アンダーグラウンド デジタルリマスター版☆独り言
『黒猫白猫』で初めて出会って、監督の名前をなかなか
覚えない猫が、チェックしているクストリッツァ監督の
1995年の作品。
当時はハリウッド中心の映画鑑賞だったせいもありまったく
眼中になく、今頃ですが劇場鑑賞できるのは幸せです。
セルビアを舞台にレジスタンス(で詐欺師?)のマルコは
仲間に引き入れたクロの愛人で女優のナタリアと出会い
微妙な三角関係が・・・
祖国の為に地下に潜っての武器の製造密売をクロに託して
時が流れ、戦争が終結してもマルコはクロに武器の製造を
続けさせていく。
地下の住人には、戦争終結の事実は伏せたまま・・・
そして彼自身はナタリアを妻にし政府の要職に就いた。
1章~3章へと3部構成の作品は終始ブラスバンドの
ツービート
お馴染みのリズムに心が浮き立ちます♪
史実とフィクションがうまく融合し不思議な世界を作り出し
ています。
マルコの弟イヴァンとチンパンジーのソニは事の始まりから
終わりまで顛末を観ています。
二次大戦から冷戦の時代に移りそして今度は内戦へ・・・
ただ平和に暮らしていたかった人々に突然襲い掛かる
戦争の恐怖。
ただ一生懸命に生きてきた正直な人間の象徴のような
二人。
自分の大好きな人に裏切られ、衝動的に怒りをぶつけ・・・
「むかし・・・あるところに国があった・・・」
そこにはもう、国はない、でも人はほんとはどこででも
生きていける。
生きているその人々の心の中に祖国がある。
ラストがとっても象徴的・・・小さな半島は、大地を離れ
ドナウの川をゆったりと流れて行く。
楽しげな仲間たちの宴は永遠に続いていく。
あの時のことは、水に流して・・・
うたた寝指数は40分
んーーー1章でうとうと~っと体内調整が(爆)
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