哀れなるものたち☆独り言

にゃんこ

2024年02月08日 17:37

フランケンシュタインの女性版?っと思い込んでの
鑑賞だったんですけど、ある意味当たってて
でもちょっと違ってて
ウィレム・デフォーのツギハギ博士の探究心から
生まれ出でたる脳移植で生き返る女性ベラ
彼女の不思議感の理由が胎児の脳で生き返ったから
という設定にぶっ飛びます
だからこそ大人の成熟した女性のカラダに
アンバランスな赤ちゃん脳が成す行動
無邪気な子どもならではの好奇心と残虐性
観ていて、現実感がどんどん薄れ、寓話の世界に
放り込まれた感覚です。
勿論、時間の経過の中で学んでいくベラ
最終的には医者の技術を身につけ素晴らしい
成長を遂げるのですが、そこに至るまでの
本能的に奔放に全ての人を振り回す無意識な
悪女ぶりで、騙していたつもりの男は地獄を見る
ことに(爆)
全編に醸し出される寓話感に、なんか騙された気もする
鑑賞後
うたた寝指数は0
どんでも指数は100
評価は◎寄りの◯

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