黒猫のうたた寝

  

最近ローズ・ベルタンの漫画読んだり、していたせいか
今までわりと、マリー・アントワネット中心で見ていた
フランス革命までのプロセスの中で人がどんな立ち回りを
演じていたのか、彼らから見た世界はどうだったのかが
めっちゃ気になります。
だからルイ15世の公妾ジャンヌ・デュ・バリーが見ていた
世界という切り口が面白かった作品です。
とはいえ、大人になったジャンヌと少女時代のギャップは
結構尾を引いたのは間違いなく
この女優誰なんだろうと思ったら監督とイコールって
びっくりしたなぁ、、、
主人に決してお尻を向けない姿勢の動きとか
宮廷って、身分制度の中のしきたりって大変だなぁと
しみじみ思うのでした。
うたた寝指数は15分
評価はベルサイユに◎(ぉぃ)  

実在の事件「エメット・ティル殺害事件」を劇映画化
時は1955年、シカゴの少年がミシシッピ州の親戚の家から
拉致されて、水死体で見つかった事件を追う実話モノ
彼が死ななければいけない理由なんて本当はないんだよね
人種差別の根深さが痛いなぁ。。。
少しずつ改善されていってはいるのだろうけれど
動物は弱肉強食が当たり前
格差があって身分があって、少しでも他より優位に
立たないと本能的に自己肯定できないみたい
理性があるとはいっても、人間も動物なんだよね
なんかそういう風に受け入れてしまう自分が
ちょっとでもイヤなら、そんな人が大多数になれば
こんな悲劇も起きないのかも
問題定義で◎
でも描き方でうたた寝してた猫もいる
うたた寝指数は30分  

フランケンシュタインの女性版？っと思い込んでの
鑑賞だったんですけど、ある意味当たってて
でもちょっと違ってて
ウィレム・デフォーのツギハギ博士の探究心から
生まれ出でたる脳移植で生き返る女性ベラ
彼女の不思議感の理由が胎児の脳で生き返ったから
という設定にぶっ飛びます
だからこそ大人の成熟した女性のカラダに
アンバランスな赤ちゃん脳が成す行動
無邪気な子どもならではの好奇心と残虐性
観ていて、現実感がどんどん薄れ、寓話の世界に
放り込まれた感覚です。
勿論、時間の経過の中で学んでいくベラ
最終的には医者の技術を身につけ素晴らしい
成長を遂げるのですが、そこに至るまでの
本能的に奔放に全ての人を振り回す無意識な
悪女ぶりで、騙していたつもりの男は地獄を見る
ことに(爆)
全編に醸し出される寓話感に、なんか騙された気もする
鑑賞後
うたた寝指数は0
どんでも指数は100
評価は◎寄りの◯  

金銭的に恵まれた音大生と、学生時代に誤って罪を
犯してしまった青年
本来は出会うことがなかった2人
声を失った彼と、視力を失った彼女だったから
心と感性で惹かれ合うことになるラブストーリー
ピアノの弾けない彼の代わりに、演奏家を諦めた
ピアノ講師が彼女の横で演奏する
嘘はいつか露見して破綻するのになー
その結果の顛末と、最後まで彼女を守ろうとした
彼の純愛が切ないなぁ
って山田涼介の話せない演技が結構いい
ストーリーはラノベ的ではあるけど
まぁ、たまにはいいか
うたた寝指数は0
評価は◯
  

東野圭吾原作作品の実写化はもう無数
今回はうたた寝指数は0
評価は◎よりの◯

そして誰もいなくなった
そんな印象で観た作品です
劇団の俳優たちが繰り広げるギミックの世界を
堪能くださいっということがエンディング
ちょっと名探偵コナン観ている印象もあったりして
誰もいなくなったけど誰も死ななかった結末は
これはフィクションですと纏めるお芝居
できないと思うと出来ないけど、できると思えば
ハードルは打ち砕いていけるもんだっていうこと
意外に気付いてないことが多いよね
そんなことを事故に遭ってもう芝居ができないと
諦めかけてた彼女に
ねばならないとストッパーかけてるのは自分自身
なんだよね
できない理由は、そういうところから出るもの
思い込みは外していかなきゃ
なんて思ったりしました

