ミック・マック☆独り言

にゃんこ

2010年10月02日 00:07

ジェネ監督の新作『ミック・マック』観てきました。
予想通りうたた寝指数が20分
『アメリ』でも寝てるので、なんとなく予感はありましたが
でも、ジェネ監督の感覚は好きなんです。
導入はOK。
父親は戦争に行って地雷で爆死。
母はその為か鬱になり子育てを放棄してしまったらしく
施設で育ったバジルでしたが、一応まっとうな(?)大人
になりました。
ところが、たまたま勤務先のビデオショップの前の路上
での銃撃戦で被弾して、瀕死の重傷。
一命は取り留めたものの、弾は頭の中に残ったまま。
彼の不幸のきっかけをつくったのは地雷や銃を作った会社
ユニークな仲間たちと出会って、そんな会社に復讐を図る
ことになります。
そんな予告には十分魅せられるものがあったんです。
ところが仲間と出会って復讐しちゃおうと計画を立てるあたり
で猫は記憶が飛びました^^;;;(爆)
仲間のキャラクターも把握しきれてなかったけど、まぁ特に
問題もなく(え?)傍から見ればちょっと度が過ぎたけど
まぁ十分いたずらの範疇になるだろう数々のミッションが
始まった頃からは、目が覚めたんですけどね。
後半に向かってのいたずらの仕掛けは、クスクス笑って
楽しめます。
チープで大掛かりな面白さと、それを成し遂げるチーム
ワークのよさがいい。
みんな、クセありなキャラクターなのも、ジェネ監督らしい。
軍需産業をやっつけろ!需要があるからって供給して
金儲けをしていることに対して、現実はなかなか何も
できない弱者が知恵をひねって相手を罠にはめる爽快感
前半のうたた寝はありますが、寝ても面白い作品です(笑)

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