2012年03月23日

戦火の馬☆独り言

あら、エンドロールのキャストで一番最初に名前が登場
したのはエミリー・ワトソンだったのね。
ある1頭の美しい馬の数奇な運命と出逢った人間との
不思議な交流を淡々と描いた作品です。
額に白いひし形のしるしを抱き、脚は白いソックスを
履いたような栗毛のサラブレッドの仔馬。
小作人の父が地主への意地もあって買い付けたその
仔馬は、アルバートが生まれた時からずっと見守り続けた
馬だったという偶然。
ジョーイと名付け心を通わせてきた馬との別れは突然
やってくる。
軍馬として戦地に連れて行かれたジョーイとアルバートは
再び牧場での平和な生活を送る日を迎えることができるの
だろうか?

んーーーやっぱり主役は馬でした。
でもかえって、それで惹きこまれてしまったのかもしれません。
普通のサラブレッドとして育たなかったことで、ジョーイはうまく
生き残ることができました。
もちろん、なぜだかジョーイの周囲の人間は、彼に魅了される
のか(笑)、基本優しい人々ばかりなのですもの。
本来の才能や能力と、その馬自身の運の強さ・・・
生き残るということ、生き抜くということについては人間と同じ
ようなものだなぁ~とも思います。
そして、経験値は、そのときは役に立つとは思えなくても
いつか自分が前に進むための素晴らしい手段になるもの
なんですね。
激戦地の中立地帯で立ち往生していたジョーイの救出や
やっと再会したアルバートと、また別れなければならなく
なるかも・・・と目頭を熱くさせる展開は、うまく行きすぎ感
も結果的にはあるのですが、観てる間は引っ張り方がうまい
ので気になる感じはありませんでした。
そういえば、馬が結構メインで登場する作品って、意外に
猫的当たり作品が実は多い気がします。
『シー・ビスケット』も意外にも感動作。
どちらにも共通するのは、伏線の張り方がうまいことでしょう。
いやぁ、寝なくてほんとうによかった♪
伏線部分も十分堪能できたしで満足感ありです。
うたた寝指数は0
評価は◎


同じカテゴリー(2012年劇場鑑賞)の記事
希望の国☆独り言
希望の国☆独り言(2012-12-31 01:34)


Posted by にゃんこ at00:02
この記事へのトラックバック
マイケル・モーパーゴの手による同名小説を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化。第一次世界大戦を舞台に、一頭の馬と青年との友情、そしてその馬の辿る数奇な運命を描いた感動...
戦火の馬/War Horse【LOVE Cinemas 調布】at 2012年03月23日 00:16


ランキングクリックしてね ←please click


戦火の中で生き抜いた馬と少年の交流を描く
スピルバーグ監督の最新作で、先日行われたアカデミー賞で作品賞ほかにノミネート。
(ひ...
戦火の馬 /WAR HORSE【我想一個人映画美的女人blog】at 2012年03月23日 00:38
146分はちょっと長かった。
戦火の馬【だらだら無気力ブログ!】at 2012年03月24日 00:30
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

プロフィール
にゃんこ
にゃんこ
劇場鑑賞しながら、よく寝てます(爆)
なのに、映画語っちゃうとんでもない猫です。
うたた寝指数が一応バロメーター♪です。
オーナーへメッセージ
アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 36人
削除
戦火の馬☆独り言
    コメント(0)