2010年03月29日

マイマイ新子と千年の魔法☆独り言

公開は2009年の11月。キャラクターデザインになんとなく
『火垂の墓』みたいな物語と勝手にイメージしちゃって
公開当初スルーかなって思っていました。
ところが終了間際から聞こえはじめた映画好きな友人たちの
好感触な感想に、え?ちょっと待てよっとチェック始めた時
には、観にいけない時間帯のみの上映に。。。
その後からも聞こえてくるのは、感動の声?
そして東京で再上映??これって…『時かけ』のアニメ
観逃して、すっごいことになったあの時の再現?
そして3月、東京に遊びに行く時期に公開されてること判明
念願叶って観れました(笑)

なんだか懐かしかったのは、自分の子どもの頃と、ワクワク
しながら読んで大好きだったモンゴメリの『赤毛のアン』と
アーサー・ランサムの『ツバメ号とアマゾン号』を思い出し
新子と貴伊子と仲間たちの姿が重なったから。
ウィスキーボンボンと工場の社宅のお嬢様には過去の記憶
がだぶります(笑)
麦畑じゃないけど、猫のうちの近所だったら田んぼかなぁ。
水田になる前の田んぼには、シロツメクサやレンゲが咲き
乱れて、秘密基地を作ったり、かくれんぼしたりして
あそんだのよねぇ。
明日もみんなで遊ぼうや!
1000年前の子どもたちにも、今を生きる子どもたちにも
困った時に力になってくれる仲間がいる。
離れていっても、がんばれ!って声をかけてくれる。
あの頃の友達に、また会いに行かなきゃね(笑)
うたた寝指数は0
ありがたーーいことに浜松公開決定♪
5月1日~14日当初1週間は11:35~13:10上映予定
会場はCINEMAe_ra
会いに行けそうです♪
  

Posted by にゃんこ at23:31

2010年03月29日

息もできない☆独り言

韓国映画の『息もできない』が凄いよっと
教えてくれたのはblogのお友達のえいさんから。
そして東京に遊びに行ったその日の友達との会話で
今、観たい映画は?って質問にこれ!っという返事。
名古屋の公開は4月になってからだし、せっかくだからと
東京2日目の朝シネマライズに足が向く猫(笑)

借金取りのサンフン。その情け容赦ない取り立てぶり
殴る蹴るの暴力三昧。
ぶっきらぼうな態度の根底には、暴力の末、母と妹を死に
追いやった父への憎しみがあった。
女子高生のヨニ。母は死に、父はベトナム帰還兵で働こうと
しない。そんな親をバカにし荒んでいく弟ヨンジェ。
どうにもならない状況の中、ひとり勝ち気にふんばっている。
そんな二人が偶然出会う。

自分の気持ちがうまく言えない、水の中で必至で足掻いて
強がって自分の心を奥底に隠して生きていた。
息をつくこともできず、現実は厳しく、いつまでも幸せなんて
手に入らないんじゃないかと思っていた。
砂地獄のような人生は、終わらないと思っていた。
だって、側にいて守ってくれていた母親がいない。。。
自分たちを溺れさせているのは、皮肉なことに残された父親。。。
誰もわかってくれなかった心を感じてくれたのは、もう一人の
分身のようなあいつだけだった。
やっと息がつけた。幸せになってもいいんだ…そう思ったのに。

子どもが親にやるせない怒りをぶつける。
ただ、愛して欲しいだけなのに、自分を見て欲しいだけなのに
逃げないでいて欲しいだけなのに…
すごくシンプルな、でも当たり前の想い。
こんな屈折した想いを抱く人生が繰り返されちゃいけないはず。
でも、そのサイクルを断ち切ることはなかなかできない、、、
もどかしくて、切なくなる作品でした。

そんな切なさ募る中、ジャージャー麺って食べ終わったときの
お皿が汚いなぁ~なんて変なこと思ってたの。(爆)
うたた寝指数は0
  

Posted by にゃんこ at00:28

2010年03月20日

NINE☆独り言

フェディリコ・フェリーニの『8 1/2』は観ていない作品。
その映画がベースとなってミュージカルになった『NINE』
で、その映画化が本作だということです。
結局、また映画に戻ったっていうことなのかな?(笑)

新作の脚本が書けない著名な映画監督グイド。
どうにかしようにも、どうにもならない…
温泉に逃げ込んでみたけど埒が明かず、挙句の果てに
妻に見限られてしまう。
愛した女性たちの幻想を観ながら、結局彼の新作は完成
するのか?

