ブラッド・ダイヤモンド☆独り言
シエラレオネ共和国という国を知っていますか?
猫は知りませんでした。
ギニアとリベリアに囲まれた感じのアフリカの国です。
ダイヤモンドの産出量が多いダイヤモンド輸出国にも
かかわらず、そのダイヤモンドのほとんどが非合法的に
密輸出されている現状で、テロ組織の資金源になっている
可能性のあるため
”血塗られたのダイヤモンド”
”紛争ダイヤモンド”とも呼ばれているそうです。
『ブラッド・ダイヤモンド』は、まさにその映画です。
同国人なのに、反目しあい殺しあう状況
反政府の統一革命戦線(RUF)のメンバーが
ゲームのように無抵抗な民衆を撃ちまくるシーンは
痛くて痛くて、しかたありません。。。
また、拉致した子供を少年兵に仕立て上げる様子が
詳細に描かれてますけど・・・
こんなに簡単に洗脳されてしまうものかと
哀しくなります。。。
生きのびたいという本能は、人間の心を壊すものだと
そういう状況を果てなく生み出す人間って
やっぱり地球上で一番残酷な生き物なのでしょうか。。。
家族とささやかに暮らしていたソロモン。RUFによって
愛する家族と引き離され、ダイヤモンド採掘場で強制労働中
卵大のピンクダイヤの原石を発見し、こっそり隠します。
ダニー・アーチャーは傭兵上がりのダイヤの密売人。
ふとしたきっかけで知り合ったソロモンからダイヤのありかを
聞き出すために、彼と一緒に行動しはじめます。
マディはアメリカ人ジャーナリスト・・・密輸ダイヤの実態を
記事にしたくて、ダニーに近づいてきます。
ひたすら家族を助けたい気持ちで動くソロモン
結果的に彼を助けるダニーとマディ
あれ?主役ってレオ様じゃなかったっけ?^^;
とも思ってしまうほど、シャイモン・フンスーがメインぽい(笑)
でもね、レオ様、とっても熱演です。
ラストの山場は、まさに主役はオレ様!状態で
カメラの映し方も、ほんっとそーいう感じで回ってます。
あーーーでも思うに、あまりに熱演しすぎたので・・・
オスカー逃したんじゃないか?とも思ってしまった
猫なのです、、、
だってオレ様トム様と同じ空気
感じちゃったんだもん(ぉぃぉぃ)
(・・・演技が臭いっていうかベタっていうか、、、)
↑ネタバレ(怒られそうだなぁ~ファンに(爆)
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