2010年02月23日

毒笑・怪笑・黒笑小説☆著者:東野圭吾

東野圭吾の作品を適当に図書館で借りて
読んでいます。
長編を読むのは、ちょっと力がいるので
お気楽に短編集がいいかもねっとたまたま手にした
『黒笑小説』
文芸賞をめぐっての、作家と編集者の思惑が交錯する
短編と特異な病気(?)絡みのブラックな短編集
これが結構面白くって○○小説というタイトル全部
読みました。
『毒笑小説』
ブラックな推理物という感じ。
誘拐天国とか映画にしちゃってもいいな。
金持ちのおじいちゃんのやりたい放題は結構痛快。
『怪笑小説』
老若男女の悲喜こもごも
しかばね台分譲住宅あたりは世にも不思議な物語
風味で映像化しちゃうのもいいな。
などと勝手なことを想ってみたり。
◆黒笑小説
もうひとつの助走
巨乳妄想症候群
インポグラ
みえすぎ
モテモテ・スプレー
線香花火
過去の人
シンデレラ白夜行
ストーカー入門
臨界家族
笑わない男
奇跡の一枚
選考会

◆毒笑小説
誘拐天国
エンジェル
手作りマダム
マニュアル警察
ホームアローンじいさん
花婿人形
女流作家
殺意取扱説明書
つぐない
栄光の証言
本格推理関連グッズ鑑定ショー
誘拐電話網

◆怪笑小説
鬱積電車
おっかけバアさん
一徹おやじ
逆転同窓会
超たぬき理論
無人島大相撲中継
しかばね台分譲住宅
あるジーサンに線香を
動物家族

ちなみにやっとレビューになったのは、今日図書館で
立ち読みした篠田節子の短編集で『リトル・マーメイド』
という作品の内容が以前読んだ短編に似てる~~って
思ったのがきっかけ。
こっちのタイトルは『エンジェル』でしたが、ついには
食してみましたっていう共通項。
人間がほんっと一番怖いのよねっというブラックさが
はまるわけで。  

Posted by にゃんこ at23:59

2010年02月23日

コララインとボタンの魔女☆独り言

『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の監督の作品
キャラクターも、そういうテイスト。
けして愛らしいとか可愛らしいという感覚じゃなく
キモかわいい系です。
CGアニメもいいのですが、どちらかといえば
ストップモーションアニメのほうが目が疲れません。
でもこれ今回は3D。
別に2Dでいいんだけどなぁ~と思うのですが、これから
どんな映画も3Dになっちゃうとちょっと辛いものが
あるなぁ。。。

コララインが共働きの両親と引っ越してきたのは
ピンクパレスアパートメント。
両親は仕事が忙しくて相手をしてくれないし
知り合いもいない土地でコララインはつまらない。
大家さんの孫の同年代の少年は、変な奴だし
アパートメントの住人もちょっと得体が知れないし。
そんな彼女が見つけた小さなドア。
そこを抜けると、同じなのに違う世界が
ママもパパもコララインの相手をしてくれるし
面白いことがいっぱい♪
ただ、ちょっと違うのは・・・その世界の住人の目は
ボタンだったのよね。
ボタンの魔女が創り出した世界。
コララインはまだその事実を知らない。

冒頭のコララインの人形が作られる過程が見事です。
リサイクルなんだよね、しかも元々の人形は実はね
もう用なしになったってことは。。。
そうやって魔女は次の獲物を狙うんだなぁ~
なんて思うと、魔女に命を吸い取られたみんなの
怨念がこもっている気がしてならないんですよね。
贈り主のわからない人形には気をつけなきゃ。
特にボタンを目に使ってるものは(笑)
ピンクパレスアパートメントは築年数100年以上
いろいろなものが住みついて魔物になっても
おかしくないところ。
面白いこと、楽しいことを一緒に堪能できるんなら
いいのですけどね~
ボビンスキーさんのサーカスやミス・ピンクと
ミス・フォーシブルの元女優コンビのステージも
とっても楽しいんですもの。
最近、畠中恵のしゃばけシリーズにはまってるから
そう思っちゃうのかな?

