指数は10分。
吉行和子が外務省の事務次官役で出演してますが、正義
の為にリークしたのではないっていうことよくわかります。
まぁだからこその、”情を通じて”ってすり替えになって
も納得させられちゃったんだろうって説得感はありました。
30年以上も前の作品なので、びっくりするほど綺麗です（笑）
  

『運命のボタン』って『ドニー・ダーコ』の監督の
作品のSFなんですね、、、
寝るの確定的な気がするっと敵前逃亡決め込んで
いたのですが、鑑賞券いただいたので劇場へ寝に行って
きました（爆）

うたた寝指数45分かなぁ～（ぉぃ）
いや、導入はおもしろいと思うし、時代が今じゃないのも
よかったのだけどね。

ほらほら、大金が手に入りまっせ～
ボタン押すだけでいいんですよ～♪
まぁ、その代わりに世界のどこかで一人の人が死にます
けどね～
誰かなんてまったくわかりゃしませんから、どーです？
こんな話を持ちかけてくるのが、顔の左半分の一部に
直視できないような傷痕のある礼儀正しい不可思議な
男だったんです。
夫はNASAの研究員で宇宙飛行士希望だけど申請叶わず。
妻は学校の教師で10代のときに足先を医療ミスで一部
欠損されたというハンディがある。
そんな夫婦に届けられたボタン。
そんな美味しい話はおかしいと思いながらも結局ボタン
を押してしまった二人。
その後で結局後悔して、契約のクーリングオフ求めたって
起こってしまってることは元には戻らないんですよ。
人間って面白いですよね～～っと、思うのでした。
だって、これって実験なんですもの～～～って顛末です。

原作は短編だそうなので、大風呂敷広げましたが、広げ
すぎてまぁ、まとめてみましたが、余分なわけわからない
とこ多すぎましたかね？っていうことで猫のよくある勝手
に体内時計微調整っていうことでしょうか？
キャメロン・ディアスは今回なんか老け顔に見えてしまう
角度が多くって、プチショック受けてました。
夫婦に突きつけられる次の選択で、なるほど～そのメビウス
輪で、だからあのシーンが前半にあったのかっと思った
次第で（あ、要所はちゃんと起きてるじゃん（爆）
微妙にレトロ感漂う服装や家の壁紙はよかったなぁ～

ちなみに友人はジュリアン・ムーアの『シェルター』と抱き
合わせDVD鑑賞が面白いんじゃないかっと勧めてくれました。
うん、微妙に納得しました。（笑）
『フォーガットン』との3本立てでもいいかもね♪  

大天使ミカエルとガブリエルが、人間の存続を巡って
対立するっていえば、かなりの大風呂敷が広げられる
イメージではあるのですが（笑）
『レギオン』の舞台は荒野のダイナーですからねぇ、、、
どうなんでしょうね？

荒野のダイナーもしくはバーに化物襲来なんていう設定
なら、『ザ・フィースト』なんかで使ってますが、天使が憑依
した人間たちがダイナーにたまたま集った人々に襲いかかる
という展開。
憑依された人たち、不気味でもなんでもなく結構、ゆったり
歩くゾンビ程度の襲い方というか・・・
一番不気味指数高かったのは序盤に登場するお婆ちゃん
くらいでしょうか。
でもでっかいステーキレアでね♪って注文するあたりから
普通のお婆ちゃんではないことモロにわかるしなぁ
案の定の噛みつきぶりに、ちょっとワクワクしましたが
あっという間にひくひくって終わっちゃったのが残念。
ミカエルも大事な翼を自らむしり取り、自分を追ってきた
ガブリエルと対峙しますけど、翼がなければ超人パワー
も半減するんじゃないかなぁっと思ってみたり。
そして鋼ばりの鋭さで相手を斬り裂く凶器の翼に倒される
あたり、まぁ当然かもねっと思っちゃいます。
だったら、お前も相手の翼むしっちゃえば？なんて思ったり
もするのですが、結局ミカエルは神に目をかけられてる
せいか失くした翼がラストでは復活しちゃってるし、
ついでにちゃっかりガブリエルに勝利してたりして
それって神様、あまりにも依怙贔屓すぎませんか？（爆）
終焉に向かって救世主はお前の子どもだって言われても
あとは自力でがんばって育てなさいって放り出されるのは
なんとなく『ターミネーター』みたいです（笑）
母になった彼女は実はサラ・コナーで、いつかまたミカエルは
彼女を守る為にターミネーターとして出現するのでしょうね。
ミカエルさんはポール・ベタニー
ダイナーの親父さんにデニス・クエイド、ダイナーのお客で
ケイト・ウォルシュ（グレイズ・アナトミーにも出演）とか
キャスティングはちょっと豪華めなんだけどねぇ
ちなみに猫は天使は美形で残酷なのがよいと思いますが
あんまりマッチョなのはどうもねぇ、、、（爆）
うたた寝指数は0  

