遠くの空に消えた☆独り言

にゃんこ

2007年08月20日 23:08

8月の頭に仕事で東京にしばらく滞在していたんですが
たっまたま見かけた映像に・・・なんとなく惹かれてました(笑)
『遠くの空に消えた』
え、行定監督だったの?って知ったのは映画情報検索してるとき
うーーん^^;;;ちょっと相性悪いんだけど・・・
でも、第一印象信じてみようと思ったのは、検索時にみつけた
『黒猫・白猫』のクストリッツァ監督に影響を受けてという記事が
あったっていうことから♪
んじゃ・・・かなり好きかもしれない・・・行定監督だけど(爆)

空港建設計画が、いまいち進まない馬酔村に
空港建設公団側の責任者の息子ということで転校してきた亮介
たまたま仲良くなった牧場の息子公平
UFOを呼んでいるという少女ヒハル
そして弟を亡くした少年の心を持つ赤星・・・
4人は友情を育んでいく。
でも、そんな彼らに空港建設に絡んで大人が残酷な仕打ちを
少年達は、そんな大人に反発し、自分達の村は自分達の手で
そして少年達は史上最大のいたずら(奇跡)を演出する。


冒頭のシーンから、顔が緩んじゃった(笑)
ほんっとに、このテイストは・・・クストリッツァなんだ♪
軽快な音楽と、間がいい感じ
胡散臭い大人たちも・・・かなりツボにはまる。
猫が登場しなかったのは、ちょっと残念だけどね
その代わりは、牛やブタくんたちがアクセントに(笑)
登場人物の服装も、ちょっとレトロでもあり
そして不思議なラテンテイストも持っていたりして
日本なんだけど、日本じゃないような空気感があるんだなぁ
1小節終わるごとに登場する月の満ち欠けを描いた
イラストもファンタジー度をあげていて
猫の第一印象、間違ってなかったみたい(笑)

ちょっと長すぎな気もするのが、微妙なマイナスなんだけど
相対的に夏休みに鑑賞する映画としては合格点です。
行定監督ではじめて相性合ったかも(爆)
うたた寝指数は0

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