うたた寝指数は5分~10分
こっちとあっちと行き来繰り返しているところで
微妙にふわっときちゃいました。
どうも現実世界に弱いのは、パルナサスのときも
そんな感じっていう結果です。



  

Posted by にゃんこ at22:01

2010年02月17日

恋におちたシェークスピア☆独り言

Shakespeare in Love
1998年の作品です。なつかしいなぁ~
確かあれは浜松まつりに劇場で鑑賞したんです。
まだシネコンが登場する前のお話(笑)
この日は夕方16:30くらいから市街地の駐車場はお祭りの
山車の引き回しがある関係で21:00まで閉鎖されることに
なっていました。
それをすっかり失念していて、駐車場脱出時間に間に合わず
お祭り観るより映画を観て時間をつぶすことを選んだのが
なんといっても猫らしい(笑)
それで公開していたのがこの作品。
ジェセフ・ファインズが若かりし頃のシェークスピア演じ
恋に落ちた相手は芝居好きな資産家の娘ヴァイオラ
この恋が、実は『ロミオとジュリエット』を誕生させ
『十二夜』のプロットを思いつくことになるっていうのが
すっごく新鮮に感じられ、思いがけないめっけものだった
というのがよかったのよね。
今でもそうだけど、前情報もなく期待も何もなくって
観た作品がとっても面白く感じられるとうれしくなります。
久しぶりに観ましたけど、ドキドキ感はあのときのまま
思えば『ムーラン・ルージュ』もこの系統のストーリー仕立て
じゃないかなっと感じました。
結局、こういう系統の作品はツボにはまるってこと再認識。
ええ、もちろんDVDですがうたた寝指数0
でも、夜更かししちゃったなぁ、、、つい、ね(笑)  

Posted by にゃんこ at22:56

2010年02月17日

バレンタインデー☆独り言

そうそう、2月14日はバレンタインデーでしたね。
13日に久々のお友達と銀座で吞み会の折、たくさん
チョコレートなどいただいてしまいました。
思わずうれしくなって、微笑んでしまいます。
親しい人や、好きな人からの思いがけない贈り物って
いいですよね~。
そんな日の24時間の物語は、いろいろな愛の形を見せて
くれます。
久々に観たジュリア・ロバーツの設定がいい感じでした。
出番少ないですけどね(笑)
いろいろな登場人物の交錯具合で、すぐ予測できるような
関係もありましたけど、11カ月ぶりに会う彼女の相手は
冒頭、誰なんだろうって思いましたが中盤からなんとなく
予測して、そのとおりの展開でしたが納得のHAPPYを
観ることができて幸せ感じました。
実は、このエピソードが一番好きかも知れません。
飛行機の中で隣り合わせた彼のバレンタインを一緒に
過ごしたい相手が一番意外だったけど結果的には納得。
あとは墓地の映画上映会での熟年二人の告白シーンかな。
映画邪魔されたけど(笑)やっぱりリアルでHAPPYって
微笑ましいもので。
勿論、こーいう日だからっていう説得力もあり。
ただ、予告にも出てくる少年が花を贈りたい相手の
設定は、ちょっと強引な脚本かなぁっと思っちゃいました。
うたた寝指数は0
あまりにも登場人物多いからちょっと傍観モードで
観るのがちょうどいいかも。

パトリック・デンプシーとエリック・デーンが出演して
いたせいもあり、ちょっと『グレイズ・アナトミー』
連想しちゃってました(笑)
今、ちょうどシーズン5をWOWOWで観ているところ。
海外ドラマではまっている1本です。
不誠実な設定が逆よねって、笑っちゃいました。  

Posted by にゃんこ at17:40

2010年02月10日

ミレニアム ドラゴン・タトゥの女☆独り言

タイトルで、アクション映画?っと勘違いしてました。
今世紀最大の孤島ミステリー巨編と公式サイトで確認
なんか凄く勘違いしていたことに気づいた次第で。
しかもフランスかと思ってたら舞台はスウェーデン
まぁ大きな勘違いですよね(笑)

40年前に失踪した少女について調査依頼を受けたのは
ジャーナリストのミカエル。
そして彼に協力するのは背中にドラゴンのタトゥがある
天才ハッカーのリスベット。
果たして失踪した少女の生死は?失踪した理由は?

