2006年11月29日

手紙☆独り言

やっぱり食指が動かないのって・・・理由があるんだわ^^;
山田孝之くんの、暗い暗いキャラクターに
最近、どーも全部同じに見えてきてるエリカさま・・・
とはいえ、タダゆえ観にいきました。。。
東野圭吾の原作に、オフコースの歌がかぶる『手紙』

たった一人の兄が自分の進学の学費の為に強盗殺人の罪を犯す
兄は無期懲役で千葉の刑務所に・・・
弟は、殺人犯の身内ということで、差別され肩身の狭い状態で
地味に、目立たぬように生活を送る・・・
兄からは毎月手紙が届く。
でも、弟は兄に返事を書くことをやめてしまった。
兄の為に愛する人も、成功しかけていた仕事も失ってしまったから・・・


刑務所で、ひたすら罪を償い続けている(つもりの)兄
目立たぬように生きているのに、結局犯罪者の家族として差別される現実に
流されていく(悲劇の主人公のように卑屈になってる)弟
個としてちゃんと見てくれる人もいるけれど、世間の大多数は
血縁というしがらみも含めての個として人を判断するものなのね。。。
ネガティブ精神旺盛(ってなんか凄い表現だけど)な弟が
お笑い芸人というシチュエーション・・・なじめなくって^^;
あまりのテンションの低さに・・・これで売れてるって設定も
なんだかなぁ〜。。。って思えてしまって・・・
やっぱり、すっごく客観的に観ている自分がいました。

切羽詰ってしまったとき、もし、この兄弟にも親がいれば
理解や、相談に乗ってくれるおとなが傍にいれば
こんな事象は起きなかったかもしれない・・・
ひとりぼっちで絶え続けるのは、ものすごく辛いかもしれない
でも、独りぼっちを選択したのも自分だし、
中途半端に独りぼっちから抜け出そうとしたのも自分だし
結局は、その中途半端さが悲劇を生んでしまうのかなぁ。。。
ただ、優しい気持ちは、ちゃんとある。
愛してくれる人は、すぐ傍にいる。
周りを見ないで、壁の中に閉じこもって
自己完結しているばかりじゃ、わからないでしょ?
差別のない世界はないけれど、自ら差別される生き方
を選ぶことはない・・・
だって、生き続けなきゃいけないんだから・・・
誰もが背筋を伸ばして、立つことができるようになったとき
もしかしたら・・・いつかは・・・差別のない世界が
生まれるかもしれない・・・
そうなったら、ほんとにいいのにね〜

ってことで、すっごく客観的な猫は、涙することもなく^^;
山田くんの胸毛って濃い目だなぁ〜とか、髪型が変だとか・・・
エリカさまの美容師勉強中期間は・・・けばすぎるーー;とか
余計なこともずいぶん感じながらの鑑賞なのでした、、、
玉山くん見ながら・・・やっぱり『NANA』は鬘だよなぁ〜とか(ぉ

でも、とりあえず、テーマ的にはいいとは思うんだけどねぇ
どーも、東野圭吾原作の映画は・・・いまいちだーと思ってしまう
猫なのでした。。。


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Posted by にゃんこ at07:30
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