2012年01月07日

くずばこに箒星 著者:石原宙 スーパーダッシュ文庫

普通なら、まずは手に取らない。
だって、中高生向きのライトノベルっていうジャンル
なんですもの。
くずばこに箒星 著者:石原宙 スーパーダッシュ文庫



表紙もこんな感じ。
でもね、実はライトノベルってあなどれない。
意外にも、猫でもはまる作品があるもので(笑)
まぁ有川浩も小野不由美もこういう感じの作品
書いてるものね。
ストーリーとか人物描写とかしっかりしてて
だから読み進めていくうちに頭の中でキャラクターが
勝手に動き始めちゃうのよね(笑)
そんな感じになってくると、読み進めるのも早くて
ついつい夢中で最後までいけちゃうものなのです。
石原宙さんは、たまたま年末に、某忘年会でご一緒
させていただき、この作品と猫が巡り合ったのです。
縁とは不思議なものですね(笑)

舞台は廃墟の遊園地を流用してつくられた不思議な高校。
そしてグレートチェア制度という評価システムで生徒の
序列が決まる。
トップのファーストチェアに就いているのは現生徒会長
の眉目秀麗学術優秀で喰えない美女。
そして主人公はセカンドチェアの高校一年生の少年。
喰えないトップから、いつかその地位を奪うことを狙って
いるものの、対峙するとなぜか頭が上がらない。
そんなトップから強引に与えられたミッション。
学園一落ちこぼれの”お掃除部”が探しているものの正体
を、調査せよ。
期限は十年祭が始まるまでの1週間。
お掃除部の探しもの=少年の探しものの可能性を示唆され
少年は嫌々ながらもお掃除部の潜入調査を始める。

とっかかりは、なんだこれ?っと思って読みはじめたものの
喰えない美女と少年の対峙から始まる1章で、キャラが頭の
中で勝手に動き始めちゃって。
文章自体も口語体で、簡潔。
読み進めていくのにひっかかりがない(笑)
それ以外に登場する人物も、かなり特徴的なので色分け
しやすい。
これ、結構映画なんか観てても重要なのよね。
2月には続編が出る予定とか。
楽しみに待っていようと思います。
ちなみに、一番キャラ的にはまるのは主人公の英知と
しゃべる鳥のオキナ(笑)
掛け合いが最高に楽しいわ♪



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Posted by にゃんこ at00:08
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