DVDは7月に発売予定だそうですが、レビュー書き忘れ
てました。『噂のモーガン夫妻』
ヒュー・グラントの情けない夫とサラ・ジェシカ・パーカーの
気丈な妻のセレブ夫婦は、夫の浮気で離婚の危機。
そんな二人が殺人現場を目撃してFBIの証人保護プログラ
ムの管理下に置かれることに。
しかも、別居していたのにワイオミングの田舎での同居を
余儀なくされてしまう。
そーいうシチュエーションで、二人が無事（？）よりを戻す
までを描いたラブコメです。

二人と対照的なのが、ワイオミングで彼らの保護を任された
保安官とその妻。
どちらの夫婦が好みなのかは、観る人次第というところ。
一緒にいる間には、いろいろな紆余曲折があるもので
乗り越えられるかどうかは当人次第。
こんな生活もいいかもしれないと思い始めて事件解決。
結局元さやに戻ってハッピーエンドという定番コメディは
まぁ、安心して観られます。
年齢的にもアラフォーくらいの世代で夫婦ということに
共感できる方々も多いでしょうし。
軽く観て楽しめる作品でした。
でもなんかやっぱりサラ・ジェシカ・パーカーはキャリー
なのよね（笑）イメージ定着は猫の固定概念ですけどね。
うたた寝指数は0  

中島監督というだけで興味津々（笑）
その上、実は松たか子は好きな女優のひとりであり
楽しみにしてました。
試写会で一足早くの鑑賞です。
原作読んでいる友人からは、どっぷり、めり込むという
情報は入っていました。
なんせ、今までカラフルポップな世界を繰り広げてきた
作風だったのが、この”めり込む”という世界をどう
描くんだろうってね。

シングルマザーの中学教師森口
一人娘の事故死が、実は殺されたと知った彼女は犯人に
復讐を誓う。
ただ皮肉なことに犯人は彼女の教え子の中学生。
少年法に守られた彼らをどう裁く？
森口先生の告白から始まって、さまざまな人物がそれぞれ
の主観で告白をしていく。
犯人の少年Aと少年B、Bの母親、新しい担任のウェルテル
そして少女A
自分はなんでもできる、馬鹿になんてされる筋合いはない。
認められて当然のボクなのに、なぜ、うまくいかないんだ？
完璧だと思ったのに、なぜおまえが注目される？
ボクは特別な人間、ほら、ボクを観て！
中学生は、想像以上に大人から観たらエイリアンだけど
そんなエイリアンたちの心の叫びは、フィルターをかけて
観ている親には届いていない。
折り合いがつく親子もいるけど、折り合いのつかない
理解し合えない親子も世の中には多いもので。。。
大切なものが消える音　パチン･･･
消えてみないとわからない想像力の欠如。
スクリーンから目が離せない緊張感と、色みは抑えている
ものの、きれいで無機質な映像が印象に残ります。
時間をかけた用意周到な復讐劇。
笑顔のない森口先生が、最後の最後に見せる笑顔が壮絶
です。
うたた寝指数は0
早く原作読みたいなっと思いつつ、図書館に頼ると予約が
1000件以上あります、、、
気長に待って、その間にまた観に行こうかな。  

小さな港町の美容院には毎日いろいろな
女性が集まってくる。
おばちゃんたちはきつめのパンチパーマを
かけながら、色恋話に花が咲く。
まぁちょっと脚色はされちゃうのはご愛敬（笑）
店主はパンチパーマが小粋なまさ子さん。
そんな美容院野ばらに出戻ってきた、なお子。
離婚の傷は、今は新しい恋で癒されているけど…

