黒猫のうたた寝

  

映画公開が決まって、TUTAYAでコミックレンタルしてみた。
やっぱり矢沢あいの漫画は『NANA』もそうなんだけど
読むのに時間がかかるのよね、、、
なんでしょうね、相性なのかな？描かれた線がするんっと
頭に入ってこない感じというのか（なんだ、それ？）
そして、時間が経って結構内容忘れて映画の試写会＾＾；
ラストがコミックと違っているんだっていうことでしたが、違い
はちゃんと覚えてたらしく・・・これはこれで、予定調和。

受験生の紫が出会ったジョージは、それまでの彼女の
価値観をひっくり返した。
ジョージとの恋は、いろいろあったし、振り回されたけど
彼女は自分の進む道をみつけた。
まっすぐ自分の道を進んでいくパラダイス・キスの仲間達

キャラ的にはベタ甘だけど実和子ちゃんの性格は好きだな。
ただし、イメージだと紫より小さな印象なんだけど＾＾；
演じた大政絢のうほうが、北川景子よりでかいのよね～
大政絢の実和子ちゃんは、単品ならかなりイメージに近い
ものあったんですけど。(笑)
試写会は、やっぱり20代前後の女性中心でした。
向井くん、カッコよすぎるから、デート映画としての利用は
やめておいたほうがいいかもね。
コミック読んでると、あのエピソードも実写で観てみたいと
思ってしまうのですが、2時間枠では省略されちゃうのは
しかたないですね。
映画と原作は別物ということで、観る分には合格かな。
うたた寝指数は0
まぁ大人のおねーさんにはDVDでも十分かなぁ。
  

50年の時を経て、ジュリエットから届いた手紙。
それをきっかけに、クレアはかつて結ばれなかった
恋人を探す旅に出る・・・

そういえば、クレア・デーンズがジュリエット演じたよね
なんて思ったりして(笑)
イタリアのヴェローナにはジュリエットの生家があって
そこを訪れた女子は自分の悩みをジュリエット宛の手紙
に託して壁に手紙を掲示して帰っていくのだそうで
そんな女子からの手紙に”ジュリエットの秘書”と呼ばれる
女性達がジュリエットとして返事の手紙を送ってくれるの
だそうです。
日本語で書いた手紙は日本語で返事がきたとかTVの
放送で見ましたっけ。
運命の相手だと思ったら、勇気を持ってぶつかってみて。
真実の相手なら、きっといつか結ばれるはず・・・
ベタだけどキュンキュンするストーリー。
祖母クレアの恋の相手を探す旅に付添う孫チャーリーと
そのクレアにジュリエットからの手紙を書いた主人公の
ソフィーがどうなるか・・・は、わかりきった展開ですが
二人のクレアに対する想いだとか、クレアがソフィーを
気遣う想いだとかが心地よくするんっと入ってきて気持ち
よく笑って泣けて楽しかった作品です。
クレアがソフィーの髪の毛を優しくブラッシングするシーン
あそこは、亡くなった母を思い出してしまって、ついでに
マンマ・ミーアでやっぱりこんなシーンがあったなぁっと
連想してました。
それにしてもロレンツォ・バルトリーニって名前は
ある意味イタリアの山田太郎さんとか鈴木一郎さん
みたいな名前なのでしょうか？(笑)
居すぎだわ＾＾；；；ほんっと。
うたた寝指数は0
ハッピーな気持ちになれる作品です。
ついでに旅行もしたくなるかも。  

映画が公開になると去年知って、即座に原作読んでしまい
ました。
ちなみに読書後の感想はこちら
そこで映画のキャスティング確認したら・・・ミラクル鳥居と
旭ゲンズブールの性別が逆転してるじゃないですか＾＾；
えーーーーどう、まとめるんだ？って公開待ち望んでいた
わけで、試写会でお先鑑賞してきました。

大阪夏の陣で滅んだはずの豊臣家
でも実はその末裔はこっそり大阪の男たちの手で生き
ながらえていたのだった。
大阪の男衆は、徳川の遣り口をよしとせず、大阪国を
密かに建国し末裔を保護し続けることにした。
ただし、末裔には自らの出自を知らせてはならない。
また、大阪国の存在も明らかにしてはならない。
そして400年の時が・・・流れた。

