2011年02月19日

パズル・パレス 著者ダン・ブラウン

『ダヴィンチコード』のダン・ブラウンの初期の作品。
久しぶりに読んだダン・ブラウンのエンタメです。

舞台はアメリカの国家安全保障局(NSA)。
全通信を傍受解析できるスパコン・トランスレーターに
異変が生じた。
テロ対策としてあるべきものであるが、一般市民の通信
もすべて監視可能であることにプライバシーの観点から
快く思っていなかった元スタッフが解読不能の暗号化
ソフトをネットに公開し、そのソフトを利用する為のパス・キー
をオークションにかけたのだった。
もしそれが真実であるなら・・・テロ防止が困難な時代に
逆戻りし、政府は困った事態になる。
彼の要求は極秘のトランスレーターの存在を公にする
ことだった。
ところが、彼はスペインで心臓麻痺を起し死亡。
彼が協力者に託したパス・キーを見つけ出すことはできる
のか?
NSA局員のスーザンと恋人で言語学の教授のデイヴィッド
はスーザンの上司のストラスモアの指示で動き始める。

ダン・ブラウンの作品って、結局パターンは同じなんだな
って思ったけど、このハーレクイーンロマンスとサスペンス
のドキドキ感に読みやすさが加わって人気があるんだろう
なって思います。
アメリカでは1998年刊行ということですが、そのときに
読むよりは、PCに慣れた今読むほうが内容的には理解
しやすいかもとは思いましたが『ダヴィンチコード』に比べる
と、やっぱりちょっと物足りないグローバル感(笑)
でも一番最初の作品だって思えば、そうでもないかも。
今読んでみて、ちょっと古いな的な感覚はそういう理由
があったからかもしれません。
そういえばラングドン教授シリーズの最新作は2012年
映画公開の予定のようですね。
観に行くのかなぁ?先に小説読んじゃいそうですが(笑)
そのほうが脳内補完できてよいかもしれません。
(ダヴィンチコードも天使と悪魔もそうだったのよね、、、)


同じカテゴリー(読書)の記事

Posted by にゃんこ at23:54
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

プロフィール
にゃんこ
にゃんこ
劇場鑑賞しながら、よく寝てます(爆)
なのに、映画語っちゃうとんでもない猫です。
うたた寝指数が一応バロメーター♪です。
オーナーへメッセージ
アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 33人
削除
パズル・パレス 著者ダン・ブラウン
    コメント(0)