黒猫のうたた寝

”図書館”という言葉と本に最近アンテナが動きます。
寒波の日に、シェルターに避難しきれなかった70人の
ホームレスが、図書館を頼って訪れた。
日常的に、図書館の開館時から閉館時まで過ごしている
彼らに、あまりいい顔はしていない図書館長
スタッフの一人が、そんな彼らの避難を受け入れて
立てこもる結果となり、警察沙汰になって・・・
どう収束するんだ？この事件・・・
というストーリー

公共施設は、ホームレスだからといって、シャットアウト
できるものでもなく、他の方への迷惑行為がなければ
拒否できない。
そして、本がある図書館は、そこに滞在できる理由がある。
舞台はアメリカだけど、日本でだってそういう状況あるんじゃ
ないかな。
格差が生み出す、この問題、解決に至るには時間が
かかるよね。
ラスト、立てこもりの状況から、超平和的に連行される
あのシーンには、びっくりすると同時にうまくまとめたなぁ～
と思います。伏線は、裸の男の熱唱だったのね（笑）
うたた寝指数は10分
評価は◎
エミリオ・エステべス監督・脚本・主演って凄いよね。