2010年10月21日

大江戸りびんぐでっど☆独り言

劇場でポスター見た時に、あぁこれはチェックしないとっと
しっかり決心してました。
歌舞伎とゾンビって組合せの意外性、ほんっとにんまりして
しまいます。
宮藤官九郎×歌舞伎=お江戸にゾンビ出現♪
ある意味新しい冒険というか、このネタで歌舞伎ファンは
どういう反応見せるのかな?
観客の年齢層は今まで体験した以上に高めだったりしてます。
平日の日中時間だからなのでしょうか?しかも満席(爆)
そりゃ2000円(前売り1800円)で歌舞伎が観られるんだもの
お得よね。
しかもオペラグラス必要ないし(笑)

新島からやってきた半助。
秘伝のクサヤ汁のせいで、新島では”ぞんび”なる死人の
起き上がりが大量発生。
人に噛みつき、噛みつかれた人は”ぞんび”に変化する。
新島から本土に来ちゃった”ぞんび”はお江戸で大量発生。
そんな”ぞんび”に噛みつかれないで従えることができる術は
秘伝のクサヤ汁を体に塗ること・・・半助はこれで”ぞんび”の
派遣システムを構築(え?)派遣の元締めとなるのだった。
なんてったって”ぞんび”は人間の嫌がる危険なことでも
低賃金労働でOK。
経費節減で”ぞんび”はいかが?
あ、でも人間様の失業率が上昇しちゃって、さぁ、大変!

昔観たけど、何観てるのか覚えていないくらい歌舞伎には
うといんです。でもクドカンが演出してるくらいだから今風の
舞台ぽい感覚で、冒頭のクサヤ売りのシーンなんて劇団
新感線で観たことあるような干物の着ぐるみモノの登場で
吹き出しそうでした。
しかも・・・大概主役級にかぶらせちゃうのも同じ感じ(爆)
あぁ、クサヤ汁って魚じゃないものもクサヤにしちゃうのねっ
て、その強烈さに・・・ぞんびの素にしちゃうのってわかる!
って思っちゃいます。
でも、これって猫は笑っちゃったけど、年配の皆様どうなんだ
ろうって思ってたら・・・結構場内笑い声上がってたのよね。
ぞんびダンスも歌舞伎俳優さんたちが踊ってるって思うと
妙におかしかったりします。
メインを演じてた若手もよかったんですが、ツボにはまるのは
女郎お染の中村扇雀さんと、ぞんびの与兵衛の片岡亀蔵さん
四十郎の坂東三津五郎さんでした。
コミカルな要素持ちつつの見得の切り方とか、笑わせて
いただきました。
それにしても思いこみの強さって・・・ある意味『東京ゾンビ』
連想しちゃいましたよ^^;;;
うたた寝指数は0
ちょっとお得な時間過ごしました(笑)


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Posted by にゃんこ at23:54
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なのに、映画語っちゃうとんでもない猫です。
うたた寝指数が一応バロメーター♪です。
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