ララピポ☆独り言

a lot of people（ララピポ）
なるほどなぁ～～っと・・・
奥田英朗原作の群像劇のこの作品
脚本が中島哲也・・・予告がカラフルポップな映像に
成宮寛貴扮する風俗のスカウトマンやら
森三中の村上知子のロリータファッションやら
不思議な期待感に誘われて鑑賞してきました。

世の中には、ほんとにいろいろな人がいる。
ちょうど今の不景気な世間の世情にマッチしている
っていうことに、いろいろ感じることもあるかもしれない。
風俗のスカウトマンが、スカウトした女性に本気に
なってしまうこともある。
NOということができない青年は、正義の味方の
コスプレをすることで、自分のふがいなさから逃避する。
介護に疲れた主婦は、家事を放棄しAV女優を
はじめる。
学歴はあるのに引籠りライターになってしまった
コンプレックスの塊の青年・・・
ロリータファッションに身を包んだ声優志望の女性は
自らをネタにして赤裸々な盗撮フィルムを売り込み
あぁ、ほんっといろいろな人がいる・・・
溜まった鬱憤を発散させるものは・・・本能のままに
一番は性欲だったりするんだなぁ。
そして、したたかなものが生き残っていく。
一番印象に残っているのが・・・濱田マリ演じる主婦
だったのが意外だったけど＾＾；
ゴミ屋敷に住む40代主婦・・・職業AV女優のインパクト
その抱えているものが・・・この先一番身近になる
高齢化社会が与える可能性に近い実態だったり
するのかも、、、
そんなこと考えると、ちょっとホラーな気分になります。

そんなこんなでうたた寝指数は０