ミュージカル好きですし、キャスティングも豪華♪
ってことで期待しつつも、ダメ評価も耳にしていたんです。
結局どうかっていうとミュージカルシーンだけMTVで抜粋して
観られれば、なんか満足できちゃいそうな感じです。
幻想世界はモノクロだけで踊って歌って欲しかったなぁ
っていうのが猫の感想。
まぁ悶々と悩むグイドがじれったくてしかたないものですから
芝居の部分でいいかげんにしいや!っと思っちゃってね。
イラっとしたら寝てました(爆)
それでも幼いグイド少年がセットの中を駆け回ったり
ソフィア・ローレン扮するグイドの母登場には、おぉ!!っと
感嘆の声を上げそうになりますし、ペネロペ・クルスはほんと
エロかわいいし、ケイト・ハドソンもキュートなんですよ。
ええ、勿論全部、踊って歌ってるシーンですが、、、
久しぶりにニコールの歌も聴けたし満足はしてますが残念。
うたた寝指数は30分かな。
ファギーのシーンは記憶にありません。。。
で、公式サイトで再確認…、寝てましたね確実に(爆)
ランチ後だったのも敗因のひとつかなぁ。  

Posted by にゃんこ at01:17

2010年03月20日

花のあと☆独り言

久しぶりの時代劇です。しかも女剣士が主役。
北川景子主演の『花のあと』
原作は藤沢周平の『海坂藩大全』の中の短編のひとつ。

たった一度竹刀を交えただけだった。
そのとき以登が感じた想いは、たぶん恋だったのだろう。
でも、彼女にも、彼にも決められた許嫁がいた。
それに逆らうことができる時代ではなかったし、身分でも
なかった。
そんな彼が、お江戸でのはじめてのお役目で失敗し、自らの
命を絶ったとの訃報が届く。
その死が、謀られたことを知った以登は、事を謀った御用人
と対決する。

静かに物語は語られます。
桜の季節にはじまって、桜の季節で終わる物語。
はかなくも美しい桜が象徴するのは以登の青春のまっすぐな
想いなのでしょうか。
台詞まわしよりも、表情で想いを出す。そんな作風でした。
きちんとした所作が見事なことっと思いつつ、北川景子
大変だっただろうなぁ~っと思います。
当時の武家の状況では、自由恋愛など叶わぬもの。
しあわせになって欲しいと自分の気持ちを封印したものの
相手の無念を知って、居ても立ってもいられなかった以登。
そんな彼女に手を貸してくれたのは、風采の上がらない
ひょうひょうとした掴みどころのない許嫁の才助だったと
いう流れ。
この才助が登場すると、ほんっと場面が和みます。(笑)
だって、他はみんな感情抑えての演技だったし。
甲本さんは、ほんっとおいしい役を手に入れました。
結局、初恋は実らぬもの。
とはいえ、人生を共に歩んでいくのなら・・・たぶんきっと
こんな相手が幸せをもたらしてくれるのでしょうね。
あのくしゃっとした笑顔が、とってもいいアクセントに
なっていました。

以登の衣装がとっても素敵。色といい帯といい組み合わせ
を観ながらいいなぁ~~~~っと見惚れてしまいます。
四季折々に、何着くらい着用してたのかな。
っと、そんな楽しみ方もできるかな~。
うたた寝指数は0  

Posted by にゃんこ at00:25

2010年03月16日

しあわせの隠れ場所☆独り言

サンドラ・ブロックのアカデミー主演女優賞受賞作。
なぜか愛知県では郊外系のシネコンでの上映で
街中にもシネコンあるんだけど上映してないの。。。
一番行きやすかったイオンワンダーシティまで遠征。

予告観て、サンドラが黒人の少年を引き取ってってお話ね
という認識しかなくって鑑賞。
蓋を開ければ、実話っていうことエンドロールまでに
認識しました。
だからこその、サンドラの金髪だったのねってそこで
はじめて気付いたのよね(爆)

