黒猫のうたた寝

  

戦艦大和が建造された理由・・・
空母と巨大戦艦、どっちが日本のためになるのか
軍部上層部の思惑と、設計技師の思惑
それぞれ作ることの意味が、実は相反している
でも、結局建造された大和
数学の天才、櫂少佐演じる菅田将暉
そして大和の設計技師平山中将を演じる田中泯
意に沿わないで櫂少佐の部下になる田中少尉を
柄本佑
期限付きのカウントダウンで画面に引きずり込まれ
櫂少佐の数学の天才ぶりに目を見張り
いつの間にか彼の能力に敬意を払い助手として
頑張る田中少尉とのコンビネーションが結構
気持ちよく、最後まで走れた作品です。

冒頭の大和の戦闘シーンに波動砲は出ないのか
っとアホなことも思いつつ（爆）
そしてタイタニックも連想しちゃう＾＾；シーンもあり
結局軍の上層部は、みんな胡散臭い（笑）
そんな胡散臭さ全開な國村さんと舘さんと
小林克也に苦笑い

うたた寝指数は0
評価は◎
  

新海誠監督の新作アニメが公開になりました。
雨が降り続く世界では、晴れ間のひと時は
貴重な時間。
ひょんなことから晴れ間をつくる力を持った
少女は、その力を使ったことで感謝されることが
嬉しくて繰り返し力を使っていく。
役に立つって、いいな。
認められるのって、なんてステキ
この力があれば、もう大丈夫・・・

でも力は無尽蔵ではなく、その代償はついてくる。

なんとなく幸福の王子を連想する。
人のために、人が喜んでくれると心があったかくなる。
だから、私は力が無くなって消えてしまっても・・・
大好きな人たちと別れても？

家出少年は、早く大人になりたかった。
世間が冷たいことも知った。
自分がちっぽけなことも知った。
でも、助けてくれる人もいることも知った。
そして少女と出会った。
彼女が大好きになった。
何物にも代えがたい存在だと叫んだ。
その為に失ってしまう代償があった。

でも、それは二人の素直なシンプルな想い
世界は・・・変わった
でも、それは彼らの選択のせい？

ただ、単に自然な時の流れの中でのほんの一瞬
生きている人間が地球（ほし）の生に影響を与える
こともあるだろうけど、小さな傷口はやがて瘡蓋に
なって治癒するんだから、元に戻っただけ
環境は変えようと思うより、身を任せる
そして、どんなシチュエーションでも楽しむ
そんなことを思い返す鑑賞後
うたた寝指数は0
評価は◎寄りの〇
涙腺決壊は今回はなし
雨の描き方、好きだな～（笑）

  

これで終わりと3作目で思ったんだけど
4作目が出ましたね。
しかも自由工作で作った玩具が登場する
なんだか、最近知人がしている活動にリンクする。
ボニーが先割れスプーンで作った、はじめての
玩具のフォーキー
今までの立ち位置から遊びで選ばれるランクが
下がってきたウッディ
そしておもちゃの譲渡でウッディーと数年前に
別れたボー・ビーブ
そして、不良品のおしゃべり人形のギャビー・ギャビー
何が玩具にとって一番の幸せなのか・・・
それぞれの選択にキュンっとなる。

射的の景品のおもちゃダッキー＆バニーという新キャラ
面白い立ち位置で、よいお仕事してました（笑）
エンドロールのラストのラストまでちゃんと観てね。
うたた寝指数は0
評価は◎に近い〇  

ノーチェックだったけど、巷の評判を聞いて
検証しに行った作品です。
ベースになっているキーワードが現実と交錯
「国家の情報操作」「疑惑の大学誘致」
「官僚の飛び降り自殺」「レイプ事件の被害者会見」
折しも参院選がもうじき・・・
日本という国の在り方、みんなちゃんと考えないと
未来は、誰のために作るもの？
謎の自殺を遂げた神崎にも、謎を追求することに
決めた主人公のひとり杉原にも、共通するのは
未来を生きていく我が子がいる。

もう一人の主人公の女性記者・・・なぜハーフの設定
にしたのかは、今の日本人ではここまでの意思を
貫けるような個性が出せないと思ったのかな？
日本人と韓国人のハーフでアメリカ育ちの設定ゆえの
強い心と、我武者羅な行動

