黒猫のうたた寝

『リアル鬼ごっこ』と同じ山田悠介原作だそうです。
子供の自殺が増えたので、原因究明の為に無作為に
選ばれた子供たちの心臓に起爆装置を埋め込み、その
スイッチをそれぞれに渡して、自らスイッチを押して
自殺するまで観察しましょうって、、、
あまりにも悪趣味な設定。
しかも、全国規模で同じ趣旨の施設を作ること自体
税金の無駄遣いでしょう。
それが許容された世界になっちゃったら、本当に嫌
だなぁ～～っと思ってしまった冒頭。
そんな施設に収容されて、頑張り続けて7年･･･
生き延びたのは6人。
そして、やっぱりこんな施設維持に予算は出せないと
いうことで、生き延びた6人を早く自殺させてしまい
なさいというお達しが。
そんな施設に赴任してきた新人看守の南洋平。
彼がやってきてから、次々に仲間が自殺していく。

全国の佐藤さん♪鬼ごっこしましょう～～～のほうが
中身的には好きです。
今回の物語は、設定が生理的に嫌だなぁ。。。
その上、映像はあまりにも美しく描かれててね。
無垢で純粋で･･･だから選んだ道･･･
終わり方が、そうなるんだろうなぁと思いつつ
こんな結末にしてしまったこの作品の世界が現実に
ならないようにと祈りたくなってしまうのでした。
優しい大人も登場しましたが･･･その前にこんなこと
が起こらないようにすべきだったのに。。。
真っ白な収容所が眠気を誘い（というか、観始めて
世界観になんじゃこりゃって思ってどうでもよく
なったのか）うたた寝指数は30分
後半は小出恵介と水沢エレナのPV風味な感覚です。