黒猫のうたた寝

飼い猫の黒猫を探して、猫に関する思いがけないことも
知る。
『ネコを探して』を観てきました。
癒されに行ったつもりで、ええ、しっかり寝ましたが(爆)
それ以上に、人間の身勝手さも感じたりして。。。
ごめんね、にゃんこ達。そしてありがとうって思います。

めずらしく、アニメで始まるドキュメンタリー
つかみはOK。飼い主は愛猫のクロを探しに別の世界に
入っていきます。
そこは外国のこともあれば、日本のこともあり、過去を
観ながら、また現代のあちこちを巡る猫探しの旅・・・
人間と共存しながら、ある時は人間に迫りくる危険を
知らせたり、ある時は人間に癒しを与える存在に。
猫が人間に与えてくれたものって、無意識だったけど
計り知れないくらいの大きさがあるんだって感じます。
そんな猫に対して、人間の接し方は自分本位です。
水俣病の危険性を身をもって教えてくれた野良猫たち。
そこに居るだけでローカル線の活性化をしてくれた猫。
線路の維持管理の為に飼育されていたけど、経営者が
変わって捨てられた猫。
ホテルの部屋で宿泊客を歓待する猫は、誰にでも
なつかなければ意味がない。
痴呆症専門病院で死を迎える患者を見守る猫。
カワイイという言葉に振り回され、そして捨てられる猫。
自由で気まぐれ媚びない姿に憧れながら、一生外に出さ
ないで部屋に閉じ込められた猫。

猫に与えられた勝手なイメージが独り歩きしてる、、、
思いあがった心が鏡に映る・・・前半寝てたけど、目が覚め
ます（ぉぃ）

あなたに巡り合ったその小さな命・・・
見守ってくれるその命と、きちんと共存できる人間で
ありたいものです。
うたた寝指数は20分
でもね、印象に残る作品です。