リスベットは保護監察下にあるようで、これが次回に
続く謎のひとつ。
原作は3部作なので、あと2作が映画化されれば謎は
解けるのでしょうね。
とりあえず、謎を秘めたヒロイン誕生編というところ。
んでもって血族がとか、ドロドロさ加減が横溝ぽいのは
やっぱり舞台がヨーロッパのせいかも。
謎解きの感覚はダン・ブラウン風なものも感じられます。
原作がどんな感じなのか読んでみたくなりました。
図書館の予約確認したら、結構予約入ってるのよね。
うたた寝指数は10分
移動時間がはしょられてしまってます(え?)
画像ソフトを使用しての謎の解明シーンは、とっても
興味深く観ていました。
またPhotoshopで画像加工して遊びたくなりました。
猫も謎解きできる探偵になれるかな~っと(笑)

  

Posted by にゃんこ at23:23

2010年02月06日

食堂かたつむり☆独り言

『ウール100%』の監督の『食堂かたつむり』観てきました。
予告から、実は内容よりも料理に魅了されてました(爆)
あぁ、なんて美味しそうな♪ってことでお腹がすく映画かな
って勝手に思ってましたけど。
予測は覆されるから面白い、作風はなんとなく絵本ちっく。
倫子のママのルリコの赤がガツンっと毒々しく目に映ります。
倫子自身は、ナチュラルなテイストだし、他の登場人物も
地味目な色彩だから、かなり強烈なキャラとして刷り込まれ
なんというか、悪い魔女と白雪姫?を見ているような(笑)
そんなこと感じていました。

失恋して家財一式と声を失った倫子は、おばーちゃんの
ぬか床を持って、故郷に帰り、実家の一画で小さな食堂
を開店させた。
お客様は1日1組。

料理を作るシーンは、何か神々しいような光の射し方で
特別なものを作り出しているように見せています。
といっても、食卓に出されたものはごく普通のカレーとか
(ザクロ使ってて、ちょっと一味違うようなんですが)
それがすごく美味しいようには思えない(ぉぃ)
なんとなく残念でした。
実は倫子とルリコママの親子愛のお話だったわけなので
料理へのスポットの当て方が違うのはしかたないのかも。
人は食べて生かされて、癒されてそして命は続いていくと
いう、そういうテーマだったから。
焦点は人であって、料理ではない・・・
でもやっぱりお料理にもっとスポットを当てて欲しかった
という、食いしん坊な猫なのでした。
うたた寝指数は10分
食堂でいろいろな幸せの顔が1ページづつめくられるような
シーンが続くと、ちょっと眠くなるという。
江波さんのお妾さんの食事シーンが一番美味しそうで
幸せそうに見えました。まぁ料理も豪華だったしね。
でもなんとなく、猫が一番食べてみたかったのはぬか漬け
だったかもしれません。(笑)
  

Posted by にゃんこ at21:50

2010年02月03日

交渉人THE MOVIE 高度10,000mの頭脳戦☆独り言

TVドラマでは、ほとんど観ていなかったんですが
試写会に同行させていただき鑑賞してきました。
なんとなく『名探偵コナン 銀翼の奇術師』連想します。
まぁ、あれはアニメだしなぁ~っと思いつつ
とりあえず主人公って無茶やっても許されるものよね。

ハイジャックされた北九州行きの便。
犯人の要求は、先日逮捕された現金輸送車強奪の主犯格の
御堂啓一郎の釈放だった。犯人たちからの猶予は1時間。
さまざまな人々の思惑・・・
交渉人 宇佐木玲子は犯人たちとどう交渉し、乗客たちを
救うことができるのか?!

