サイボーグでも大丈夫☆独り言
パク・チャヌク監督作品だったのか・・・
復讐3部作と呼ばれている『オールド・ボーイ』とか
『親切なクムジャさん』とか『復讐者に憐れみを』
観て思ったのは、どれも寓話のような感じだったこと
はい、今回もそんな感じでした(笑)
おばあちゃんこのヨングンは、おばあちゃんが施設に
引き取られてから、妙な言動をとるようになり
精神病院に入院することに・・・
彼女は自分はサイボーグだから、食べ物を口から
食べたら壊れちゃう・・・と思いこみ、食事を一切
取ろうとしなくなっていた。
病院で彼女と知り合い好意を抱いた
人のものならなんでも盗むことが得意なイルスンに
ヨングンは自分の同情心を盗んで欲しいと頼む。
ちょっとねじれたファンタジー・・・
舞台は精神病院だし(笑)変な人もぞろぞろ登場
サイボーグだと思いこんでいるヨングンは
食事は乾電池のプラスとマイナス部分を触ったり
バッテリーをなめて、それがエネルギーになると
信じていたり
おばあちゃんが残していった入れ歯を口に入れて
自動販売機や蛍光灯と話をしてみたり
純粋さが度を越しているという受け止め方もできるけど
その綺麗な心のままにっていうのはね
なかなかお目にかかれるものじゃないのよね。
おばあちゃんを助けるためには非情にならなきゃ
そうしないと、悪い人たちを殺せない。。。
クライマックスのヨングンのホワイトマンへの復讐シーン
うっわーーーやってくれた(笑)インナーワールドだわ。
結構、ここで肩を震わせて受けてました^^;
でも心がキュンっとしたのは、イルスンがヨングンに
施した手術シーン。
ほんっと、ベースはかわいい純粋な物語なのです。
ま、味付けはパク・チャヌクなのでそれでも
大丈夫なら(笑)
うたた寝指数は 猫は0
だって、このテイストは好きなんだもん(笑)
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