万城目ワールド炸裂(笑)
このホラ話・・・あってもおかしくないのが面白いのよね。
鳥居役が綾瀬はるかになったのは、この天然ボケぶり
できる男優さんがいなかったからでしょうと、納得の
ミラクルぶりでした。
一方、旭が男性になっちゃったから、ラストの大阪の粋な
女性達が描かれなかったのは、ちょっと残念。
はいはい、男衆の勝手なことは、すべてお見通しなのよ
っていう秀吉の正室の北の政所気質、観たかったなぁ。
和久井映見演じた竹子さんにその片鱗は見えますが(笑)
中井貴一演じた真田幸一が、堤真一演じる松平に大阪城
で語った、大阪国の男がその子供に初めて大阪国のことを
伝える時の重み・・・
これ、中井さんが語るから・・・じんっと染みてくるんです。
うたた寝指数は0

  

お菓子放浪記・・・お菓子の職人になる為にがんばるの？
なんて観る前は思ってましたけど、戦時中孤児になった
少年が、お菓子によって得た甘く温かな幸福感を心に秘め
一生懸命生きていく物語でした。
辛い目にあっても、あのお菓子を食べた時の幸福な気持ち
があったから・・・
見守ってくれる優しい大人達がいたから・・・
アキオくんが唄う”お菓子と娘”
大好きな陽子先生が教えてくれたこの歌は、ずっと二人を
繋いでいました。
ある意味回想に基づいた作品なので寓話的な描き方に
なっているように思えます。
芝居がかってる印象もありベタでもありますが、心が温かく
なるような雰囲気があります。
この作品にかかわって協力してくれた東北の人々の気持ち
が、のっかているのが観ていて感じられます。

名古屋での公開は7月、静岡では8月公開の模様です。
宮城県石巻や仙台をロケ地として使っていたことから
震災前の東北の美しい風景が映像に・・・
戦争で破壊された大地がいつの日か緑を取り戻したように
東北の大地に早く緑が戻りますように・・・
そんな祈りが重なります。
うたた寝指数は0

アキオ役の吉井一肇くん、ミュージカルの舞台に出ていた
んだそうで・・・歌声聞いて納得(笑)
後、いしだあゆみさんの舞台挨拶がありました。
着物を着て立ち姿も凛とした彼女の作品の中でのフサノさん
ちょっとギャップがあるけど、いい味出してましたよ。
世の中お金だよっ！って言いながらもアキオのことちゃんと
見ているおばあちゃん。
口は悪いけど、本音はねっていうのがいい持ち味でした。

  

『ゾンビランド』で目指した遊園地と、このアドベンチャー
ランドが一緒かどうかはわかりませんが(笑)
同じジェシー・アイゼンバーグ主演のDVDスルー作品です。

夏休みにアルバイトしたアドベンチャーランドで、ジェイムズ
はエムと出会って彼女に恋をする。
彼女に出会う前は、父のリストラで卒業旅行にはお金が
足りず行けなくなり、その上、学資も稼がないと進学できない
状況・・・おまけに彼女には振られて童貞卒業もままならぬ。
しかも自分の望んだ仕事には採用されず腐り気味だった
彼の前に忽然と登場したエム。
いい感じになった二人だったが・・・

結構スルっと観られるんだけど、ジェイムズのいじけ具合が
なんかスッキリしないのが・・・
まぁキャラの問題かもしれませんがなんともいえません。
一方、エム演じるクリスティン・スチュワートは、今じゃもう
『トワイライト』のベラに近いキャラのような＾＾；
まぁ確かに屈折している役は似合ってますけどね。
『君に嘘はつきたくない』って・・・
言わなくてもいいことを敢えて口にして相手を傷つける
ことに気付かない青さ加減にイラっとしちゃったのは、
自分が大人になっちゃったからでしょうか。
『あなただけに話すんだ、誰にも言わないでね』って・・・
スピーカーに情報与えちゃってあまりにもアホとしか
思えません。
それで関係がダメになるのは・・・当たり前じゃん(爆)
しかも、自分のことは棚に上げて彼女を見るなんて地雷踏み
まくってることに、その時は気づいてない。
あーーーほんっとに、イラつくなぁ、、、
とはいえ、結局ジェイムズがこのひと夏の経験で、自分の
進む道を改めて考え、前に進むのであったって話なので、
まぁ、しかたないんだろうなぁ～
そして、ちゃんと彼女とハッピーエンド・・・定番だよね。
1987年という時代設定なのでアドベンチャーランドで終始
流れる音楽は馴染みがあるものでしたけど、かつて自分も
こんなもんだったかなぁ？っと共感できないで終わって
しまったので満足感薄い感じでした。
やっぱり猫にとってジェシー・アイゼンバーグはキャラ的に
ダメなこと改めて感じちゃった録画鑑賞でした。
相性だからしかたないわよね＾＾；

  

