黒猫のうたた寝

TOHOシネマズ　サンストリート浜北がオープン～
10日の初日は1000円鑑賞できたらしいんだけど
いろいろあって＾＾；行けなくってねぇ、、、
翌日にレイトショーで、はじめて行ってみたわけなんですが
とりあえず、新しいところはいいなぁ～と思ったものの
『夕凪の街　桜の国』観たスクリーンの座席のＪ列は
ちょっと前の座席の高さが気になっちゃったのです＾＾；
まぁ、それはそれで置いておいて・・・

原爆の被爆した記憶
私は幸せになっちゃいけないんじゃないか
生き残ってしまってゴメンナサイ。。。
長生きしいや・・・妹の最後の言葉
なんで原爆は広島に落ちたんだろう・・・
落ちたんじゃない・・・落としたんだ・・・

言葉だけでも、心に突き刺さる・・・
映像が優しいトーンで綴っていくことに
終始しているから・・・余計にだったかも
原爆投下後の広島の被爆地の状況は
あえてなのかたぶん小学生が描いた絵で
描いていた・・・
時を経てもつきまとう被爆者だということ、、、
被爆して13年後に亡くなった伯母の皆実
被爆して44年後に亡くなった祖母のフジミ
生まれたときに被爆していた母の京花
幼い頃病弱だった弟の凪生
命が長くても短くても”被爆者”という言葉が・・・

猫は広島を訪れたことはありません。
戦争も知らない世代です。
哀しくて痛みを感じる傷痕に触れるのは
できれば避けたいと思います。
でも、やっぱりこの記憶と事実を封印しては
いけないんだろうな・・・

この映画が地元で公開されるとは
実は思っていませんでした。
同じ市内にできた、同じ資本のシネコンで
どーなんだろうなぁ～って思っていたけど
公開キャパが増えたこと、素直にうれしいなぁって
ちょっと思えた夜なのでした。