ロストクライム -閃光-☆独り言

にゃんこ

2010年07月09日 23:49

戦後最大のミステリー3億円事件ということで、この
事件をネタにいろいろな作品が作られています。
犯人は捕まらず、迷宮入り・・・それには実は警察上層部
の思惑が深く絡んでいたのです・・・
というのが、この作品。
奥田瑛二扮する刑事は、3億円事件にかかわっていると
思われていたラーメン店の店主の死体発見をきっかけに
定年間近でこのパンドラの箱を開けようとする。
ところが、他にも3億円事件にかかわっていると思われて
いた人物が次々に殺されていく。
一体何が・・・

若手の刑事に渡辺大が扮しています。
一緒にパンドラの箱開けちゃって、彼の今後はどうなるの
かなぁ~?っというところで終わります。
もし、この警察機構による隠匿が、実はいろいろあるなんて
事実がほんとにあるのだとしたら、あのラストシーンは薄ら
寒いものがあります。
国家権力に反発する若者たち、理想を掲げそれを叶える為
の熱い想い、当時のしてやったり感。
傷つくものは誰もいなかったはずの事件。
刑事ものにしては眠くならなかったのは、結び付け方が
面白いなっと思ったからですが、なんとなくむかし観た
いろいろなドラマの感覚が重なっていた感もありました。
まぁ、かたせ梨乃や中田喜子や烏丸せつこが出演していて
かつてはお色気担当の女優さんがなつかしく思えたせい
かもしれませんね。(笑)
封印されたものは、むやみに開けちゃいけない・・・とはいえ
封印しなきゃいけないものを作ってしまうことの方が、
ほんとはいけないことなんですよね。
結局それによって闇を背負う人間を生んでしまい人生を
歪めてしまうことに。。。
うたた寝指数は0
あぁ、渡辺大・・・ごめんね『プライド』の女装思い出してしまい
結構笑いがこみあげてしまったの。

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