黒猫のうたた寝

  

予告観た時、この時代設定っていつ？
なんか懐かしい感覚だーーって思ったんですが1979年
という設定だったのね。

8ミリ映画の撮影に熱中する少年たち
好意を寄せる少女を女優として仲間に入れて、真夜中の
親には内緒の屋外ロケ。
まさか・・・とんでもないことに巻き込まれるとは知らず
疾走する列車に突っ込む軽トラ、脱線し爆発する列車。
事故現場に最初に急行したのは軍部の人間・・・
そして事故の後、突然失踪した飼い犬たち、展示車の
エンジン部品だけが消え、行方不明になる町民が。。。
一体何が起きているのか？
軍が隠しているのは何なのか？

『グーニーズ』好き♪『ET』は実は最後まで観たことない＾＾；
『未知との遭遇』も同じような感じ(爆)
でも感覚的にはわかるかな～
『宇宙戦争』と『トランス・フォーマー』もいいとこMIX
しちゃおう
とってもごった煮風味であるんだけど、主役が子供たちだと
いうことと、現代が舞台じゃないことで昔好きだったSF感覚
で観ていられるのがよかったなぁ～
もしかしたら、現代の子供たちから観ればどう思うかは
わからないけど、2000年が当時近未来だった世代は
結構ツボにはまるような気がします。
結構、ほっとかれる謎も多いけど(爆)まぁそれはそれでも
話はまとまってるし（ぉぃ）
エンドロールのゾンビ映画は最高♪
これだけでも観る価値はある感じ・・・
本編って、これのメーキング？物凄く贅沢だわ～～～(笑)
うたた寝指数は0

☆おまけ☆
ジョエル・コートニーくん、どんどん魅力的に見えちゃった。
最初の予告で観た時は、そんなでもなかったのに＾＾；
サントラも好き♪♪my sharona♪思わず口ずさんでました。  

ダニー･ボイル監督で注目。今年のアカデミー賞の司会で
ひょうきんな面も見せてくれたジェームズ・フランコ主演の
この作品。
ユタ州ブルー・ジョン・キャニオンに魅せられ週末はひとりで
ロッククライミングに出かける青年アーロン。
そんな彼が、慣れた場所で遭遇した落石事故・・・
落石と岩壁の間に右腕を挟まれ身動きがとれなくなって
しまう。
周囲に人気はない。こんなことに遭遇するのは想定外。
身につけているリュックの中身は、ロープ、万能ナイフ、
ビデオカメラにボトル1本のわずかな水。
誰にも行き先は告げてこなかった。
月曜に出社しない彼に気づいて探し始め、救助が来ると
しても水曜にならなければ警察は動かない・・・
ヤバい状況・・・手は諦めるしかない・・・万能ナイフは
なまくらで用が足りない。
果たして彼は生き延びることができるのか？

ノリのいい音楽と映像でポップに始まる冒頭。
好きなことに没頭する、明るいノリの青年アーロンの人柄を
描き、ちょっと能天気なくらいなイメージを抱いた後の、
まさかの事故。
メリハリのある映像で、すごく観やすい感覚です。
脱出までの数日・・・妄想と出来る限りのことにトライする
姿勢、実話なので脱出できることは予測できていたけど、
観ている観客の心も、ドキドキさせてくれて、うたた寝する
暇もありません。
上映時間も1時間半くらいと短めですが、かなり充実して
満足感ありました。
とりあえず、自分の居場所と忘れものはないようにして
出かけることの大切さ・・・感じます＾＾；
ま、いいやって思うのは、命取りになることもあるもんで
それと、モノはやっぱりこだわるべき？(笑)
うたた寝指数は0
それにしても、ここ数日ほんっとに蒸し暑く、渓谷の中での
秘密の地下湖に飛び込みたい衝動・・・発動中。
ほんっと気持ちよさそうだったもん。。。  

大人になったら何になる？（つきたい職業は？）
小学６年のこどもたちに出された宿題。
EXILEと答えた少年に、それは職業じゃないだろう？
と先生は言うけど・・・微妙な大人のズレ具合だなぁ～
別によかろうもん(笑)などと余計なことを思いながらの
導入でしたが＾＾；
さすがに・・・昆虫は呼び出されてもおかしくないなっと
苦笑しちゃいました。