  

去年の今頃は、友人たちがハマっていたので
どんなもんだろう？っと漫画読んで猫も
ハマった作品の実写化です
キャストがわかった時に山崎賢人どうなんだろう？
って思ったけど、この人凄いわ！
不死身の杉元まんまじゃん！！
というか、キングダムもそうだけど、キャスティング
された俳優陣のなりきり指数が高いのよーー
アシリパさんも脱獄王白石も鶴見中尉もキャラ立ってる
土方さんや牛山も、うっわーーー楽しいわ
他のキャストの皆さんも♪
まずは1作目、よい加減でまとめてくれました。
次回はいつ？いつやるの！？な、今ここ
うたた寝指数は0
評価は◎  

去年結構うたた寝指数上げながらリベンジ対象
になったのは最後の感動があったからですが
2回観て補完できたけど、1回目で観たところで
うたた寝してるのはなんでかなぁ
1回目の感想
　　↓
https://catsleep.hamazo.tv/e9788853.html

冷蔵庫とママのエピソード　やっぱり好き❤️

うたた寝指数は15分
評価は◎よりの◯  

アクアマン続編登場
1作目についてはピンポイントでしかすでに記憶なく
どーだっけ？
そう言えば1作目は弟と争ったんだっけ？

2つの世界を行き来するアクアマン　アーサー
愛する妻(海にいる)と愛する息子(陸にいる)
育児と家事と王様業と色々忙しいけど
楽しく暮らしているアーサー
そんなところにブラックマンタが最強の武器を
手に入れて父親を殺された復讐を遂げようと
アクアマンの息子を拉致するんだ
息子を助けるには、かつて自らの手で牢獄に
ぶち込んだ弟オームの力が必要で・・・
さぁ　どうなるこの展開？！

1作目確認しなくても十分楽しめるけど
やっぱりどうだっけ？って確認しちゃいましたが
あぁ、オームってこんな感じだったんだって
今作との違いにニヤニヤしちゃいました
今回の兄弟漫才面白いです
確執も消えて大団円
ハンバーガーは美味しいと思うけど、あの
トッピングは猫は遠慮(爆)
うたた寝指数は0
評価は◎  

タイムスリップした女子高生の成長モノ
可睡斎のゆり園がものすごく綺麗
シングルマザーの母と喧嘩して家を飛び出した
ユリ。
近所の防空壕跡で一夜を過ごした翌日
彼女は特攻隊のいる時代にタイムスリップしていた

本当にやりたかったことが、やれなくなっていた
そんな時代に生きる人々と生活を共にして
自分の進路のことをもう一度しっかり考えてみる
そんなきっかけになったユリの変化に共感できたら
それでいいかなぁと思った作品
あの時出会っていたことが、夢じゃなかったこと
それを知った瞬間のシーンはさすがに涙腺緩むなぁ

でもね、やっぱり沢山の作品観てきた中で既視感は
否めないんだ
うたた寝指数は0
評価は◯




  

あのハンガーゲームの前日譚
スノー大統領の青年時代の物語
落魄れた権力者の息子が、再び力を得るために
ハンガーゲームのプレイヤー教育者として
12地区の少女ルーシーを勝利に導く
魅力的な彼女に惹かれていくけど、やっぱり
彼の中には、落魄れた家門の再興の想いが
強くあるんだ

結構上映時間が長くって寝落ち心配してたけど
杞憂に終わったなぁ
スノーが、ルーシー側に着くかどうかが二転三転
ドキドキしながら観続けて、あぁこれが後々に
繋がるんだなぁと感慨深い

時間があれば一気観鑑賞したくなった
うたた寝指数は0
評価は◎

  

家族テーマの作品
バラバラだったけど、それぞれが知らなかったことが
映画制作のチャンスを棒に振って、見返してやる！と
自分の作品をドキュメンタリーで家族を使って
撮影しようと実家に戻ってきた末っ子がきっかけで
明らかになり、そしてまた家族が一緒になることが
できるまでを描く

