アントキノイノチ☆独り言

にゃんこ

2011年12月12日 00:15

アントキノイノチというタイトル・・・
あぁ、アントニオ猪木と似ているなぁ~~~っと
思ったら、あながち間違った連想ではないこと検証
できちゃって、ちょっと吃驚しています。
意図的に、このタイトルだったんだなぁ。
岡田将生と榮倉奈々主演の作品です。
ザラっとした映像とカメラワークは嫌いじゃないし
なかなか印象に残るショットも多々あります。
心に傷をもったこの二人の男女は口下手です。
だからなのか、台詞も少なめなんですよね。
逆にその溜めが、発する言葉に重みを与えているような
感じがします。

遺品整理の会社で出会った二人は、それぞれ心に傷を
負い他人と向かい合うことに不器用になっている。
自分の想いは誰もわかろうとしてくれない、わかって
もらえない・・・だから自分の周りにバリアーを張詰め
頑なになっていく。
死んでしまった人の遺したものが持つ存在の意味を
仕事の上で感じるようになる。
伝えたかった気持ちはそのときにきちんと伝えてあげ
なきゃ・・・
後になって後悔することになるんだから・・・
あなたがいたから、今ここにいるという繋がりを実感
していく二人。

元気ですか?
アントニオ猪木の定番の台詞・・・無意識だった言葉なのに
この作品の中で心の奥に響くような気がします。
うたた寝指数は0

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