たった15分の短い始発から終点まで。
でもそんな電車の中で、人はすれ違い、出逢い
そしてさよならをし、いろいろな想いが実はその中で
生まれているんだなぁ。
幼い子からお年寄りまで、人生の縮図がそこにある。

翔子は、自分を捨てた元婚約者の披露宴に純白のドレス
を着て参列してきた帰り道の阪急電車で、孫を連れた
老婦人の時江に声をかけられる。
『よかったら、話してみない？』
見ず知らずの女性だったけど、不思議な安心感がある
そんな雰囲気を持つ彼女に経緯を話、途中下車して
気持ちを切り替えることにした翔子。
そんな二人を見ていた女子大生のミサは恋人と些細な
ことで喧嘩になり駅のホームで突き飛ばされ擦り傷を負う。
『くだらない男ね』っと彼のことを評価しながらミサを気遣う
時江。

そしてそんな3人とすれ違う、関西学院の大学生。
関西学院を目指す女子高生に、PTA絡みの無理な付き合い
に疲れた主婦。
周囲にまったく気を遣わない関西のおばちゃんグループや
気のいいサラリーマン。
そして孤高の小学生の女の子・・・
最終的に絡ませ方がうまいんだ(笑)
しかも、気持ちはハッピー方向に持っていってくれるのね。
電車は今、通勤で利用してますが、猫の場合は10分の乗車
時間、ほとんど座って読書(爆)
これじゃ、何も起こらないなぁ～
あ、そういえば・・・以前電車で呑んだ帰りにぶっ倒れた時に
介抱してくれたのは見知らぬお人でしたっけ＾＾；
えーーっと、一応友人もいたんだけどね(爆)
うたた寝指数は0  

WOWOW放送で鑑賞したクリス・パイン出演作。

近未来、致死率の高い感染症が蔓延し生き残った
兄弟と兄の恋人、弟のガールフレンドの4人は安全な
場所を目指し車で旅をしていた。
でも結局、4人のうちの一人が感染し、生き残る為に
感染者は切り捨てられていく・・・

ロードムービーなんですけど、なんか空しくて残らなくて
しかもぱっと見主役だと思うクリス・パインの切り捨て方
が微妙な終わり方でした。
最後の一人になってしまっても・・・生き残るほうを選択
するであろう人間のあがきの先に・・・何も残ってないし
その上、感染者はゾンビになってるわけじゃないので
襲ってくるわけでもない＾＾；
一応飛沫感染になるのかな？
エボラ系の出血死・・・
こんな世界になった経緯も、悲惨な状況もはしょっている
せいか、緊迫感がなかったのも興味が起きなかった一因
かもしれません。
TVで観てのめり込めなかったってことは劇場鑑賞してたら
確実にうたた寝指数が上昇する系の作品でした。
うーーん、せっかくのクリス・パイン、、、残念！(苦笑)
  

キャプテン・ジャック・スパロウは消えず(笑)
3作目で終わるかと思っていたのに、こんなに素敵な
キャラを終わらせてしまうのは忍びないと思ったのか
4作目登場です。

なんとバルボッサがイギリス国王に忠誠を誓って片足を
失くした姿でジャックの前に現れる。
今回の獲物は”命の泉”
かつての恋人アンジェリカと再会した後ジャックが連れ
込まれた先は、黒ひげの率いるアン女王の復讐号の船上。
予言により命運が尽きようとしていた黒ひげも自らの命を
永遠にする為に”命の泉”の場所を知るジャックを利用しよう
としたわけで。
しかもアンジェリカは黒ひげの娘だった。
イギリス軍と海賊にスペイン軍まで絡んでの”命の泉”探し
果たして最後に笑うのは？

冒頭のジャック・スパロウへの裁判シーン。
ここの掴みはOKだったんだけどなぁ～(笑)
ジャックの相棒ギブスの登場とバルボッサの登場で思わず
笑みがこぼれてしまいます。
アン女王の復讐号のファイヤーーーーーっは凄いんです
けど、ゾンビ海賊ってただの甦った死人でしかなくって、
伝染性はないんだなぁ、、、ってのがつまんない(爆)
宣教師と人魚の恋の行方のクローズアップのさせ方が
なんか中途半端なような気がしてならないので物足りない。
そうなのよ、宣教師のキャラがもうちょっと目立ってたらねぇ
せっかく美味しいとこなのに、影が薄いんだもん。
その分海賊たちは相変わらず濃いめです(笑)
ペネ演ずるアンジェリカとジャックの因縁が次回は乞う
ご期待♪
（って、次も続くのよね～このエンディングだと）
黒魔術は怖いなぁ～～
うたた寝指数は10分～15分
もうちょっとサクサクっと人魚捕獲までいけばよかったんだ
けどなぁっということなのでしょうねぇ～
でも大好きなジャック・スパロウ堪能できるのは確か(笑)
  

