源氏物語 千年の謎☆独り言

にゃんこ

2012年01月21日 22:44

優雅な平安絵巻の世界は時間がゆったりしている
のは当たり前。
今までにも源氏物語テーマにした作品って結構
作られていますけど、今回はアプローチの仕方と
しては成功してると思います。
導入で藤原道長と紫式部との関係と、源氏物語が
生まれるきっかけは、これなのよ!っていう始まり
は予想通りの展開ながら(笑)
東山くんと中谷美紀の、まぁなんと美しい濡れ場の
描き方。
あの衣擦れの音ともろ肌見せないのが雅やかで。
結局、自分の想いを物語に込めて光源氏という道長の
分身を創り出した紫式部。
でもその物語が現実世界と交錯する。
六条御息所は、式部の情念の深さが生み出したリアル
田中麗奈がねーーー結構見事に演じてます。
怖い生霊(笑)
まあ、中谷美紀演じる紫式部の微笑みも、ちょっと
不気味な怖さひそませてますけどね。
後は、真木ようこの桐壺と藤壺にはびっくりします。
どうもSPの印象が強かったので、このたおやかさと
やわらかい微笑みとはかなげな雰囲気にやられます。
生田斗真くんも頑張っているのは確か(笑)
友達曰く、斗真くん肌がすっごく綺麗になったって。
それにしても、まさか安倍清明まで登場するとはね。
でも衣擦れの音と雅楽の調べばBGMってかなり眠気
感じます^^;
そしてなぜか、源氏物語の映画は以前もそうでしたが
記憶が適当に飛ぶんです(爆)
ひとつのエピソードにかなりの時間費やして丁寧に
描いているので、まぁちょっと端折ってもと思って
しまったようです。(ぉぃ)
うたた寝指数は30分
評価は○
紫をテーマにした衣装はとても素敵なんです。
衣装鑑賞もこの映画の楽しみ方のひとつでしたね。

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