黒猫のうたた寝

原作、以前に読んでますがレビュー書いてませんでした。
たまたま観た映画blog友達のcyazさんのレビュー読んで
そそられて読んだの覚えてます(笑)
設定が面白いんですよね、それで映画向けかなっと思って
いたら…ほんっとに映画化されました。
とはいえ押尾事件で一時期公開危ぶまれたそうです。
でも、ちょうど櫻の時期の公開になってある意味よかった
かもしれません。

伊達秀吉38歳、借金と前科あり、勢いで雇われ先の親方
殴って車と少しばかりのお金を盗んで、この先どうなる？
自殺を図ってみてもうまくいかない、、、そんな秀吉が
出会った世間知らずの金持ちの子ども伝助。
これもまた勢いで誘拐しちゃった。（伝助自身は家出を
助けてくれた、いいおじさんだと思い込んでいる）
何しろ誘拐に関してはムショ仲間から教えてもらった
秘策がある♪もう大丈夫～前途は揚々っと思っていたのに
伝助のパパは実は暴力団のこわーい組長さんだったのです。
秀吉の運命は？！

高橋克典が秀吉役と聞いて、大丈夫なのかな？って思って
ましたけど、物語が進むうちに結構違和感なくなって
情けないけど人がいい憎めない男を演じきってました。
伝助のパパに翔さん配役に当てたのはさすがピッタリ。
ママ役のYOUは、当初イメージ違うような気がしましたが
後半秀吉と対応するシーンがあって、そのときにはやっぱり
彼女じゃなきゃねって思わせてくれました。
仕事やなんかで子どもとなかなか向き合えないパパ世代が
観たりすると、結構胸に響くものがあると思います。
パパは向き合えないジレンマ抱えながらがんばって
いるんだよね～(笑)
キャスト的においしいのは、やっぱり船越さんと笹野さん
うたた寝指数は０
伝助の初めての大冒険…たくさんの初体験と大切な人と
きちんと向き合うことを教えてくれたおじさんとの
不思議な友情物語でした。
んーーーっと、ちょっと予告イメージはどうなんでしょう。
ハードボイルド…ぢゃないかもなぁ(笑)