黒猫のうたた寝

リメイク版観終わったら、無性にオリジナルが観たくなりました。
結構、記憶に遠いので、観終わったら、こんな映画だったんだなぁ～って感じだけど（笑）
そいえばオリジナルの題字･･･リメイクとほぼ同じだったみたい
やっぱり意識的だったのかなぁ？＜リメイク（笑）

日本海溝を調査した結果、田所博士は驚愕の結末を予測する。
最悪の場合２年以内に日本は海底に沈む･･･
やがて、各地に異変が起こり･･･日本は、その存在を徐々に失っていく
Ｄ計画により海外へ避難していく日本人たちと、日本と運命をともにしようとする日本人たち･･･
国土を失おうとしている日本人の運命は･･･

時代の設定はいつ頃なんだろうなぁ～
ＳＦだから近未来･･･２０００年代初頭くらいなのかな？
まさに、それなら、今･･･ってことなんですよねぇ
潜水艇のパイロット小野寺には藤岡弘、
彼と引き合わされて恋人となる伊豆の資産家令嬢　玲子にいしだあゆみ
個性的な田所博士に小林桂樹、山本総理に丹波哲郎

いしだあゆみのご令嬢に微妙なバブリーさを当初感じますが
奔放なようで、実は結構純情一筋なお嬢様でした。
藤岡さんは仮面ライダーのせいか（笑）熱血漢イメージ
田所博士は、思い切りクレージーな雰囲気かも･･･強引パワーがものすごい＾＾；
丹波さんの山本総理の涙目に、ちょっとぐっときました。。。
彼は、最後の最後まで･･･日本人を脱出させるために奔走･･･
リメイクでは小泉チック山本（石坂浩二）総理と、鷹森♀危機管理担当（大地真央）に
キャラ２分されちゃったようですね～＾＾；
73年版では、日本の政府のおえらいさんへの状況解説を、本当の学者･･･当時の東大教授が
担当してます。
そこだけ、すっごく浮いてるけど（笑）
演じてないからね～
いまだと、あーいうしゃべりはないよねぇ～･･･ちょっと新鮮かも
（リメイクは外国人の学者が日本沈没の可能性説明してたし･･･）

全体的に、日本沈没が全体的に現実味を帯びるまでの時間が、かなり長い感じ
そこに行き着くまでには、勿論地震や噴火の描写が、
じわじわーーっと首を絞めるように入り込んでて、
その特撮映像･･･昔ながらなんだけど
ちょっと感動（笑）
ミニチェアセット使ってるのわかるし、リメイクのＣＧの映像とは
比べ物にはならないんだろうけど･･･
ものすごい頑張りぶり･･･なんか実感してしまいました。
こういう映像作ってくれたあの時代があったから･･･今のこの映像があるんだよねぇ

生きていれば･･･また必ず逢える･･･
そんな想いが感じられる大陸横断鉄道で難民キャンプへ移動する人々の映像
地図から日本は消失した･･･でも、その次は？で『アルマゲドーーン』とか
『デイ・アフター・トゥモロウ』とか『ザ・コア』とか？
続いていくのでしょうかね、、、妄想すると、ちと微妙です（爆）
だって、もしかしたら『日本以外全部沈没』だって可能性もなきにしもでしょ？