黒猫のうたた寝

昨日観ようと思ったんだけど、父親の葬式のシーン以降
寝てしまったようで＾＾；井川遙が出てたの知りませんでした（爆）

っということで本日仕切りなおしのＤＶＤ鑑賞は
『暗いところで待ち合わせ』

事故で視力を失ったミチルは父親と静かに暮らしていた。
ある日、突然その父が亡くなり、彼女はたった一人で
暮らすことになった。
ひとりぼっちの暮らしの中に、ある日突然誰かが入り込んできた。
ひっそりと身を潜め、気配を消そうとしているけど・・・
でも、その存在は彼女に危害を加える気配はなく
逆に、彼女を見守ってくれているように思えてきた。

アキヒロは印刷会社で働く父親が日本人の混血の中国人
日本にも会社にも馴染めず、先輩社員の陰湿ないじめに
いつしか殺意を抱くようになる。
そして事件が起きた・・・アキヒロは容疑者として追われることに
そして彼は、ミチルの家に逃げ込んだ。
ミチルに気配を気取られぬようにしながら、窓の傍の壁際に
じっと座り込む。

乙一の描く切ない物語が好きです。
まぁ、そんなにたくさん、彼の本を読んでるわけではありませんが（笑）
実は公開当初は原作者が乙一だと知らず、近場で公開なかったから
ま、いいか～～～って思ってたら、映画友達がなかなかの好感触な
感想出してるし・・・ってことでＤＶＤ待ってました（笑）
ちゃんと目が覚めてる今日、観直したら、なかなか好きだわ
この空気・・・という感じ。
あぁ、勿論この切ないサスペンスの犯人だとかは
消去法ですぐわかっちゃうんだけど＾＾；；；
そんなことよりも、ミチルとアキヒロの静かな交流と
それぞれ、人と接することに臆病になってた二人が
殻を破る過程の描き方が好感もてちゃうもの♪

井川遙が、元陸上選手の役でしたが・・・
あぁ、ほんっと親切にもわかりやすすぎる（爆）
やっぱりサスペンス色は、単なるエッセンスだっていう
証拠よね～～（笑）