チャップリンのバレエの次は古典バレエの白鳥の湖
ナタリー・ポートマンが悩めるプリマのニナを演じます。
典型的なよいこの優等生ニナ・・・
純粋で、魔王におびえひっそりと生きる白鳥は、今の
ニナそのものなので見事に演じることができるけど
セクシーで小悪魔的な黒鳥を表現することができず
登りつめたプリマの座を、セクシーなリリーに奪われて
しまうのでは？っと疑心暗鬼に陥って・・・

白鳥と黒鳥のダンサーを別々にしちゃえば話は簡単
だって、突っ込み入れると話は成立しませんが(笑)
なんとなく大映作品連想しちゃって面白がって観て
しまいました。

自分の中のダークな部分の蓋を開けてしまうのは
抑圧された中でずーーっとよいこを演じ続けてきた
彼女にとっては、自分を否定されているようで・・・
綺麗な部分だけしか見ないようにしてきた今までの
生き方をひっくり返さないことにはそれは叶わない。
とはいえ、彼女の心は少しずつ破綻に向かっていた
ことに関しては、間違いない。
そのきっかけになったのが結局はプリマに抜擢され
ちゃったということなのです。
憧れていた完璧なプリマは、年齢を理由に引退させられ
型どおりの完璧な踊りは、心がないと否定され・・・
応援すると言いながら、彼女を生まなければと否定の
言葉を心なく発する母親に、気持ちを萎えさせられ
心に毒のエッセンスを注入されてしまった無垢の白鳥。
彼女は鏡の中の自分（ダークな部分）を否定し、制圧して
真実の愛（プリマの達成）を得たつもりで自らを滅ぼして
しまったのでした。
でもその時の満足げな表情・・・

そういえば、こういうスリラー系のヒロイン・・・ナタリーの
悩める表情はピッタリかもしれません。
ジェニファー・コネリーとかウィノナ・ライダーとかも結構
悩み系の顔似合うかも(笑)と、同系列ぽく勝手に思って
おりますが。
うたた寝指数は5分。
実は予告上映中うとうとしてて、あれっと思ったら本編
始まっていましたよ(爆)  

1幕目はドキュメンタリー、2幕目はダンシング・チャップリン
というバレエの舞台の映像化という構成の作品です。
舞台の方は、ほんとうは20演目あるところをピックアップして
13演目としたそうです。

実は冒頭のチャップリン演じるルイジ・ボニーノで思わず
涙ぐんでしまいました。
モノクロの舞台で甦ったチャップリン・・・
映画の中でしか観たことのないチャップリンが目の前に
なんかとっても感慨深くって目頭が熱くなってしまいました。
そして、この作品がこういう過程を通して作られたんだよ～
っというドキュメンタリーな1幕目が始まります。
＾＾；とはいえ、ドキュメンタリー・・・寝るんだ、、、猫の場合
案の定・・・うたた寝指数30分(爆)
そして5分の休憩入れての2幕目・・・こっちはちゃんと起きて
いられましたが（ぉぃ）
ルイジ・ボニーノ、60歳・・・還暦のダンサー
体力的にもう限界・・・だからこそのこの映像化は貴重なもの
だと思います。
そして、ほんとにバレエなんだけどチャップリンが再現されて
そこが本当に凄い！
ただ映画的には2幕目の13演目のうち野外で撮影されて
いるお巡りさんのバレエが一番ほっとして面白いという結果。
あくまで猫の主観ね(笑)
池を使った演出面白かった～～♪  

GWに一生懸命（？）お仕事して疲れ切った後の休日
まぁ何か映画観ないとストレス解消できないなぁ～っと
上映作品探してたら、ゲキ×シネの過去作上映やってる
じゃないですか♪
しかも6月公開予定の『薔薇とサムライ』の前売り券提示で
2000円で鑑賞できちゃう♪（ようするに前売り価格）
劇団☆新感線の舞台をお得に楽しめるチャーーーンス！
これって”五右衛門”繋がりでのレパートリー上映なのかな？
（レパートリー＝ゲキ×シネ過去作品の意味らしいです）
ってことで『薔薇とサムライ』の前売り券購入してからの
鑑賞と相成りました。（もしかして、策略にはまった？）

