パーマネント野ばら☆独り言

にゃんこ

2010年05月28日 00:16

小さな港町の美容院には毎日いろいろな
女性が集まってくる。
おばちゃんたちはきつめのパンチパーマを
かけながら、色恋話に花が咲く。
まぁちょっと脚色はされちゃうのはご愛敬(笑)
店主はパンチパーマが小粋なまさ子さん。
そんな美容院野ばらに出戻ってきた、なお子。
離婚の傷は、今は新しい恋で癒されているけど…

『パーマネント野ばら』観てきました。
やっぱり女性のパワーってある意味凄いよね。
手に職を持った母まさ子の姐御ぶり、親友みっちゃんの
パワフルさ、ともちゃんの懲りないダメ男遍歴。
そしてご近所のおばちゃんたちの積極的なアプローチ。
それに反しての不甲斐ない男性陣の情けないこと、、、
まさ子の夫カズオは別の女性の元に転がりこんだまま。
みっちゃんの浮気性の夫はみっちゃんの店の女の子に
手を出しまくり、ギャンブル狂で行方をくらました
ともちゃんの旦那にしても、よくもまぁここまで
ダメンズ持ってきたもんだと、その中でひときわ輝く
王子様がなおこの恋人カシマなわけで。
でも原作を読んでる人はこの結末わかって観ちゃって
いるのかな?
エピソード的には一番地味っぽいなおこがやっぱり
主役だったんだよねって。
スクリーンの中の菅野美穂のはにかんだ笑顔がきゅんっと
きちゃいます。
打ち寄せては引いていく波が、いつか傷ついた心を癒して
くれる象徴のように思えたラストシーン。
海はなおこを見守る港町のおばちゃんたちのようにも
思えます。
うたた寝指数は0

ちなみに、一番凄いと思ったのは山の中で暮らす婆ちゃんです。
実は一番したたかで女なんだわ(笑)
カマキリのメスというか、女郎蜘蛛というか←すごい表現(爆)
もう、一枚も二枚も上手の凄い婆ちゃんでした。

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