黒猫のうたた寝

なぜか、たまたまの4連休初日。そしてなぜか毎日
試写会参加になりましてまずは1日目の映画は
『死刑台のエレベーター』リメイク作品です。
オリジナルはタイトルのみ知ってますが未見。
元々はフランス映画・・・予告で観てますが、吉瀬さん
の台詞
”あの人を殺して、私を奪いなさい。”
かなり頭にインプットされる強烈さがあります。
実はね＾＾；；；体調いまひとつで途中退席しちゃったりして
いまいち集中して観れてはいないけど、あえて舞台を日本
ぽくない横浜に据えて、もうひとつの殺人現場を箱根に
してみて、撮り方も今風な感覚じゃないっていうのは感じ
ていました。
うちに帰ってみて、オリジナルのリマスターの公式サイトで
予告観ましたが、この切り取られたシーンだけ観ても
かなりほんとに忠実リメイクだったんですね。
感覚的に最初から日本を切り離して、アジアの別の国
と思いながら観ていたので、ライカのカメラのアナログ感
と携帯のデジタル感が共存してても、あんまり気にならな
かったし(笑)

ひとつの殺人事件の犯人の男が証拠隠滅の為に戻った
会社のエレベーターに一晩閉じ込められた。
待ち合わせに現れない男を探して街をさまよう女・・・
彼は、彼女を裏切ったのか？偶然見かけた彼の車の
助手席には若い女の姿が・・・
実は置き去りになっていた男の車は、男に憧れる若い
美容師の女とヤクザに怪我を負わされた若い警官に
盗まれていた。
そして起こったもう一つの殺人事件・・・男はその事件の
容疑者として捕獲された。

エレベーターに閉じ込められた原因を話せば・・・無実の
殺人事件の容疑は晴れるけど・・・結局自白することに
なっちゃいますよね。
舞台の設定は、面白いものがあります。
普通に考えれば、エレベーターって止まっても、ちゃんと
保安システムあるよね～なんて思いますが、わざわざ
むかぁしのシステムの年代物の建物を舞台にしてるし
ほんとに、わざわざ、そうしましたって感がいっぱい。
忠実に昔のフランスのあの感覚を、今に融合させて
がんばって表現してみましたって。
ビジュアル指数は高め。色はあるんだけど、感覚的に
モノクローム、セピア色感。
そういうものとして観れるならよいかもしれません。
日本の～とか、現代の～って無理に当てはめようとすると
微妙(笑)
だから台詞もちょっと、舞台調かもね。
うたた寝指数は25分離席時間込みです。
オリジナル11月にシネマテークにくる模様です。
観に行くのが早いかDVD借りてくるのが早いか
どっちかな？