両親が離婚して福岡と鹿児島と別々に暮らすようになって
半年・・・大人の都合で離れ離れになった兄弟はそれぞれ
新しい生活を送って日々が過ぎていく。
兄の航一は弟の龍之介と父のことが気になっている。
鹿児島での生活には慣れてきたけど、できれば4人で再び
暮らせるようになれれば・・・と密かに思っていた。
そんなとき、九州新幹線の上りと下りの一番列車がすれ違う
瞬間を見ることができれば、願い事が叶う奇跡が起こると
いう噂を耳にする。
航一は、彼の同級生と龍之介と彼の友達も交えて、すれ違う
ポイントの熊本に向かう。
勿論・・・親には内緒での冒険が始まる。

うーーんっと、原田芳雄さん観逃しました(爆)
目が覚めれば、よっしゃ、今から冒険だっと駅の階段を駆け
のぼっているし＾＾；
しかたない、前半はまた後日補完しようっと思いつつ予告で
大体の経緯がわかっちゃってるので、後半だけでもなんとか
なるもんです（え？）
というか、子供だけのパートでかなり満足できました。
まえだまえだの二人・・・うまいなぁ～ほんっと。
計画的には、目的ははっきりしてるけど(笑)なんとかなるさっ
的な行動だったりしてるのがいい。
そして偶然出会った大人が、優しかったりする。
子供の嘘に付き合ってくれたりする。
出会ったことが・・・奇跡だったりする。
そして、あの瞬間・・・自分の為だけの願いは世界の為に
叫ばなかった航一。
大人の我ままに振り回されているだけだという想いもあった
けど、自分のことしか考えてなかったのに気づけたのは
やっぱり冒険してみた結果かな。
実現できる奇跡(夢)と、できない奇跡があることは事実。
ひとつずつ理解しながら子供は成長してくんだよね。
うたた寝指数は60分。
（体調管理して観に行かねば・・・っと真剣に感じた今日
この頃なのでした(爆）  

リーアム･ニーソン主演でまたなんとなく、『９６時間』
ぽいノンストップとんでも（？）系アクション作品かなっと
思いながらの鑑賞。

ドイツでの学会参加の為に妻とアメリカから訪れた男が
タクシー乗車中に事故に遭い、気がつくと自分の名を
名乗る男に、自分のすべてを奪われていた。
果たして、自分はいったい誰なのか？
なぜ妻さえも自分を否定するのか？
事故に遭遇した時のタクシー運転手の女性と自分を
取り戻すべく動き始めた男を、謎の男たちが襲撃する。

最初はSFチックな話？とも思っていましたがそうじゃない。
途中で、何者かが妻を抱き込んで男の存在を剥奪してる
のかっと・・・
それも、また途中であーーーーーそうなんだっと判明。
何も考えないで観てるのがいいです(笑)
まぁ、ひっかかりはいくつも散りばめてくれているので
あ、なるほどねっとスピード感に乗っかって観るのが正解。
大体、リーアム･ニーソン扮するマーティン・ハリスがね
結構、ふつーの科学者なら、こんな超人ぽくはないじゃん
って既に思えちゃうとこから胡散臭い(爆)
うたた寝指数は10分くらい
それでも寝るかと思いつつ＾＾；まぁ主人公も記憶失くして
るしねぇ（どこが共通するんだか）(笑)それ繋がり？  

うう、、、どうしよう2時間越えのこの作品＾＾；
っと思ったのは正直なところ。
腰が引けている間に公開から時間が経ち、上映時間も
そろそろ減ってきてしまうのと木曜レディースデイに
背中押されての鑑賞です。
『おひさま』の井上真央も、なかなかいいしなぁ～っと
そんな連ドラ効果もありました。
気づかなかったけど、NHKではドラマの再放送もして
いたりしたんですね・・・
そんなこんなで、結構な入り具合。
レディースデイということもあって9割方は女性でした。

母だと信じた人は、誘拐犯でした。
衝撃的な言葉・・・予告で観た印象は、暗く陰湿なもの
でしたが・・・

不倫相手に中絶を迫られた女性は、相手の妻がそのとき
妊娠していて自分が叶えられなかった母になったことを知る。
ようやく男の不実に気がついたときには、子宮を失った彼女
には何も残っていなかった。
カラッポの彼女は、生まれたばかりの他人の赤ん坊に心を
癒されて、衝動的に赤ん坊を連れだしてしまった。
そして4年後、連れだされた子供は本当の親元に戻ってきた。
両親を名乗る大人に、子供は馴染めなかった。
ただ、それまで育ててくれた彼女の話はご法度なのは、幼い
ながらもなんとなく理解して・・・
子供は、自分の心を押し殺しカラッポな自分を感じながら
よい子を演じ続けた。
そして子供は大人の女性になり、不倫をして妊娠した。
本音はどうしたらいいか、わからない・・・
封印した幼い頃の記憶をたどる旅をすることで、彼女は解放
されることになる。