幼い頃、ドラッグ漬けになっていた母から保護されたけど
里親のもとから逃げ出し続けた少年マイケル・オアー
ホームレス状態になっていた彼と偶然出会ったリー・アンは
彼を引き取って家族に迎え入れる決心する。
マイケルは、温かな家族との触れ合いを経て自分の中の
知らなかった才能を開花させアメフトの選手として大学
からオファーがかかるほどに成長していく。

ビッグ・マイクという呼び名は最初の頃は体がでかいだけの
うすのろって言われているようなそんな感覚がありました。
だからこそ彼はリー・アンに”ビッグ・マイク”と呼ばないで
と頼んだのではないのかな。
彼を、一人の人間として認めてくれた、優しい人たち。
無口でいたのは、争い事が嫌いだったから。
でも守るべき人は全力で守る優しい心を持った少年。
そんな彼を、人種の偏見を超えて受け入れた竹を割ったよう
な気質のリー・アン。
彼女の行動に対して何か思惑があるのではと下衆の勘繰り
をしてしまう周囲に対しても毅然とした態度。
それは、彼女の子どもたちも同じっていうのが凄いな。
コリンズにしてもSJにしても(笑)
勿論コリンズは女の子だから、最初はちょっと戸惑ってた風
もあったけどね。
アメフトの関係するシーンはコミカルテイストな味付け。
でも家族が接するシーンは、信頼と愛情が交錯して涙腺が
緩みがちになっちゃったので泣き笑いの繰り返しで鑑賞して
ました。
そういえば、猫も母親の母校に進学してました。(笑)
中学わざわざ受験したっけなぁ~
なんで受験させたの?ってむかし母に尋ねたら、あの頃
楽しい学生生活を送ったので、子どもにもそれを経験して
欲しかったからって答えをもらいました。
そういうものなのよね(笑)
うたた寝指数は0
主演女優賞は納得モノです。  

Posted by にゃんこ at17:50

2010年03月14日

プリンセスと魔法のキス☆独り言

ディズニーアニメの『プリンセスと魔法のキス』鑑賞
カエルの王子様がベースなんだけど、こんなアプローチ
でくるとは思ってもみなかった(笑)
舞台はニューオーリンズ。
ヒロインは、いつか自分のレストランを開くことを
夢見て、懸命に働く黒人のティアナ。
幼馴染の金持ちのシャーロットの屋敷でのパーティーの夜
彼女は自分のことを王子ナヴィーンだと名乗るカエルと
出会う。
人間に戻るにはプリンセスのキスが必要と迫るカエルとキス
をしたティアナだったが、カエルは人間に戻るどころか
ティアナまでカエルに変身してしまう、、、
果たして、この二人は人間の姿に戻ることができるのか?

童話では、姫はカエルのこと毛嫌いしていたのよね(笑)
なんか壁に投げつけてたりしていませんでしたっけ?
ニューオーリンズならではのジャズとブードゥー教の
呪いが~~っていうのが、うまく絡んでいます。
カエルになった二人を助けるワニのルイスとホタルのレイ
このキャラクターたちがうまく脇を固めてくれてます。
ルイスは人間のミュージシャンとセッションしたい
トランペットが得意なワニでお笑い担当(笑)
レイのまっすぐなエヴァンジェリーンに対する想いが
胸きゅんポイント。
夢を叶えるために本当に必要なものはなんですか?
そんな問いかけになかなか答えのピントが合わずに
じらされながら、きちんとハッピーエンドに導いていって
くれるのは見事なもの。
いまどきのプリンセスは元気いっぱいで、しっかり自分を
もっているのがいいんですよね。
うたた寝指数は0
やっぱりこれは字幕鑑賞がいいかな。
だって歌ってるしねぇ。
吹替え版では日本語訳の歌になっているんだとしたら、
たぶん、猫は爆笑しているに違いありません。
ええ、過去にそーいう作品体験してますから、、、
『スピリット』ってドリームワークスの2003年日本公開の
アニメですが、作品的にはなかなかいいんですよ。
でも歌だけは、原曲のままにしてほしかったんですよね。
(原曲ブライアン・アダムスなんですよーーーー)
あのときは、かなりのショック受けてましたっけ(爆)  