『パーマネント野ばら』観てきました。
やっぱり女性のパワーってある意味凄いよね。
手に職を持った母まさ子の姐御ぶり、親友みっちゃんの
パワフルさ、ともちゃんの懲りないダメ男遍歴。
そしてご近所のおばちゃんたちの積極的なアプローチ。
それに反しての不甲斐ない男性陣の情けないこと、、、
まさ子の夫カズオは別の女性の元に転がりこんだまま。
みっちゃんの浮気性の夫はみっちゃんの店の女の子に
手を出しまくり、ギャンブル狂で行方をくらました
ともちゃんの旦那にしても、よくもまぁここまで
ダメンズ持ってきたもんだと、その中でひときわ輝く
王子様がなおこの恋人カシマなわけで。
でも原作を読んでる人はこの結末わかって観ちゃって
いるのかな？
エピソード的には一番地味っぽいなおこがやっぱり
主役だったんだよねって。
スクリーンの中の菅野美穂のはにかんだ笑顔がきゅんっと
きちゃいます。
打ち寄せては引いていく波が、いつか傷ついた心を癒して
くれる象徴のように思えたラストシーン。
海はなおこを見守る港町のおばちゃんたちのようにも
思えます。
うたた寝指数は0

ちなみに、一番凄いと思ったのは山の中で暮らす婆ちゃんです。
実は一番したたかで女なんだわ（笑）
カマキリのメスというか、女郎蜘蛛というか←すごい表現（爆）
もう、一枚も二枚も上手の凄い婆ちゃんでした。  

16歳よりも先に17歳18歳を先に確認してから
鑑賞となりました（笑）
何かって『武士道シックスティーン』です。
作品読むより映画の予告編観るほうが先だったので
ビジュアルは成海璃子と北乃きいで脳内補完されて
ましたけど、それはそれで悪くはなかったかと（笑）

磯山香織･･･永遠のライバル西荻早苗に出逢ったのは15歳。
まさかの敗退…これは何！？何かの間違い！？
どんな実力者だっと闘志を燃やしていたら、実はその
相手は初心者？！
16歳、同じ部活の仲間として再会。
実力を見せろ！と迫っても、実力なんてないんだから
無理！っと逃げる。
磯山武蔵と西荻小次郎の対決の結末は？

えーーーこれで終わっちゃうのかっという印象。
17歳18歳と続くこの結末まで観たい気もします。
まぁ、映画で全部っていうのは無理だから連ドラになったら
いいかもしれません。
北乃きいの面をつけるシーンが、女性から観てもすっごく
かわいいの。
こりゃ男性陣ノックアウトかもなぁ（笑）
原作とはちょっと、設定も変わっていましたがそれはそれで
悪くはないとは思います。
最近、日本ならではの剣道とか書道とか百人一首とか
クローズアップしてくれた漫画や小説を読む機会があった
せいかなんとも思っていなかった世界を見直してみる
きっかけになっています。
そしてなんか、うらやましい（笑）
青春！っていう通り過ぎてしまった時期だからこその
キラキラ感をもう一度味わいたいって思っちゃうせい
でしょうね。
うーーん、これって年とったって証明なのかも（爆）
それにしても、必死で覚えた百人一首なんて、もう忘却
の彼方だよねぇ～っとしみじみと思います。
うたた寝指数は0  

アカデミー賞で話題になって、それでも主演の女優の
体格の良さに、ビジュアル的に魅了されずだったのね。
『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソンも
体格いいなぁ～って思っていましたが、それが吹き飛ぶ
ほどの体型で、ハーレム出身で、父にレイプされ
その子供を産んで、実の母には散々疎まれながらも
生きていくプレシャス。
過酷な生活からの逃避方法は、妄想癖。
妄想の世界なら、キラキラ輝く彼女はスター♪
でも、明るい陽の光の元で胸を張って生きていく術は
果たしてあるんだろうか？
16歳にして、また妊娠してしまっている現実。
「愛している」その言葉は彼女が一番求めて、与えられ
なかったもの。
「愛しているのだから言うことを聞け！」と性的虐待を
正当化する父親。
無償の愛を与えてくれるはずの母親は、自分の男を奪った
あばずれと娘を罵倒する。
そして自分のほうが、被害者だと切々と訴える。
母親役のモニークがアカデミー助演女優賞受賞したのは
納得モノでした。
本当は愛する人の子供を産んで、愛のある生活を過ごして
いけるはずだったのに、夫に裏切られ、夫を奪った娘に
嫉妬し、修羅になる女性を迫力で演じてます。
母であるよりも女であることを選んだ女と、彼女を反面
教師とした娘。
プレシャスが前を向いて自分の道をしっかりと歩んでいこう
という姿勢は好感が持てます。
でもなんでしょうね、結構うたた寝しそうになってました。
うたた寝指数10分でーーす（爆）  