赤にこだわるハナコ
ただこだわる理由がうまく説明できないハナコ
中途半端なのは、自分自身がきちんと腑に落ちて
いないこともあるせいで、結果的に映画制作は
頓挫する
でもそれだけじゃ終わりたくなくて
ちゃんと言葉にして伝えることができなかったことで
誤解していたことも沢山あったけど、みんな家族のことを
ちゃんと思い遣ってきていたんだね

うたた寝指数は0
評価は◎に近い◯
アベノマスクはやっぱり小さいなぁ
  

想定外、お主月最初に観た作品
1作目公開時ノーチェックで今だったんだけど
結構人気のアメリカのアニメなんだね
パウ・パトロールって少年と子犬たちのチームが
みんなを救うという設定
サンダーバードとか似てる感じで、今回宇宙からの
新たなるパワー得ちゃって、ファンタスティック・フォー
宇宙忍者ゴームズをミックスさせちゃったような感覚
メンバーそれぞれが、個性があって適材適所で役割
分担して活躍してくけど、なんとなくこのままで
いいのかな？とか
自分だけみんなと比べると出来ていないとか
悩む時ってあるよね
でもね、やっぱりキミはキミで大丈夫！
そのままでちゃんと
みんなの力になってるんだよってことわかるまでの
成長物語テイストが心地いい
うたた寝指数は0
評価は◎よりの◯
  

ひょんなことから関わって、ヤクザのお兄さんに
カラオケ指導することになった合唱部の部長聡実くん

ヤクザのお兄さん成田さんが今一番恐れているのが
ヤクザの親分の誕生日に開くカラオケ大会で最下位に
下される罰ゲーム
それを回避するために目をつけたのが、中学校合唱
コンクールでの聡実くんとの出会い
成り行きで(ちょっと怖くて)チャーハンと引き換えに
指導することになった聡実くん
実は彼にも悩みがある、、、それはまだ合唱部の仲間には
言えなくて

悩める中学生のちょっと屈折した心を開いたのは
怖いはずのヤクザのお兄さん
あまり感情を見せなかった聡実くんがクライマックスで
熱唱する姿に涙と感動した後の種明かしで泣き笑い
うたた寝指数は0
評価は◎
Xの紅とリンダリンダの熱唱イメージなんか重なるのは
山下監督繋がりかもね
  

ゴーレムというゾンビが蔓延する世界になった日本
ゴーレムを作り出したウィルスを開発した人間は
ウイルスから身を守るためにはワクチンが必要で
そのための小さな犠牲は仕方がないと人体実験を
試みる

テレビドラマのシリーズからラストは映画っていう
流れって昔からあったよね
ゾンビの作品って結構あるから既視感あるところも
あるんだけど、ドラマから追っかけてる猫からは
結構満足してます。
大勢の命か、たった1人の愛する者の命か
響の選択をクライマックスで知り、その覚悟に
涙するしかないじゃない。。。
うたた寝指数は0
評価は◎に近い◯

なんかスピンオフが出そうな気がするんだけど
どう思う？
エンドロールの後チェックね

  

パペットアニメのムーミンの世界の映像は
立体的な絵本をめくって観ていく感覚です
昼下がりのまったり時間に観ると
つい、うとうとしていい昼寝時間が体験できます
そして夢の中でムーミンパパの冒険をどうぞ

うん、また視聴できるようになったらしっかり
観よう
気持ち良いうたた寝指数は60分
いつの間にかムーミンパパの冒険は終わって
いました
  

スウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』リメイク
劇場公開時見逃した作品wowowで鑑賞
劇場で観とけばよかったなぁ
偏屈な老人になるまでには歴史がある
同じ自治体の中での人間関係も時が経てば
変化する
いなくなる人新しい人、居場所の居心地を
よくするのは、コミュニケーションの上で
決めたルールを守ること

新しい住人が、ある意味遠慮なく距離を詰めてくる
家族だったこと、ひとりでこのまま果てようと
思っていたオットーが、再びコミュニケーションを
自然に計れるようになっていく経緯が心地よく
染み込んでいく体験ができました。