Posted by にゃんこ at00:28

2010年03月10日

時をかける少女☆独り言

2010年からタイムリープしたのは1972年4月のはずが
1974年2月…うわわ、、、なんてこった!!!っと
思いつつ、実はちゃんと繋がっているわけで
『時をかける少女』試写会に同行させていただき
ひと足お先に鑑賞。

芳山あかり。
母和子が教鞭をとる大学に進学が決定。
その矢先、母が事故に遭う。
意識が一時的に戻った母から託されたメッセージ
深町和夫に伝えてほしい言葉があるから過去に飛んで。
あかりは、母の作った薬でタイムリープする。

アニメの真琴とあかりはなんとなく共通点があるように
感じてしまったのは、同じ仲里依紗だったからかも
しれませんが、まっすぐに駆けるイメージが一緒(笑)
時をかけるシーンは、アニメのイメージが重なりました。
あわてんぼなのも、ちょっと似てる(笑)
まぁだからこその飛ぶべき時空の勘違い発生になるわけで
でも、それにも実は理由があるのは観てからのお楽しみ。
芳山和子役は安田成美。
原田知世じゃないけど、キャスティングOKだと思います。

記憶は失っても心が覚えている…
『50回目のファーストキス』とか『わたしの頭の中の消し
ゴム』とか記憶を失った彼女たちが、ふとしたきっかけで
感じる心の奥底で覚えていることと同じで、これって
反則的に涙腺が緩むネタになるんですよね。。。

純愛青春ものに感動しながら、笑っちゃった神田川ネタ。
もっと(?)感動したのはインスタントラーメンネタ(爆)
あぁ、これが美味しいのよね♪っと思いだす学生時代の
あの一つ鍋でなんでもやっちゃえっていうごはんの
作り方(笑)
あ、いまでもときどき一人ならやっちゃうけど。
出前一丁でも買ってこようかな~
うたた寝指数は0

  

Posted by にゃんこ at01:27

2010年03月08日

ハート・ロッカー☆独り言

ブラボー中隊爆発物処理班の3人の兵士にスポットを
当て淡々と毎日繰り返される爆弾処理の日常を描いた
こんな男くさい映画を撮ったのは女性監督というのに
驚きます。

ジェームズ二等軍曹、サンボーン軍曹、そして
エルドリッジ技術兵の3名のチームの仕事は爆弾処理。
場所はイラクのバグダッド。
テロのしかけた爆弾を毎日毎日解体処理し続ける業務。
命の危機にさらされた緊張を強いられるミッション。
精神的なストレスも大きい仕事にもかかわらず辞める
という言葉はこの男たちにはないのかな?
アルコールでも発散できるわけじゃない、不眠症に
なることもある。
任務終了まであと何日…
そして休暇を過ごして、奴らはまた戦地に赴く。
徴兵ではなく志願して、この仕事を選んでいる。
任務明けの平穏な家族との日常を過ごしても
やっぱり緊張感を強いられる戦場での日常を求める
そんな彼らの精神状態に共感はもてないけど
画面にひきずりこまれてしまうのは間違いない。
緊張を強いられてうたた寝指数は0 (爆)
はぁぁぁぁぁ疲れました、、、  

Posted by にゃんこ at00:29

2010年03月07日

ニューヨーク、アイラブユー☆独り言

『パリ、ジュテーム』がとっても面白い作品だったので
NY版もかなり期待して待っていました。
名古屋では3月6日公開♪初日のレイトショーで鑑賞して
きました。

チアン・ウェン監督「チャイナタウン」
ミーラー・ナーイル監督「ダイヤモンド街」
岩井俊二監督「アッパー・ウェスト・サイド」
イヴァン・アタル監督「ソーホー」
ブレット・ラトナー監督「セントラル・パーク」
アレン・ヒューズ監督「グリニッチ・ヴィレッジ」
シェーカル・カプール監督「アッパー・イースト・サイド」
ナタリー・ポートマン監督「セントラル・パーク」
ファティ・アキン監督「チャイナタウン」
ジョシュア・マーストン監督「ブライトン・ビーチ」

