黒猫のうたた寝

  

変態仮面映像化の情報を知ったのはtwitter
でもそのときは、”けっこう仮面”と勘違いしてて
前にも映像化してるんじゃ？って思ってた。
興味本位で予告編観て、違ってたこと判明しました
が、まーーさか静岡じゃ上映しないだろうって
思ってました。
（上映したとしても、たぶん東部地区のあの映画館
じゃないかなぁ？っと）
そしたら、よく行くららぽーとでの上映決定！？
ある意味ラッキーな鑑賞です。
原作は、1990年代ジャンプで連載されてたらしい
のですが、読んでなかったなぁ＾＾；
サシャ・バロン・コーエンのボラットで着用してた緑の
ブーメランパンツは変態仮面のコスチュームが原型
なのかしら？
っとも思いながらの鑑賞です。
ちなみに主演は鈴木亮平、見事な肉体美。
顔つきが優しいので変態仮面になったときのギャップ
がピッタリ。
ヒロインは仮面ライダーフォーゼでおなじみになった
清水富美加。
天然な感覚が、はまってたかも。
そして敵キャラはムロツヨシ・・・ゆるくて滑稽なズレ感
ニセ変態仮面の安田顕。すっごく楽しそうな変態ぶり。
片瀬那奈の女王様が、ピリッといいスパイス感。
（出番少ないけど、強烈なインパクトなんですよ）
監督は、あの勇者ヨシヒコを作った福田雄一。
っと蓋を開けると・・・ちまたの微妙な期待感納得。
深夜のあのゆるくてチープだけど妙に面白いっと
はまった人にはたまらない作品かも。
うたた寝指数は0
評価は◎寄りの〇


  

洒落になってないけど、舟漕いでしまった＾＾；
『舟を編む』松田龍平主演。
原作は未読ですが、本屋大賞を取っている作品。
ということは、そこそこ楽しめるのだろうなっと思い
原作読まずに今回は観てみました。
辞書編集部にスカウトされた院卒の堅物変人の
馬締（まじめ）27歳男性。
言語学を専攻していて、本の虫・・・
コミュニケーション能力は、ちょっと苦手な領域。
でも、営業から辞書編集部に移って、彼の周囲は
変化していく。
恋をして、一生懸命に仕事して、理解してくれる人に
恵まれて、ひとつのことを達成する。

辞書作りは言葉の収集から・・・古い言葉や新しい
言葉・・・変化していく使い方。
一つの言葉の意味の表現方法って奥が深い。
そしてコミュニケーションを図るためには相手が理解
できる言葉に置き換えていくことがポイント。
相手がストンっと理解してくれることって、すごくうれしい
ことなんですよね。（笑）
うたた寝指数は地道な言葉の収集部分で寝堕ちして
50分
んーーーっと麻生久美子？出てたっけ＾＾；
香具矢さんの料理は美味しそうです（笑）
何気にオダジョー演じる西岡さんがいいキャラ
そして加藤剛さんが演じる言語学者の松本先生が
ピタっとはまってる感じ。
評価は寝てるけど空気感が好きで◎に近い〇  

長いよ、上映時間＾＾；っと思ってスルー気味でいた
作品。
でもなんだか、面白いの？っというtweet観たのと
知人が某所で行うイベントに参加しようと思って
観とかなきゃっと思ったのです。
ちなみに・・・マトリックスは結構寝ちゃった作品だし
SFだし、長いし・・・うたた寝要素はふんだんな作品
なのですが、果たしてどうなる？！

物語は６つ。時代はすべて異なり、パラレルワールド的
でもないし、同じ人物が共通主人公というわけでもない。
①奴隷制の時代・・・奴隷の黒人と弁護士の白人が出会い
白人の彼は、人種差別に意味がないことを理解する。
②音楽を志す青年は、同性愛者・・・自分の完成させた
曲を盗作しようとした恩師を撃ってしまい、そのため
自らも命を絶とうとする。
③そんな彼を愛した青年は物理学者となり、原発事故の
当事者を告発しようとして命を狙われ、その真実を
偶然出会った女性記者に託す。
④書籍の出版元である男は、ある作家が殺人を犯した
ことをきっかけに天国と地獄を見るが、かつて自分が
目指そうとした道で出会った大切な人と再び巡り合う。
⑤近未来でクローンとして差別された人生を歩んでいた
彼女は、年季明けで自由になった仲間のその後の真実
を知り、自らその間違った道を正そうとする革命に身を
投じていく。
⑥男は、頭の中に聞こえてくる声に耳を傾けたせいで
仲間を見殺しにすることになる。仲間を殺したのは凶暴な
食人種。唯一残された幼い姪を男は守ることができるのか？
地球は終焉を迎えようとしている・・・

