2006年01月17日

春夏秋冬そして春

『春夏秋冬そして春』は春夏秋冬を人間の人生に例えてつくられたようです。

でも観てたらなんとなくアダムとイブを思い出していました。

邪気のない子供が蛇の誘惑に負け殺生を覚えた春

イブ(少女)の登場で、はじめて性欲ということを知る少年期の夏

愛するものに裏切られ逆上して人間に対する殺生を犯した青年期の秋

そして、すべての罪をつぐない隠遁生活をすることを選んだ壮年期の冬

そして再び春が訪れ・・・歴史は繰り返されていく



セリフは少なめ、

山の中の小さな湖の中に浮島として存在する山寺

そこはあたかもエデンの園だったのかも・・・

情景に魅了されます・・・でも日本では味わえないだろう風情

キム・ギドクの描く映像に、今回もやられました(笑)



子役の無邪気な笑顔

そんな彼が堕ちていく暗闇

山寺の老僧が、秋の時代にすべての役割は終わったと静かに命を絶つ姿が

じーーんっと心に響きました。。。



あ、でも、夏の時代の少年は^^;;;なんとなぁく

高嶋弟のように思えてしまって(顔つき)・・・

微妙に可笑しくてたまりませんでした(ぉぃぉぃ)


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Posted by にゃんこ at00:00
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