井上真央は勿論、永作博美がどんどん強くなっていく。
というか、すっぴんの目が怖かった＾＾；(爆)
いつか終わってしまう疑似親子関係・・・
でも、確かにあの人は、薫の母親でした。
そう言い切れます。
初めて撮った写真館での親子の情景。
写真の笑顔には、こんな背景があったことに胸が熱く
なります。
別れの時の、彼女が薫を保護した警察官にお願いと叫ぶ
言葉は、確かに母親の言葉でした。
そして、小池栄子・・・いつもと違うぞ(笑)
猫背で足を少し引きずりながら歩く姿・・・何者？って
そんな化けぶり。
究極・・・エンゼルさんの余貴美子の強烈さは別の意味
で目が点になります。
この作品に登場する女性たちは、みんなトラウマを抱え
思うようにいかない関係に悩んでいます。
ただ、愛していて、愛してほしくて思うようにならなくて
感情をぶつけるだけでは何も解決しないことは十分
わかっているはずだけど・・・
森口瑤子が演じる子供を奪われ、戻ってきた娘とうまく
馴染めない母が・・・一番貧乏くじを引いてしまったのでは
とも思えます。
やっぱり「女性たちよ、よき人生を！」とエールを送りたい
母性だけで男と付き合っちゃいけません（爆）
ほんっと・・・影薄い男たちでしたっけねぇ＾＾；；；
うたた寝指数は0  

東京では3月公開・・・名古屋では5月公開だったので
ようやく観られた噂のゾンビ映画。
そぼ降る雨の中、今池のシネマテークまでレイトショーに
行ってきました。
公開前から、低予算45ポンドが注目されていましたし
ゾンビ出演したエキストラはFacebookやtwitterで
集まって参加してくれたとのことで、ついついゾンビ達にも
注目してしまいましたが、みんな、上手いなぁ～

金づちを手に戻ってきたコリンは、ゾンビとなった友人
ダミアンに襲われる。
どうにか、食べられるには至らなかったが、噛まれてしまった
コリンも、感染しゾンビになってしまう。
意識を失くし、起き上がり、何かを求めて街をさまようコリン。
彼が、たどりついた場所は、愛する人がいたところだった。

ゾンビの習性・・・生きた人間の肉を食べ、相手をゾンビに
してしまう。
彼らに残っているものは、食欲と生前の刷り込まれた日々
の行動。
人間としての意識が薄れゆく中で無意識に覚えていること。
ゾンビ目線から描かれているというのが、新しい視点でした。
愛する人がゾンビになってしまったら、だからといって相手を
切り捨てるなんてこと・・・できますか？
意識がなくても、生きていてくれるだけで・・・っと延命を
望むことは、いけないことなのでしょうか？
あなたなら・・・どうしますか？
答えは、一つじゃないんですよね、、、
切ないなぁ。。。
と言いつつも、さまよう時間の長さに耐えられず＾＾；
うたた寝指数は30分。
えーーっと、90分くらいの作品なんですよね、、、
いや、ゾンビは好きなんですよ～～～～(爆)  

女子高生4人が作った劇団羅針盤。
あの伝説の羅針盤のメンバーだったんですね？
新進女優のマリアは、撮影現場のスタッフから、そんな
声をかけられる。
4年前・・・その羅針盤のメンバーの一人が死んでいる。
殺したのは・・・わたし・・・

現在と過去が交互に描かれるけど、マリアの顔はラスト
まであえて出さない・・・
だからこそ、一体誰が？っと思いながら、そして果たして
誰が殺されたメンバーなのかっと考えながら観てしまう。
4人の仲間達の、確執はそれぞれある。
だから、殺すことに至る理由は、才能に対する嫉妬なの
かな？っとしか思えない。
とはいえ、それぞれに素敵な才能があるし、お互いを
認めあう潔さが、彼女たちの間にはあったと思うから・・・
犯人であって欲しくないという気持ちも膨らんでくる。
意見をぶつけあい、いい舞台を作りたいという4年前の
少女たちのキラキラした青春は、観ていて気持ちのよい
ものがありました。
舞台のシーンも、面白いステージ見せてもらったなぁって。

それが、現在パートになると、ちょっとホラーチックになる
のよね(笑)
マリアの顔が見えそうで見えないのも、うまい演出。
その対比があるからドキドキ感上がったのかもしれません。
うたた寝指数は0
青春モノ、好きな人にはおススメです。