カポーティ☆独り言

にゃんこ

2007年03月13日 23:59

3月16日にDVD発売なんだそうですが、試写会(というか上映会)があって
『カポーティ』観てきました。
去年公開されたときに、豊橋まで出かけなきゃ、観られなかったし
思い切り寝そうな気がする映画だったので、スルーしちゃったんですよね^^;

たまたま、膝痛の炎症抑える鎮静作用のあるお薬のせいかどーかはわかりませんが
昼間から、すっごく眠たかった今日・・・ついにうたた寝指数急上昇(爆)
えーーっと118分の映画で60分くらい記憶がないーー;
あーーータダだったのに、やっちまったというか、やっぱりねな結果なのか(苦笑)

『ティファニーで朝食を』の小説発表で作家としての名声を高めた
トゥルーマン・カポーティは社交界でも楽しい会話で人気もの(らしい)
あるカンザス地方で起きた一家4人惨殺事件の記事を読んだことから
次のテーマとすることで、取材をはじめ、逮捕された犯人にも取材する機会を得る。
2人組の犯人のひとりペリー・スミスは、カポーティにとって
魅力的な素材だった・・・
審議が進み死刑宣告されたペリー・スミスたちだったが
カポーティは、まだ彼らから事件当日の事実を語られないままでいた。
その上、ペリーたちは控訴を申し立て、死刑の期日は決まらない。
ほぼ完成間近なのに、最後が決まらないカポーティは焦りを感じ始める
たぶん、彼が壊れ始めたのは・・・その頃からだったのでは・・・


半分はしょってはいますが(寝てるから)、中盤からの印象では
魅せられてはいけないものに惹かれ、自分が優位に立っていたつもりで
結果的には、彼の圧倒的な力から逃れられず、アル中になって破滅した
そんな男を描いているんだなぁ~と認識しました。
とりあえずは、フィリップ・シーモア・ホフマンのアップ!!!
成功した小説が『ティファニーで朝食を』という彼にとって、『冷血』を描ききるのは
許容以上の力が必要で、力足らずで、尽きちゃったんだなぁ~と
猫は感じました。
まぁ、見た目はキューピーみたいで丸いんだけどね^^;;;
しぐさや、しゃべり方に線の細さは現れてたし

半分しか見てないくせに、ここまで記事にしちゃうのもなんですが
まぁ、感じたままの感想なのでいいかなとも^^;;;
でも、キャラ的にはペリー・スミス演じたクリフトン・コリンズJr.のほうが
好みなんですよね~(爆)

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