オリジナル探して観てみよう♪
うたた寝指数は0
途中で止めて2回に分けて視聴　でも満足指数◎
  

2023年劇場鑑賞108本+2回目鑑賞3本
◆2回目鑑賞したのは
　・君たちはどう生きるか（結局15）
　・エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス（40→0）
　・インディ・ジョーンズと運命のダイヤル（結局20）
リベンジ（うたた寝指数0）になったのはねー
　・エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス　
でしたね＾＾；

【邦画63本+1本】
◆うたた寝指数0で評価◎　25本中のベスト
　・金の国　水の国
　・BLUE GIANT
　・最後まで行く
　・リボルバー・リリー
　・福田村事件
　・ＢＡＤ　ＬＡＮＤＳ　バッド・ランズ
　・映画『ＳＡＮＤ　ＬＡＮＤ』
　・Ｇメン
　・キリエのうた
　・ＰＥＲＦＥＣＴ　ＤＡＹＳ

【洋画45本+2本】
◆うたた寝指数0で評価◎　16本中のベスト
　・パーフェクト・ドライバー　成功確率100％の女
　・エスター　ファースト・キル
　・search／#サーチ2
　・長ぐつをはいたネコと９つの命
　・ダンジョンズ＆ドラゴンズ　アウトローたちの誇り
　・不思議の国の数学者
　・グランツーリスモ
　・ダンサー イン Paris
　・コンフィデンシャル：国際共助捜査
　・ウォンカとチョコレート工場のはじまり

◆あまりはまらなかった作品　
うたた寝指数15で評価〇
　・聖闘士星矢　The Beginning
　・ウィッシュ（吹替）

◆最高うたた寝指数60　寝すぎて評価できず＾＾；
　・ウーマン・トーキング　私たちの選択
　・独裁者たちのとき


さて2024年はどんな感じになるのでしょうか？
楽しみだなぁ～（爆）




  

毎日繰り返される生活と仕事の日々
この人は、何が楽しいんだろうと思いつつ
彼の日々を覗き見する
何かがあって、それがきっかけで彼はシンプルに
丁寧に毎日を送っているんだなぁということと
本が好きで、音楽が好きで、仕事に対しては
真摯に向き合って、お昼休みのひと時と
フィルムカメラで切り取る木漏れ日
この生き方がよくて、あの生き方が悪いなんて
そんな評価はいらないし、そもそもジャッジなんて
できないこと
少なくとも、日常のちょっとしたことを楽しみながら
丁寧に日々を暮らすことが大事だよねっと
しみじみ感じられた鑑賞後

うたた寝指数は0
評価は◎
2023年映画納め  

チリのストップモーションアニメ
1週間だけの公開で、他の映画鑑賞後に
勢いで観たアニメ
この難解なダークファンタジーの悪夢はコロニアディグニダを
ベースにしているとHPで後日確認したけど
まったくノーチェックで今観ないと勿体無いとなぜか
思って観たわけで案の定悪夢に翻弄されてうたた寝指数が
上がること
ストップモーションアニメでそこにある映像の小道具が
バラされながらその素材を使って次のシーンを構築する
そんな映像はじめて体験ですよ
そして不気味で妙に脳みそに刷り込まれる(爆)
そうなのよ、寝てるのに、このヘンテコ映像に意味を求め
翻弄されて目が覚める(観終わる)不思議な作品です
うたた寝指数は30分
評価は映像の凄さが◎
理解できなさで◯
(どーいう評価？)  

実際に起きた障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の
同名小説を映画化した作品
介護士が、その施設の障がい者を殺害していく事件は
記憶に新しい、ショッキングな出来事でした
そこに至るまでの経緯を、同僚である元小説家の女性と
小説家を目指す若い女性からの2人の介護施設で働くことで
感じてきたことを交え淡々と描かれています

これ以上苦しむことはないから、誰も気づいているのに
気づかぬふりをしているから、ボクがみんなを解放してあげます
さとくんの行動は、純粋な青年が出した純粋な結論だったのかも
しれません
でも一方で、障がい者の方はどんな思いでいるのか・・・
本当のところはわかりません
ただ、さとくんが行動を起こす前に何かできることは
あったのではないかとも思います
選択の意思は誰にでも平等にあるはず
そんな意思の疎通が叶う未来が来ますように

そんなことを感じた鑑賞後
うたた寝指数は0
評価は◎に近い◯