マイウェイ 12,000キロの真実☆独り言

にゃんこ

2012年02月06日 14:52

オダギリジョーとチャン・ドンゴンの戦争もので
マラソンが共通点の二人の男の物語というだけの
前情報ですが、オダギリジョーの出演作、結構寝て
いる傾向があるので、迷っていたんですよね。
でも、巷の評判はなかなかだし、っと葛藤している
間に、上映時間が少なくなり、駆け込み鑑賞して
きました。

これって韓国映画なんですよね。
でも戦争シーンはびっくりするほどハリウッドに近い
様な気がしました。
しかも、舞台は1928年の日本占領下の韓国から

日本人の少年と韓国人の少年が出会う。
共通点はかけっこが早いこと・・・
そして彼らは成長しマラソンの選手としてオリンピック
を目指していた。
長谷川辰雄とキム・ジュンシク。
運命の皮肉は辰雄にジュンシクを誤解させたまま
二人は戦地で上司と部下として巡り合う。
ロシア前線で日本軍は大敗し捕虜となった二人は
今度はロシア兵として前線へ送られる。
ドイツ戦線で生き別れた二人が次に巡り合ったのは
ノルマンディー・・・今度はドイツ兵としての再会。
二人は生き残り再び祖国の地でマラソン選手として
競い合うことができるのか?

日本映画でここまでグローバルに描いた戦争映画が
あったかなぁ?っというと、ない(笑)
そして、ここまで戦争描写した作品あるかなぁ?
っていうとやっぱりないと思う。
上映時間結構長かったけど、のめりこんで観られる
ことは間違いないと思います。
前半の敵役、辰雄の憎々しさMAXな演技から一転して
後半の憑依が抜けた後の爽やかさのギャップ。
どこまでも爽やかなジュンシクと対照的ですが、どう
考えても、演技する俳優としては辰雄キャラのほうが
やりがいがあるんだろうなぁ~(笑)
ノルマンディー戦線ではほぼ『プライベート・ライアン』
彷彿という感じで、戦争の痛み感じながらもちょっと
ワクワクしてしまいました不届きものです。
うたた寝指数は0
評価は◎かなぁ。


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