この６つのストーリーが同時進行する不思議な作品。
寝たことは寝たけど、猫からすれば寝てないほう（笑）
共通項は、ないようにみえて・・・実は繋がって同じ
メッセージを発信しているのだと思えます。
でも何分長い物語・・・途中でよくわからなくなるのは
あり得るお話。
真剣に理解しようと思うと、たぶん無理（爆）
身をゆだねちゃって、自分なりに感じるるままにまかせ
てしまうのが、楽な見方だと思います。＾＾；
ラストのエンドロールで、配役にビックリしながら
そこが一番楽しめると思うのも・・・ななめ読み感覚。
まぁ、そのくらいでちょうどよく、あとは、また読み直す。
そんな感じでいいのでは？（邪道かなぁ？）
うたた寝指数は15分
なんだ、寝てないじゃん（笑）

  

有名な小説を、今また映画化・・・ということでなら
なんとなく埋もれる印象なのが、キーラ・ナイトレイ
主演の『アンナ・カレーニナ』
ただ、アプローチの仕方が変わってる・・・という噂で
んじゃ、観に行こうと決心した作品です。

舞台の緞帳が上がり・・・物語がはじまり・・・最後も
舞台に戻る。
なんだかバズ・ラーマン監督の作品観てるような
気も少ししました。
そういうことで、映像的には面白い。
そしてアンナよりもカレーニン（夫）のほうに・・・肩入れ
したくなる作品です。
というか＾＾；なぜかジュード演じる夫のほうが印象に
残っちゃってるんですよね。
若い妻を彼なりに愛していたけど、彼女はそれが
わからないほど、精神的に幼かった・・・だからこういう
結末になった・・・という思いが残っちゃったわけで。
アンナというヒロインを華やかにふわふわと描き
実は、夫のことをきちんと伝えたかったと。
それが実は監督の想いだったのかな？っと勝手に
うたた寝しながら観て感じていました。（爆）
うたた寝指数は30分
評価は〇
衣装と描き方は好きなので◎  

公開前から、TV番組で結構宣伝されていた
印象が強いのは、たぶんたまたま観た鶴瓶の
A-Studioで小出くんの出た回と、うっちゃんの
出演した回を観たからなのかもしれませんが＾＾；

売れないお笑い芸人コンビの二人。
マンネリ打破のために交換日記を始めようと
提案してきた甲本。
最初は乗り気じゃなかった相棒の田中だったが
なんとなく・・・続いていく交換日記。
最後の一発逆転を狙って漫才バトルに挑戦する
二人。
人生の転機を迎えた二人の進む道は？

予告から二人の道が分かれることは予測ができる。
でも、実はねって・・・そのオチは反則だな。
冒頭の、交換日記を始めようという甲本に対して
反応する田中の言葉が妙におかしくてツボに
はまってました。
この軽妙なやりとり・・・笑えます。
そして、最初の配役は逆で考えてたというこぼれ話
あったそうですが、そのままのキャスティングで
やらなかったことが・・・正解だとうなずけます。
うたた寝指数は0
評価は◎に近い〇
小出くん・・・実物は外見や役の印象とは大違い。
でも、まっすぐな素直さは感じられましたよ（笑）  

子供の頃読んだ『ジャックと豆の木』が映画になりました。
それにしてもタイトルが天空の巨人？ついつい天空の城
なんて思い込んでましたよ。（ってそれはラピュタじゃん）

偶然出会ったプリンセス・イザベラがジャックの運命を
変えた。
ひょんなことから手に入れた魔法の豆。
誤って水たまりに落ちた豆は、あっという間に空の彼方
まで伸びた巨大な豆の木に変化して、イザベラを天空
の世界に連れ去ってしまった。
ジャックはイザベラを連れ戻すことができるのか？

巨人の造形が強烈（笑）
しかもエンドロールで知った・・・えーーービル・ナイ？
ビックリしたのと同時に笑っちゃいました。
まぁ、なんでもやってるからなぁ・・・ゾンビもやったし
ヴァンパイアもやってる・・・化け物の海賊もね・・・
いいなーーー楽しそうで（爆）
しかも、人間食べるし＾＾；；；のろまじゃないし
意外と知恵もあるし、行動力もある。
そして天空から地上へ降ってくる・・・どうやってって
勿論豆の木使って（笑）
このあたりはスペクタクルで、ワクワクしちゃいます。
ユアン・マクレガーが騎士として登場。
イメージが、スターウォーズのオビワン・ケノービと
重なっちゃいました。
そして意外におちゃめな王様（え？）
うたた寝指数は15分。
（これは、体調的な問題のうたた寝）
評価は◎（こういう童話モチーフだけどスペクタクル
な映画にしちゃいましたシリーズは好みに合うので）