今宵、フィッツジェラルド劇場で☆独り言

にゃんこ

2007年07月10日 14:51

去年の11月でしたっけ・・・アルトマン監督が亡くなられたのって
もうもう、びっくりしてしまいました。。。
あんまり監督の名前覚えない(笑)猫が認識している監督さんの
ひとりだったんですもの。
群像を描いて、しっかり収まるところに収めていくのが
とっても楽しかった『クッキー・フォーチュン』で
実は初めて意識しはじめたので、詳しいわけではありません。
でも感覚的に好きな作風なわけで

その夜で、あるラジオショーが幕を閉じる。
参加している歌手やスタッフそれぞれは、あわただしく
最後のショーのために楽屋や舞台裏に待機している。
そんな中、年老いたひとりの歌手が楽屋で息を引き取る。
出番を終え、楽屋で恋人を待っていた彼
事実を知ったメンバーは一抹の寂しさを感じながら
舞台では、はじけた姿を見せるのだった。
そして一人の若者が最後の最後に・・・デビュー
今日のショーもいつものようにエンディング
「また来週お会いしましょう」

フィッツジェラルド劇場の幕が下りる。


舞台裏の人間模様と最後の日に劇場内のあちこちに
ふわっと姿を現す白いコートのブロンド美女
終焉を見届けるために遣わされた存在だということに
気づいたとき
人生の終わりと、劇場の幕切れと、アルトマン自身が
なんとなく重なるような気がしてきました。
でも、それはアンハッピーというわけじゃなくって(笑)
終わりがあるけど、始まりもあるっていうこと

ちょっとしんみりしつつも・・・
このままじゃ、終わりそうもない・・・ラジオショーのメンバー♪
メリル・ストリープとリリー・トムリンの歌声
司会のギャリソン・キーラー(本人)との絶妙な掛け合いに
セッション風景
ブラックなジョークで切りまくる歌を、あえてぶっつけでかます
カントリーミュージシャン(爆)
そして絶妙な・・・効果音担当者^o^
地味だけど、すっごくステキなおじさんです。
もう、職人芸にねーーうれしくなっちゃうもん。
ラジオショーなんて知らなかったけど、今思えば
こんなステキなライブショーやってたんですねぇ。
そーいう意味でも、なんか楽しめちゃうんですよね。

DVDが7月末には販売レンタルされると思います。
うたた寝指数は・・・ほんの5分^^;まぁ ご愛嬌。

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