ある意味、いろいろな映画のエピソードを寄せ集めた
そんな感じがします(笑)
まぁドラマの予備知識ほとんどないせいもあるけど
城田優扮する囚人との謎かけみたいなのは『羊たちの沈黙』
現金輸送車強奪犯のショッピングモールからの脱出の
種明かしは『インサイド・マン』ぽくもあり。
実は一番悪人は、ほんとはね~っていうのも何か似たような
作品いろいろあるわけで。
まぁそんなこと思いながらも、それなりに面白かったです。
とはいえ、あくまでTVサイズで十分とも。
微妙なところで映画なんだから、もうちょっとスケール感
欲しいのになっと思ってしまいました。
うたた寝指数は0  

Posted by にゃんこ at23:43

2010年02月03日

パーフェクト・ゲッタウェイ☆独り言

なんか、昔あったタイトルを組み合わせたような印象の
タイトルになっていますが(笑)
ハワイを舞台にしたサスペンスは、誰が犯人か?っという
どんでん返しが気持ちよくうたた寝なく観てきました。
『パーフェクト・ゲッタウェイ』

新婚旅行で訪れたハワイ。
新婚カップルが殺されたというニュースと犯人は男女2人組
もしかして、トレッキングに向かう途中で出会った彼らが?
3組の男女が登場し犯人は一体誰?

ミラ・ジョボヴィッチとハワイの情景とBlogerさんたちの
意外と好評な評価で観に行った映画の日の観賞作品。
多くを語るとネタバレします。(爆)
ちなみにミラのシドニーには感情移入できますが、
夫のクリフはビジュアル的には猫的NGなので(笑)
いまひとつ、、、まぁどうなってもいいかなキャラでした。
クリフとシドニー、ニックとジーナ、ケイルとクレオ
何かある風味は感じながら観ているのです。
こっちもあっちもそっちもね、ほんっと怪しげ風味
小出ししてくれて、最初の予測覆されちゃう?って
一瞬思ったりもしちゃいます(笑)
前半はカウアイ島の情景楽しんで、後半は怒涛の展開で
劇場出たら、ほんっとどうだっけ?ストーリーな映画ですが
楽しく観られること請け合い。
あとは、交際期間長くてプロポーズどうしようか悩んでいる
そんなあなたにもおススメ(笑)
うたた寝指数は0

ちなみにタイトルはラストでなるほどなぁ~っと納得
できました。(笑)  

Posted by にゃんこ at22:59

2010年02月02日

インビクタス/負けざる者たち☆独り言

クリント・イーストウッドの作品は音楽が結構好きです。
ということもあり、今回もはまり♪

舞台は南アフリカ共和国。1994年マンデラが大統領になり
アパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国を
ひとつにまとめるために、彼が注目したものは・・・
1995年に開催されたフットボールのワールドカップでの
奇跡・・・開催国で初出場の南アチームの優勝!

スポーツはみんなの心をひとつにしてくれるもんだなぁ
っとつくづく実感。
実際の試合なんかを見ていても、手に汗握って観戦したり
しちゃうほうなので、結構涙ぐんでしまったりしちゃう
ことが今までにもあったんですが(笑)
人種の違いなんて、関係ない。
国を愛する気持ちは人種が違っても同じなんだよねって。
試合は勿論、凄いものがありましたが、それを見守る
国民たちの姿にも感動。
スタジアムの外でのエピソードも微笑ましかったし。
さて、2010年のサッカーのワールドカップ開催時には
同じようなシチュエーションが観られるのでしょうか?
あの進路変更は、大統領の息のかかったパフォーマンス
だったのかな?っと(笑)
試写会で鑑賞。うたた寝指数は0でした。
  

Posted by にゃんこ at01:18
プロフィール
にゃんこ
にゃんこ
劇場鑑賞しながら、よく寝てます(爆)
なのに、映画語っちゃうとんでもない猫です。
うたた寝指数が一応バロメーター♪です。
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