『ゾンビ』が劇場で観られるの？デジタルリマスターなの？
近場で公開ないかしら？っと思った3月末。
仕事がパタパタして近場の上映情報きっちり調べてなかった
ついこの間、GWも過ぎて落ち着いて何か観る映画ないかな
っと探してみた休日前に発見してびっくり（笑）
なんと5月1日から名古屋のシネマスコーレで上映始まって
いたのでした。
あぁ、なんて迂闊だったのかしら、、、
そして、この日に行かないと、もう観られないって凄く
悔しいってことで駆け込み鑑賞したのは先週のお話。

やっぱりゾンビはゆら～りゆら～り近づいてきて、いつの間
にか周囲に集まってきて、え？！っと思ったら襲われちゃい
ましたってシチュエーションがいいんですよ。
逃げられるじゃん、このスピードならって思いながらも増殖
していく群衆にわらわらっと襲われて為すすべもないって
そんな状況がじわじわ～～～～～っと絡めとられるようで
ジリジリと焦燥感に囚われるのが、怖さに結び付くんです。
ところが、最近のゾンビったら進化しちゃって、走るは
跳ぶわ軍隊になるわ、ある意味たちの悪い人間化して…
やっぱり一番怖いのは人間自身かと思ったりもできちゃい
ますね。
それにしてもディレクターズカットの上映時間は2時間以上。
めずらしくも体内時間調整も働かず、きっちり堪能～
うたた寝指数は0
（あ、その前に観てる『クロッシング』で20分調整したか（爆）
リメイクの『ドーン・オブ・ザ・デッド』の中身と微妙に勘違い
していたことも判明。
まぁ、長年生きてきていろいろな作品観ていると内容混同
することもあるでしょう。
最近ほんっとリメイクとかも多いしね。
6月には『サバイバル・オブ・ザ・デッド』も公開になります。
7月にはロメロじゃないけど『ゾンビランド』も東京で公開♪
うっふっふ♪ゾンビ祭りが始まるわっとうれしい夏になりそう
なのでした。  

今日の試写会はなんで2階席までも解放してるんだろう？
ぼーーっとそんなこと思いながら始まった試写会でしたが
びっくりしたことに監督と主演2人の舞台挨拶付きという
うれしいおまけがついてました。
twitterで”市原君に会いにいきまーす♪”なんて勝手な
ことつぶやいてたら、ホントになっちゃった。（爆）

やんちゃな天才カブと気弱な優等生だけど努力家ユウキ
ユウキはカブの強さに憧れて高校ボクシング部に入部。
一緒にボクシングをしていくうちに、二人はリングで対決
するまでになっていく。
そして二人の前に立ちはだかるのは超高校級の稲村。
果たして彼を倒すのは？

いいなぁ～～～青春♪
スポーツのジャンルは替わっても、パターンはほとんど
同じなんだけど、先読みはできるのになんで感動しちゃう
んでしょう。
2002年に公開された『ピンポン』と組立具合はそっくり
同じようなイメージなんですよね。
やんちゃな天才→幼馴染が頭角を現し→幼馴染に敗退→
やんちゃな天才練習さぼる→思い直して復帰
→宿命のライバルとの対決→そして○年後
いろいろ脚色されてはいますが、この王道パターン
泣いて笑って感動して安心して楽しめる作品太鼓判。
カブのおかんに宝生舞がパンチパーマの大阪のおばちゃん
で登場！びっくり（笑）
そうか、おかんを演じる年代になったのかっと感慨深くも
はまり具合がよかったなぁ。
観終わった後は、きっとお好み焼きが食べたくなる。
うたた寝指数は0  