NYでの2日間の中の10の物語。
物語の中で、すれ違う人もいるのも面白い。
ヘイデン・クリステンセンとアンディ・ガルシアの
どっちが上手対決の『チャイナタウン』で引きずり込まれ
オーリーとクリスティーナ・リッチの電話で繋がる二人が
という『アッパー・ウェスト・サイド』でヨレヨレでも
カッコイイ(笑)オーリーに魅了され
ブロムの後『セントラル・パーク』で過ごした初体験は
え?って驚く事実ににんまりしたり
『アッパー・イースト・サイド』のホテルでの不思議な
時の交錯で、涙腺が緩み
『ソーホー』のレストランでの男女のイン&アウトの会話
は、熟年夫婦のいい関係の構築には、こんな刺激も必要かと
(でも、日本人にはできないかもねーーーなんて思ったり)
NYらしいタクシーを使った行きずりの出逢いから始まる
こともある恋を描いた『グリニッジ・ヴィレッジ』
いつかはこんな夫婦になるのがいいなって思う(笑)63年目を
迎えた夫婦のストーリー『ブライトン・ビーチ』
パリとNY、どちらが好き?って言われるとパリのほうが
この手法初体験だったので、印象が強烈。
それに比べるとこじんまりまとまってる感じがするNY。
とはいえ、どちらも手元に置いておきたい作品です。

うたた寝指数は5分~10分
イーサンとマギーQのシーン覚えてないんですよ。
あ、イーサン登場!は記憶にあるのですが、あれって
思ったら、前半のイーサン登場シーン終わってました。
DVD出たら、確認します(爆)  

Posted by にゃんこ at00:41

2010年03月05日

シャーロック・ホームズ☆独り言

ガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ』の
キャラクターの印象は、あれ?ちょっと思ってたのと違う
って思いませんでしたか?(笑)
勝手に思い込んでいたホームズの印象はなんとなく
インテリ系で頭脳労働主体なタイプ。
でも、実はそれは挿絵からインプットされていたようで。
ガイ・リッチー監督によれば、このホームズがほんとの姿。
子どもの頃、読んでいた名探偵ホームズとアルセーヌ・ルパン
あの頃はルパンのほうが好みだったんだけど、この映画観て
ホームズとワトソンのコンビに改めて惚れたかも(笑)
キャラクターの印象、最高にいいコンビネーションです。
ワトソンを婚約者に盗られて、微妙に拗ねてるホームズも
かわいいなんて思っちゃったりします。
ロバート・ダウニー・JRとジュード・ロウの掛け合いの
面白さがいいなぁ。
ただ、なんとなく爆破シーンの撮り方が猫の感覚に合わない
感があったり、予告でも観た間一髪のシーンもスルンっと
終わっちゃった気がします。
人間同士の掛け合いシーンは好きなんだけどなぁ(笑)
あと、鴉の使い方がうまかった。
こーいうのは好きなんですけど、あくまでも好みの問題です。
エンディングの実写から挿絵に変化する映像がとっても粋。
ストーリーはしょっても影響がないのが玉にきずの
うたた寝指数20分です(笑)←でも好き♪
(んじゃ、どういう評価って感じですよねぇ(爆)  

Posted by にゃんこ at23:54

2010年03月05日

牛の鈴音☆独り言

韓国のドキュメンタリー。
主役は老いた雌牛と老夫婦という地味な作品なのですが
観客動員数韓国で300万人というヒット作。
チリンという鈴の音が心にしみてきます。

40年という歳月、老人と一緒に一日を過ごした農耕用の
雌牛。
もしかしたら、妻との時間よりも雌牛との時間のほうが
過ごした時間が長いのかもしれません。
ってことで雌牛目線、見つめる先はおじいちゃん。
おばあちゃん、小言言いまくってます(笑)
その編集具合が絶妙にはまります。
雌牛の大きな瞳に長いまつげ…勝利者の光が宿ってます。
そろそろ寿命、余命は1年と宣告されても、そのために
若い雌牛がやってきても、老人と老いた雌牛の歳月には
叶うわけもなく。
老人は老いた雌牛を使い続け、よぼよぼで歩き方も
おぼつかないのに従い続ける雌牛。
ほら、やっぱりアタシじゃなきゃダメでしょ。
ある意味迫力があります。
そして鳴り続ける鈴の音…
添い遂げた雌牛は、幸せを感じていたのかな。。。
雌牛に夫を取られたおばあちゃんも切ないな。。。
じんわりと終わってうたた寝指数は5分。
ドキュメンタリーにしては猫としてはキチンと鑑賞
できました(笑)
やっぱり作風によるのかしら。
  

