十三人の刺客☆独り言
公開してからやっと時間がとれました。
『十三人の刺客』の稲垣くんの極悪非道の殿様堪能しに
行ってきました。
あれ?主役は役所さんだっけ?(笑)
三池監督の作品でかつての同タイトルのリメイク。
オリジナルは未見です。
一人二人と刺客仲間が増えていきますが、十三人って
そんなに多くはないんですが、目立つ人、目立たない人が
はっきりしています。
役所広司と山田孝之、松方弘樹、伊原剛志、古田新太、
そして伊勢谷友介は目立つメンバー
ちょい地味で沢村一樹、高岡蒼甫、六角精児
あとは、あ、そういえば顔観たことあるかなっていう感じ
でも後半クライマックスでのそれぞれの殺陣のシーンは
お見事です。
強烈な印象を残すのはやっぱり稲垣くん扮する殿様
その冷酷さ残忍さは強烈です。
いい役貰ったよね~ほんと。
そして彼自身見事なオーラはなってます(笑)
忠臣の首を蹴るような殿様の末路・・・あのシーンなら
あの穴にドッポン!なんて予測してたけど、さすがに
それは・・・できなかったっていうのがあるのでしょうか?
(まぁ、落ちてたら・・・SMAPファンの反発買うだろうな^^;)
チャンバラシーンは、あまりにも長すぎて寝ちゃうかなって
予測してましたが、面白くって寝る暇ありませんでした。
それにしても松方さんの殺陣は、きまってますよね。
血みどろで泥と消炎で薄汚れてるのに立ち姿のカッコよさ
ピシッと決まる太刀さばき・・・さすがです。
長いけどお腹いっぱい観応え満点でした。
主君に忠誠を尽くすことを正道とする鬼頭半兵衛
暴君を討つことが正道という新左衛門
物事のどちらが是か非かは、信じるものの視点で変わる
ものなのです。
それでも「余が老中となったあかつきには、再び戦の世
としよう」
などと言い放つ輩は野放しにしちゃいけないと思います。
とはいえ、こういう嗜好をもった輩がいるから世の中平和に
なりきれないんです。
広島・長崎の100年前の物語と語られますが、今でも
世界のどこかで同じようなことが繰り返されている・・・
ちょっと考えさせられます。
うたた寝指数は0
エンタメ感抜群です。三池さんGood Job!
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