サイボーグでも大丈夫☆独り言

にゃんこ

2008年01月27日 22:39

パク・チャヌク監督作品だったのか・・・
復讐3部作と呼ばれている『オールド・ボーイ』とか
『親切なクムジャさん』とか『復讐者に憐れみを』
観て思ったのは、どれも寓話のような感じだったこと
はい、今回もそんな感じでした(笑)

おばあちゃんこのヨングンは、おばあちゃんが施設に
引き取られてから、妙な言動をとるようになり
精神病院に入院することに・・・
彼女は自分はサイボーグだから、食べ物を口から
食べたら壊れちゃう・・・と思いこみ、食事を一切
取ろうとしなくなっていた。
病院で彼女と知り合い好意を抱いた
人のものならなんでも盗むことが得意なイルスンに
ヨングンは自分の同情心を盗んで欲しいと頼む。

ちょっとねじれたファンタジー・・・
舞台は精神病院だし(笑)変な人もぞろぞろ登場
サイボーグだと思いこんでいるヨングンは
食事は乾電池のプラスとマイナス部分を触ったり
バッテリーをなめて、それがエネルギーになると
信じていたり
おばあちゃんが残していった入れ歯を口に入れて
自動販売機や蛍光灯と話をしてみたり
純粋さが度を越しているという受け止め方もできるけど
その綺麗な心のままにっていうのはね
なかなかお目にかかれるものじゃないのよね。
おばあちゃんを助けるためには非情にならなきゃ
そうしないと、悪い人たちを殺せない。。。
クライマックスのヨングンのホワイトマンへの復讐シーン
うっわーーーやってくれた(笑)インナーワールドだわ。
結構、ここで肩を震わせて受けてました^^;
でも心がキュンっとしたのは、イルスンがヨングンに
施した手術シーン。
ほんっと、ベースはかわいい純粋な物語なのです。
ま、味付けはパク・チャヌクなのでそれでも
大丈夫なら(笑)

うたた寝指数は 猫は0
だって、このテイストは好きなんだもん(笑)

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