2012年12月31日

希望の国☆独り言

もう12月31日を迎えてしまったので、29日に鑑賞した
この映画が、今年のラスト鑑賞だと・・・たぶん^^;
思います。
園子温監督の『希望の国』

原発で成り立っている”長島県”で大きな地震が発生。
原発事故の為、警戒区域の境界線が張られたが、酪農
を営む小野一家の家は道1本の右と左の違いだけで
強制退避をしなくていいとの指示が出る。
かつての東日本大震災の福島の実情を思い出せば
そんな道1本で、安全だとは到底思えないと、息子夫婦
を自主退避させることにしたが、世帯主である泰彦は
痴呆症を患う妻・千恵子と住み慣れた家に留まること
を決めた。

”一度出てしまえば、二度と帰れない”
”でも、いつかきっと・・・あの町へ帰ろう”
”ここまで来たら、1歩1歩とにかく前に前に進むしか
ない。”

千恵子が生きた21歳の時のあの時代の楽しかったこと
思い出に植えた樹を見ながら過ごしてきた年月の幸せ
誰もが、終わることなんてないと思っていてきたのに
そして、日本という小さな島国の未来は・・・希望は?
広島と長崎と福島を連想させる”長島”という命名が
象徴的です。
色彩の鮮やかな花壇の真ん中の大きな樹・・・
それは、千恵子が結婚した時に植樹されたものだと
無邪気に話すシーン。
バリケードを張られた警戒区域内にあるおじいさんの
樹との対比。
葉のある老木と、葉のない泰彦と千恵子の想い出の
樹・・・
これってある意味ラストの持っていき方を暗に示して
いたんだなぁっと猫は感じたわけで、、、^^;
まぁ、この艶やかな花の色彩が、やけに目立って
見えて仕方なかったんだけど、やっぱり意図的だった
んだなぁっと思いながら観終わりました。
うたた寝指数は0
千恵子が彷徨いながら話しかける動物の目。
泰彦の厩舎の牛たちの大きな目。
言葉を言わない動物たちが人間に何を言いた
かったのか・・・
毒がなさそうに見えて、しっかり仕込まれていた
作品です。(まぁ、園監督だし^^;;;)




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Posted by にゃんこ at01:34
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劇場鑑賞しながら、よく寝てます(爆)
なのに、映画語っちゃうとんでもない猫です。
うたた寝指数が一応バロメーター♪です。
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