時は太閤秀吉の時代。
かの有名な石川五右衛門は釜ゆでの刑で死んだはず
でも実は、仲間の真砂のお竜たちに助けられ生き延びて
いたのだった。
そして南蛮人のペドロ達にそそのかされ南の果てのタタラ島
に神秘の石・月生石を求めて仲間と共に海に出る。
タタラ島を支配するクガイ
父クガイを憎み倒そうと狙う王子カルマ
カルマに協力するバルバ国のボノー将軍
暗躍する南蛮人ペドロ
果たして月生石にはどんな価値が？

古田新太の五右衛門に、彼の宿敵（というかお役人）の
岩倉左門字に江口洋介。
この時点で映画の『GOEMON』の五右衛門役の江口が
出演してるのにニマニマしちゃいました。
泥棒と彼を宿敵と追いかけるお役人の関係はお馴染みの
ルパンと銭形警部のような空気を醸していて楽しいこと
といったら(笑)
そして真砂のお竜は、峰不二子のイメージ。
笑って笑って、ちょっとうとうとして（え？）、クガイの覚悟と
タタラ島の住人にほろっときてあっという間にエンディング。
やっぱりこのパワーとエンタメ感凄いな～。
そして森山未來の王子・・・かっこいいです♪
（実は配役知らないで観てたので当初誰かと思ってた＾＾；）
メタルマクベスでもやっぱり登場のタップダンス披露して
くれますし。
ラストシーン観ながら、この後『薔薇とサムライ』に続いていく
わけなのね～などと思って6月の公開が楽しみになってます。
それにしても、まさかのギター侍♪笑った~
うたた寝指数は5分
  

ウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメ。
・・・ウェス・アンダーソンで寝る可能性上昇。
ストップモーション・アニメは結構好き♪
主役は狐・・・声優は・・・ジョージ・クルーニー？
あ、予告の声聞いただけでわかる(笑)おとーさん狐。
ついでにおかーさん狐はメリル・ストリープ。
妙に豪華なヴォイス・キャストにエンドロールでびっくり
しながら観終わります(爆)
原作はロアルド・ダールの『父さんキツネバンザイ』という
児童文学なので、ストップモーション・アニメで描くと
なんだか飛び出す絵本のような感覚です。
でもそれが、この作品には合っているような気がします。

盗人を生業にしていたMr．FOXは妻の妊娠をきっかけに
足を洗い、記者になって親子3人で平和に暮らしていた。
丘の上の新しい家を購入することにしたMr．FOX。
向かいに見える3件の農場主は、クセのあるチビデブノッポ。
妻には内緒で泥棒稼業を復活させちゃったFOXは、奴らの
裏をかき見事に農場から獲物を奪うのに成功したけれど
それが仇となり、新しい家を奴らに破壊され人質(狐質？)
を取られてしまうことに＾＾；
果たして狐(森の動物)vs3人の農場主のバトルの行方は？

児童文学が原作だけあって、ストーリーは単純ですが
キャラクターがわかりやすい(笑)
動物を擬人化して描いていて、ほとんど人間ぽいんだけど
時々野生に戻るのに、クスっと笑ってしまいます。
食欲って、本能的なことなんだなぁっと変な再認識。
父親に認められたい息子狐のアッシュのひね具合が
可愛いのと、ネズミ（なんとウィレム・デフォー）の指
パッチンとFOXの定番ポーズが印象に残ります。
うたた寝指数は5分ほど。(結局なのね(笑)
  

後編の予告編でたえちゃんが星人？っと思わせる映像に
俄然興味を抱いて実は前編を観に行っている猫ですが
前作のラストで山田孝之登場で、彼は一体何者？
と興味を抱き、公開された後編をいそいそと観に行ってき
ました。

GANTZに召喚された玄野くんは、その実態を知り幼馴染の
加藤くんを星人との戦いで失ったことをきっかけに、共に
戦った仲間を復活させるために100点をみんなで目指しま
しょう！っと工夫をしていくようになりました。
前作とうって変わって、仲間に対して思いやりをもって進んで
いく玄野くん・・・まぁ、だからこそのラストの彼の選択。
そしてGANTZという番人の見守る世界は、永遠に続くのです。
自らを犠牲にしても守りたい人がいる・・・
あなたの笑顔をずっと遠くから見守っているよ・・・って

黒い球体の中で生体を維持し続ける男は、そーいう人間達
なんでしょうか？
彼の理想の世界は夢の中・・・夢が実体化しているだけ。
玄野くんの夢の中で、彼の仲間達は生き続けているような
そんな感覚もあったりします。
受け止め方は、人それぞれ(笑)
うたた寝指数は0
やっぱりコミック読みたくなりました。
だって結局GANTZって何？って謎は解けないんだもんね。
でも、コミック読み終えても、もしかしたらよくわからなーいっ
てあり得そうなんだけどね(爆)