ラブリーボーン☆独り言

にゃんこ

2010年01月19日 16:16

『つぐない』に出演していたシアーシャ・ローナンが
主演・・・と言われて、記憶の引き出し開けてみて
あぁ、あのときとはイメージが違う(笑)
だから気づかなかったのねっと、改めて思いました。
今回の彼女の演じたスージーは、青い瞳がキラキラした
素直に青春を謳歌している少女でした。
『ラブリーボーン』
監督はピーター・ジャクソンで出演者も豪華なもの
マーク・ウォールバーグ、レイチェル・ワイズが両親
祖母にはスーザン・サランドン。

14歳のお魚みたいな名前のスージー・サーモンは
1973年12月6日、近所の男性の手で殺された。
天国の手前の世界で、友達もでき楽しく過ごして
いるものの、彼女は家族のことを心配する。
だって、彼女を殺した犯人はすぐ傍に住んでいて
家族に何か起こるかもしれない。。。
大好きな家族がバラバラになってしまわないように
彼女は見守っていた。
そして、心残りになっていることもひとつ・・・

天国の手前の世界のCG観ながら、以前に観た
ロビン・ウィリアムズの『奇跡の輝き』思い出して
いました。
平原の中心にそびえたつ大樹。そこは天国の入り口
なんでしょうか?
家族を見守っているスージーの立ち位置に関しては
『ゴースト ニューヨークのまぼろし』みたいな風味に
なるのかなって思っていたものですから
そういった意味では意外な展開(笑)
まぁ確かに心残りは・・・同じようなものありますけど。
謎は解明して、事件は解決して、残された家族は
悲しみを乗り越えて、犯人は報いを受けるという流れ
にはなっていますが、予測していたものとはまったく
異なるアプローチだったので観ていたときは物足りなさ
を感じてしまいました。
残酷な現実を表に出すのが目的だったわけじゃなく
14歳の少女が突然この世を去らなければならなかった
この事実を受け入れて、思い残したことを実らせて
心おきなく天国へ旅立っていく過程を描いていくこと
だったんですよね。
スージーがラストで他の少女たちと前に進んでいく
シーンが印象的です。
うたた寝指数は中盤で10分ほどもってかれました。
見守っているだけっていうのがじれったかったのね(爆)

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