普通に健康だったら、そのままつつましくても
幸せに暮らしていけたはず。
きっかけは妻の結核の発症と妊娠の発覚。
ところが結核の薬があまりにも稀少で高額だという
北朝鮮の国内事情。
夫は妻と子供の為に、決死の覚悟で中国に密入国する。

『クロッシング』を観て心がキリキリ痛みやるせない
想いにとらわれます。
貧富の差が南北である事実。
北で当り前じゃないものが、南では当り前。
自分たちが信じていた国は、国民が困窮していても何も
してはくれないし、国民を信じていない。
夫は家族の為にした行動が、家族を死に至らしめてしまった
現実を突きつけられ、それでも生き続けなければならない。
母と死別し、ようやく父と連絡がとれた幼い息子が電話口
で泣きながら「ごめんなさい、お父さん。お母さんとすっと
一緒にいることができなかった」と何度も謝る姿に
何かが違う、間違ってるよっと心の中で叫んでました。
君はあんなにがんばって、収容所では幼馴染を気遣って
ここまで生き延びてきた優しい子で、何も悪いことは
していないじゃない。。。
同じ民族なのに、同じ地球に生きている人間なのに、なぜ
こんな理不尽な目に逢わなければいけないの？
未来を創る子供たちが幸せになれる術をちゃんと考えて
いける世界になりますように。。。
微弱ながら祈ることしかできません。

とはいえ、うたた寝指数は前半で20分（ぉぃ）
気づいたら父は中国から韓国にたどりついておりました。
うーーーん、、、おかしいな、、、  

ベッソンが絡んだヨーロッパコープの作品に関して
言うなら、なんでこんなに頭スッキリしちゃう面白い
アクション映画作っちゃうんだろう♪っと思うのです。
しかも、今回トラボルタが出演？！
うっわーーーー注目に値しちゃうわ。
今回潔くもマルガリータ！スキンヘッド（笑）

フランスの米国大使館員でも実はCIAの捜査官見習い
知性派のジョナサン・リース。
プライベートでは美人のフィアンセとゴールイン寸前。
そして裏の顔CIAエージェントとしてもそろそろ見習い
返上できるかな～～っていう今日この頃。
そしてテロ対策で米国からやってきたワックスとの
仕事が始まる。
ところがこのワックス…リースの常識の枠を遙かに超えた
エージェントだった。
振り回されるリース（笑）
やがてテロリストの意外な正体が判明する。

リースが花瓶抱えてワックスの後を追いかけて～
なんてシチュエーションが滑稽で、ワックスが気持ちよく
敵と銃撃戦を交えるスタイリッシュさと絶妙なバランス
とってくれています。
これだけ撃ちまくって、しまいにはバズーカまで登場！
いいの？これって思いながらも、これでいいのだーーっと
肩ふるわせて笑いこらえてましたよ。
リースとワックス、ほんといいコンビネーションです。
でも、密かにちょっと別のコンビにも注目しちゃいます。
あのカーチェイスのドライバーのエージェントとワックス
車中で聴いたClose To You の曲と二人の会話の和みシーン
その後の仕事はきっちりやりまっせ！のプロフェッショナル
ぶりの対比がいいのよねぇ。
うたた寝指数は0
トラさん　最高です♪  

たまにアニメ映画観たくなります。
原作は知らないけど会員登録している映画館では
エヴァやマクロスを上映してたりして、ついつい
1000円で観られる会員デーに観ちゃったりしてます。
で、今日は『いばらの王－King of Thorn－』
たまたま『いばら姫』の絵本と、致死率100%のメドューサ
ウィルス、コールドスリープで運命を未来に託す選択された
160人が目覚めたとき、安全なはずのセンターに出現した
モンスター。
生き残ったのは160人中たった7人
世界はどうなってしまったのか？
そんな予告に思い切りそそられて劇場鑑賞した次第です。

160人の中で、なぜこの7人が生き残ったのか。
偶然ではなく実はきちんと仕組まれた結果の7人。
いろいろな今まで観てきたゲームとかアニメとかSFとか
の要素がてんこもりされてて観てる間はそうなるの？
ってドキドキしながら観てました（笑）
『バイオハザード』なんかのアクションRPGしてる気分。
悪夢は整理して、いい夢しか見せないっていうのは
果たして幸せなのかどうなのか？