Posted by にゃんこ at23:03

2010年03月05日

ゲキ×シネ 蜉蝣峠☆独り言

舞台を映画で観るのもまた一興。
劇団☆新感線の舞台は、以前3~4回観に行った
ことがありますし、テイスト的には好きな路線。
ここのところ、舞台鑑賞に足が遠ざかっていたので
映画館でお気楽に観れるなら2500円払っても惜しくない
っと、久しぶりの観賞でした。

蜉蝣峠に、いつからかわからないが記憶を失った
闇太郎という男がいた。
成り行きで峠を下った宿場町を訪れた彼の前に
彼を知っているという幼馴染の女お泪がいた。
そして彼は宿場町の勢力抗争に巻き込まれ
自分の失くした記憶を思い出す。
闇太郎の哀しい過去と宿場町との関係は?
お泪との行く末は?

舞台とは違うのは、役者さんのアップの表情が
うまーーくはまって観られること。
新感線の冒頭導入のコミカルなシーン。
いっやぁ、まさか軍鶏様があのお方だったとは
最初の登場シーンじゃ気づかなかったわ(爆)
古田新太はやっぱり舞台で映える役者さんだなぁ。
舞台を直接観るのも楽しいけど、こういう鑑賞の
しかたも、ありなんだなぁっと思いました。
それでもうたた寝指数は1幕で5分くらい。
ネタ的に地味だったせいでしょうか?(ぉぃ)  

Posted by にゃんこ at13:03

2010年03月05日

恋するベーカリー☆独り言

相手に想いを残しているときは男性のほうが
女々しいような気がします。(笑)
離婚したのは男性の浮気のせい。嫌いになった
わけじゃなく、裏切られた時の葛藤は大きかった。
とはいえ、どうにか歳月の流れの中割り切って
ビジネス的にもベーカリーカフェが成功し
金銭的にも困らないし、3人の子どもたちも大人に
なって、まぁ足りないものは恋人くらいのジェーン
ちょっと気になる男性も現れたけど、なんと元夫と
再会したときに酔った勢いで寝てしまう。
でもね、そのSEXがよかったからこそ関係が続く…
今度はジェーンが不倫相手の立場(爆)

やっちゃいけないことって、魅惑的。
子どものころからみんなそうだと思うけど、ダメって
言われることってこっそりやってしまう経験って
ありませんか?
恋愛絡みじゃなくってもあるでしょ?
いくつになっても、人間って懲りないんだなぁっと
家族関係が壊れた時の子どもの葛藤がどれほどだったのか
ばれたときの彼らの反応が怖いと思うジェーンと
単純に関係の修復を祝福してくれるはずと思うジェイク
その模様がすっごく滑稽で、微妙に情けなく苦笑しちゃう
猫自身も、そうか歳月重ねてきたのね~っとしみじみ
思ってみたり。
ジェーンとジェイクの関係にいち早く気づいちゃった
長女の婚約者くんの気配りぶり
婿殿って、ほんっと大変だわ~~っと思います。
それにしてもアレック・ボールドウィンの熊さんみたいな
裸体を見事にさらしていたのが、おかしくってたまりません。
うたた寝指数は0  

Posted by にゃんこ at12:30

2010年03月02日

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々☆独り言

ギリシア神話を読んだときに、神様って実はスケベ?
とつくづく思った。
結構下界の異性にちょっかい出してるものだから、神様と
人間との間に子どもが実はたくさんいるのよね。(笑)
そして、デミゴットと呼ばれる神様の子どもたちは
社会の中枢で英雄的な活躍をしているのだ~~
そしてパーシー・ジャクソンはポセイドンの息子。
キャスリン・キーナーが母ですがポセイドンの趣味は
知的な女性なんでしょうかね。
キャラ自身もちょっとストイック系なのかな。
一応ポセイドンには神様の世界の妻がいるはずだから
一緒に暮らせないのは当たり前でしょうと思いつつ(爆)
ゼウスの雷を盗んだ犯人と誤解されたパーシーが
デミゴットのキャンプで知り合ったアテネの娘アナベスと
彼の守護神サテュロスのグローバーと一緒にハデスに
冥界に連れ去られた母を助け、神様の争いでとんでもな
状況になるかもしれなかった世界を救う物語。

