黒猫のうたた寝

トム・クルーズ扮する上院議員とメリル・ストリープ扮する
女性ジャーナリスト
二人のやりとりを見ながら、やるせなさを感じずには
いられなかったりする。
『大いなる陰謀』観てきました。

トム・クルーズの上院議員の、好人物そうな若手の
みかけと、実はかなりしたたかな実態と、手を汚している
戦場の兵士に対してうわっつらなことしか
思っていないのが見え見えなのが・・・
なんだろう、はまってる＾＾；なんて思っちゃった。
対談の終わったメリルの癇癪が社に戻って爆発するの
よっくわかるわ～～～
物語は、この二人と、アフガンの最前線にいる二人の兵士
そして、ある大学の教授の部屋での教授と学生の面談シーン
３つのストーリーが並行に交錯して進んでいきます。
何も絡んでないようで、実は絡んでいた３つの空間
アフガンに志願した兵士は教授の教え子で
アフガンへの進攻を正義として支持したのは上院議員
そしてその上院議員を持ち上げたのはマスコミ

でも、絡んでるんだけど、効果的に連鎖してない感がありました。
そこがねーーーなんか残念に思うんだなぁ。
ただ、同じ大学に在籍していたのに・・・
何も違いはない青年たちなのに、アフガンに散った志願兵の彼らと
学生生活を送る現役大学生たちの対比が心に残ります。
そして、その後のやるせなさはメリルのジャーナリストの
癇癪にきっちり繋がるのは・・・確かなんだけどねぇ
うたた寝指数は０