青い鳥☆独り言
重松清原作で、もう一本・・・気になってたのは
『青い鳥』
ちょうど時間が合ったので昼ごはん後がちょっとだけ
気になったけど鑑賞してきました。
しあわせは、すぐそばにあったんだ・・・っていうのは
メーテルリンクなんですけど。
青い鳥と名付けられた投書箱に入るのは
紙屑だったりして、本来はひとに打ち明けられない
悩みは・・・入れられてない。
でも、ちゃんとメッセージは実は届いている。
”青い鳥って何ですか?”
”誰かを嫌う事もいじめになるんですか?”
紙屑の中にまぎれた折りたたんだ書面
ワープロ文字で書かれたことば
指導の教師はいたずらと決めつける。
自殺未遂の事件の後、反省文を子供たちに
書かせた学校
1ヶ月かけて完成した、何度も書き直させた
原稿用紙5枚以上の文章は
事件を封印して忘却させるためでしかなかった。
先生はどもります。でも本気で話します。
本気で話す言葉を、君たちはちゃんと受け止めて
いますか?
言葉は少ないけれど、村内先生が言う言葉の
ひとつひとつが心に響きます。
起きてしまったことはリセットすることはできない。
自分がしてしまったことに、責任を持って前を
向いて生きていく。
それは、残りたくても去るしかなかった野口くんも
野口くんの本気の言葉を受け止めることが
できなかった2年1組のクラスメイトも同じこと・・・
村内先生は、静かにやってきて、そして静かに
この中学から去って行きます。
あることから、そんな先生がどこからきて、どこに
行くのかっていうことに・・・時空を超えて?
なんて思ってしまった(笑)
それは1枚の写真のせい。
そんな風に感じたのは・・・もしかしたら
やっぱり『流星ワゴン』のせいかもしれません^^;
あ、『その日のまえに』の大林監督のせいかも(爆)
ちなみに村内先生は石川啄木が好きなようですが。
ランチ後でかなり寝そうな気もしてましたが
うたた寝指数は0
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