ソレデモ、アナタニハ生キテイテ欲シカッタノ。。。

なんとなく最近観た『シャッターアイランド』にも
ちょっと繋がるところがあるかも。
いばら姫は、王子様のくちづけで目を覚ます…
イバラで守られている姫が誰なのかわかったとき
あぁ、そうだったのかって思うところがね（笑）似てる。
うたた寝指数は0
なんか外国でも注目されてるアニメだっていうのは
ネットで知りました。
MISIAが主題歌っていうので、なんとなく納得しちゃった。
この公式単純すぎ？（笑）  

以前、偶然図書館で原作の漫画借りて読んでました。
やっぱり環境が違った世界で育った二人が一緒に暮らす
ようになると、いろいろな軋轢からストレスが溜まるもの。
相手に対しての思いやりだと思っていたことが、結果的に
相手を傷つけてしまうこともある。
たまたま彼女の相手は外国人だけど、日本人同士だって
こんなことはよくある話なんだと思いながら観ちゃいます。
サオリの家の朝食メニューのエピソードに共感(笑)
そういえば実家の朝食はどうだっけ？
うちの父も味噌汁は絶対！な人だったなぁ
でもご飯じゃなくてパンでもOKなのよね(笑)
そして父はやっぱり娘が心配でたまらないのよね。。。
サオリの父親も、結婚に反対してみたもののっていう
エピソードは娘の立場ならきゅんっとなるなぁ。

うたた寝指数は0
結婚生活長くなって、初心を思い出すにはいい作品です。
やっぱり素直に正直に、そしてストレスは溜めないのが
ポイントですよね～(笑)
  

19歳のアリスが不思議の国に戻ってきた。
でも彼女は、ほんとうにあのアリス？

アリス・キングスレー19歳。
父が亡くなり、どうやら自分には政略結婚が
待ち受けてる模様、、、でもそれがホントに
幸せなのかな？
父の友人で経営会社のパートナーだった貴族の
おじ様の息子との縁談…
でも彼はちょっと（イヤ、おおいに！）いただけない
青年でありまして、、、
だってママの言うがままなんだもん、、、
そんなアリスの前に白ウサギ登場～～～♪
ウサギの飛び込んだ穴を覗きこんだら、堕ちちゃった。

なんかちょっと楽しいのは、穴の中に堕ちてく模様
そして、着いたところは、あの部屋！
私を飲んで♪と私を食べて♪
やってることが成長してなーーいっとクスっと笑います。
ジョニデが演じることで注目してた帽子屋ハッター
原作読むと変なおじさんでしかないのにね（笑）
だから、どんな風に絡むのかっていうところに注目して
観てましたが、準主役級じゃないですか？
要所要所でほんとカッコ良いキメ台詞残して、アリスの
為のある意味恋人的設定って(笑)
最終決戦前の赤の女王に向かって言い放つ言葉のカリスマ
的威力はなんだ！？
気持ちジャック・スパロウ船長が乗り移ったかと(爆)
赤の女王のキャラの強烈ぶりは予測の範疇でしたけど
それ以上なのはアン・ハサウェイの白の女王でした。
えぇ、一見たおやかで美しい何もできないような高貴な女性
という外見ですが、基本ポーズはいつも同じっていうのが
奇妙に変なキャラなんですもの。
そんな強烈キャラがうようよ居る中19歳のアリスはグイネス
・パルトロウに似た雰囲気のいつも困ったような表情の
女の子でしたけど、問題に立ち向かうことを学んで微笑む
凛々しさはちょっと買いかもしれません。
まぁ周囲があんなに派手ですから色素が薄めになっちゃうの
はしかたないかもしれません。
主役が印象薄いせいか、なんとなくあっさり終わっちゃった
って思っちゃったのがちょっと残念。
うたた寝指数は0
バートンの作ったワンダーランドは猫も行ってみたいなぁ♪
でも3Dにしなくてもよかったんじゃないの？って思う作品
でした。
というか、猫が3Dダメなだけかもね、、、
だって、疲れるんだもん。。。