盗人犯人は誰?ってとっても妥当な人物でしたね。
ええ、彼のお父さんは泥棒の神様でもあるんだから
ほんっと的を得た設定です。(笑)
地獄にはヘヴィメタが似合うということも実証。
なかなか楽しく鑑賞してました。
エンパイアステートビルにオリュンポスへの出入り口
ハリウッドに冥界への出入り口があることにしている
設定が結構面白かった~
次にアメリカ旅行したときには、なんとなく気になりそう。
うたた寝指数は0  

Posted by にゃんこ at22:33

2010年03月02日

悲しみよりもっと悲しい物語☆独り言

クォン・サンウ主演
ええ、久々に切ない系の韓国ラブストーリーです。
自分が死んでしまうことを知った青年が、愛する彼女
のためにしたことは、彼女を愛する別の相手に彼女を
託すことでした。

同じような境遇だからと高校時代から同居生活を
はじめた少年と少女がおとなになって…
お互いに好意があるから同居できるけど、一緒に
居すぎたから次の一歩が踏み出せない微妙な二人。
一番大切な人と一緒に居られなくなることがわかって
寂しがり屋の彼女を一人にしてはおけないと思い
自分の代わりに彼女を守れそうな男性に、彼女を
託すことを決心する。
彼女には自分がいなくなってしまうことを言うことは
出来ない・・・最後まで。

さて、これは本当に彼女にとって幸せだったのでしょうか?
って思うと、なんともいえません。
ある意味、彼のひとりよがりだものね、、、
まぁ、そう思いながら観ていて後半にきちんと落とし込む。
彼目線の物語と彼女目線の物語がうまくマッチングした瞬間
この効果ってほんとは高いはずなんだけど…
でも、猫の場合、今回は涙腺決壊にはならなかったのよね。
何がいいのか、悪いのかは微妙なライン。
一番切なく思ったのは、ラストシーンじゃなくって
たったひとつ動いている時計と彼の写真。
うたた寝指数は0ですが
この彼と彼女の同居が成立してしまうのがどうもよく
わからない…と思ってしまうとアウトな作品です(笑)
  

Posted by にゃんこ at02:38

2010年03月01日

新しい人生のはじめかた☆独り言

ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンの
おとなのラブストーリー
ええ、恋愛ものも年齢が上がってまいりました。
40代50代の男女が主役。
男性はバツ一のCMソング作曲家のアメリカ人
女性は老いた母を持つ40代の未婚のイギリス人
そんな二人が偶然出会い、週末の数日間を一緒に
過ごして…

凹んでいるときには、それを払拭するきっかけが
必要です。
嫁ぐ娘に対して複雑な想いを抱くハーヴェイ。
せっかくの結婚式のヴァージンロードで娘の隣に
いられないジレンマ。
実は仕事も若手に盗られそうで気になってしかたがない。
状況は最悪…でも、どうにもならないっとヤケ酒呑もうと
入った空港のバーで出会ったケイト。

ちなみに、こんなシチュエーションで相手を受け入れ
られるか考えてみると、ちょっと無理があるかも(爆)
見知らぬ相手からのアプローチって身構えちゃうし
ダスティン・ホフマンじゃなかったら、うざい!って
思っちゃった。
まぁアルコール入ってたし、人寂しかったしの状況での
ことでしたし、こうしないと話が進まない。
ハーヴェイの娘の披露宴に出るためのドレス選びの
ファッションショーはちょっと楽しかったです。
とはいえ、これも含めどこかで観たような印象が残る
シーンがあちこちに…
まぁ恋愛モノのパターンって基本似たり寄ったりなんだ
って再認識してみたりします。
うたた寝指数は15分
ペースが意外とゆったりめなせいでしょうか(笑)
おとなだからねぇ~  

Posted by にゃんこ at23:42
プロフィール
にゃんこ
にゃんこ
劇場鑑賞しながら、よく寝てます(爆)
なのに、映画語っちゃうとんでもない猫です。
うたた寝指数が一応バロメーター♪です。
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