ペネロピ☆独り言

にゃんこ

2008年04月10日 22:22

昔むかしのある裕福な青年は使用人の女性と
恋に落ち、彼女は彼の子供を身ごもりました。
彼女を愛してた青年は、彼女との結婚を親族に
宣言しましたが、一笑に付され前言を撤回して
しまいました。
彼女は悲しみのあまり、崖から身を投げ、
怒った彼女の母親は青年の一族に呪いをかけました。
生まれてくる一族の娘は豚の顔・・・
でも、たまたまその後一族に娘は授からず
そして忘れた頃に・・・生まれたのがペネロピ・・・
豚の鼻と豚の耳を持ってこの世に生まれてしまいました。

お伽噺の定番は、呪いを受けて醜くなってしまった人間は
真実の愛で、元の姿に戻るのです・・・
そう、まさに失意の母は、そのためにあらゆる手を
尽くします。
でも、なかなかうまくいくはずもなく^^;

今日の映画は『ペネロピ』
人の物差しは、ほんっと人それぞれで
この価値観の違いが、ものの見方を片寄らせるんだなぁ
ってことがわかります。
ペネロピをよく見ようとせず、ちょっと容姿が変わっている
それだけで拒絶する人たち
あぁ、でもペネロピ、別にちょっと鼻が上向きでってくらい。
豚鼻でもキュートなんですが(笑)
これが、人食い豚人間に見えるって^^;名家のボクって
ほんっと情けないっていうか、象徴的っていうかねーー
まぁ、その対比もあってかペネロピが好意を抱くマックスが
よく見えるんでしょうね。
そのマックスを演じてるのはナルニアのフォーンのタムナスさん
わーーん、全然わからなかった^^;;;
もうじき公開の『つぐない』にも出演してるのでちょっと注目(笑)
あとは、全体的な空気がお伽噺だけあって、ヨーロピアン
アメリカなんでしょうけど、そんな感じ。

それにしても、呪いを解くキーが・・・ちょっと意外でした。
そうきたかーーって感じ。
結局は・・・自分を認めて自立することがテーマなのかな?
ラストシーンの子供たちの素直な声がちょっとブラック。
うたた寝指数は0



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