内閣情報調査室の青白いトーンの映像が不気味な
不協和音で観るものの心を侵食していく感。
杉原の妻のいる暖かな空気感のある世界を守るために
必要なのは・・・果たして魑魅魍魎が渦巻く内閣官房なのか
問題提議が、あまりにも現実的である意味凄い・・・
うたた寝指数は0
評価は◎よりの〇  

蜷川実花が監督する作品は、赤のイメージ
『Diner ダイナー』もやっぱりそうだったなぁ～

殺し屋専用の食堂ダイナーが、ある街にある。
基本、人殺しが好きな客であるため、サービスを
提供しているのにも関わらず、殺されるかも・・・
そんな微妙な緊張感の中に迷い込んだのは
オオバカナコ。
オオバ　カナコなんだけど、大馬鹿な子とも読み砕く
ことができる、そんな名前の不幸な女子。
ダイナーのシェフであるボンベロは、元殺し屋の
天才シェフ。
彼に買われたカナコは、ダイナーでどんな体験を
することになるのか？

一人で何もできなかったカナコが、少しづつ強く
なっていく成長物語になっている。
でも見どころは、豪華キャストのコスプレぶりと
華やかな色使いとアクションかなぁ～
そして耽美な世界観。
うたた寝指数は0
評価は◎（結構好き）

  

お弁当って毎日作るの大変ですよね。
お母さんってほんっと凄い。

反抗期なのか、話をしようとしない娘
LINEなんかは送れるのに、直接の会話は
うざい・・・というかうまく話せない。
コミュニケーション不器用なのはしょうがないじゃ
片付けられない・・・
そんな母親が娘に送り続けたメッセージが
お弁当・・・うざすぎる～～～～と言いつつも
とりあえず、毎日それでも食べてくれている。
高校卒業までの一方通行・・・じゃなかった
お弁当（笑）
実話ベースのこの作品、一生懸命の母親を
篠原涼子、
中学3年から高校卒業までの娘を芳根京子
お弁当を観てるのは楽しかった～
でも頑張り過ぎると逆効果になることもある。
コミュニケーションって難しい
でも家族だからといって、何も言わなきゃ
伝わらない。
方法はいろいろ・・・まぁ相手にわかる方法で
図っていきましょうね～
うたた寝指数は0
評価は◎に近い〇
んーーー予告、露出しすぎだな＾＾；
  

認知症・・・今のところ身近ではないけれど
さよならまでのカウントダウンがゆっくりゆっくり
始まっていく。
だから長いお別れ。

最後まで連れ添い看取る母の覚悟にきゅんっと
なってしまいました。
そして忘れていくけど、どこかに残っている父の
愛情がふわっとにじみ出るいくつかのシーン
あったかい掌で頭をポンポンっとされたり
雨の日のお迎えを忘れていなかったり・・・
たぶんいつか身近になるかもしれないなぁ～
と思いながら、救援信号はあんまり我慢しないで
出さなきゃなぁ～と反省も。
一人だけで生きているんじゃないよっ
家族がいるよって。
うたた寝指数は0
評価は◎
駆け込みで観に行けてよかった。
  

ファイナルファンタジー、懐かしいなぁ～
とはいえ、やり切ってない猫なのですが＾＾；；；
ネットの世界は不思議なもので、お互いにリアル
じゃないってことで逆に本音が言えたりする。
まぁリアルな世界でも自分のことを知らない人に
相談するなんてこともあるものなのですが。
『ドットハック セカイの向こうに』とか『レディプレイヤー１』
『サマーウォーズ』なんかは、世界を救う系で、面白い
と思うけど、こっちはこっちでゲームという新しい繋がりと
学びの世界で、改めてお互いの想いに気づく親子関係
とっても好感持って観ていられます。
こーいうの観るとゲームやりたくなっちゃうんだけど
そこに割く時間があれば、今は寝たい今日この頃（爆）
うたた寝指数は0
評価は◎に近い〇
TVドラマにもなっていたことは観た後でチェック
吉田鋼太郎さん演じたお父さんはTVでは大杉漣さん
そっちヴァージョンも観てみたいなぁ